1. チャミスルのカロリーはどれくらい?

まず本項ではチャミスルのカロリーについて解説していくが、その前に一般的に流通するお酒のカロリーを知っておくことも、基礎知識として大切なポイントである。ダイエット中でもお酒を飲みたいという人は、チャミスルのカロリーと普段飲んでいるお酒のカロリーを比較してみてはいかがだろうか。
醸造酒のカロリーとは
一般的に流通するお酒の中で、まずは醸造酒の100mlあたりのカロリーを紹介していこう。醸造酒とは、酵母を用いて原料をアルコール発酵させたお酒のことを指す。まずは晩酌の定番であるビールのカロリーだが、こちらは100mlで約40kcalと意外に低い。次にワインのカロリーは100mlで約73kcal、日本酒であれば100mlで約103kcalである。いずれもアルコール度数が低い分、比例してカロリーも低めであることが特徴だ。ただしこれらには、基本的に糖質が含まれているので、ダイエット中や糖質制限中の人は注意しよう。カロリーや糖質が気になる人は、カロリーオフの商品や糖質ゼロの商品を選ぶのがおすすめだ。
蒸留酒のカロリーとは
次に、蒸留酒の100mlあたりのカロリーを紹介していこう。蒸留酒とは、醸造酒を蒸留して、アルコール分を抽出したお酒のことを指す。醸造酒に比べるとアルコール度数がぐんと高くなるため、カロリーも高くなることが特徴だ。焼酎の100mlのカロリーは、焼酎乙類(単式蒸留焼酎)であれば約147kcal、焼酎甲類(連続式蒸留焼酎)であれば約206kcalである。またウイスキーやブランデー、ウォッカなど、アルコール度数が約40度のお酒であれば、100mlで約240kcalまで高くなる。ただしここで覚えておきたいポイントが、蒸留酒は醸造酒とは異なり、糖質が含まれていないということだ。またアルコールのカロリーは「エンプティカロリー」とも呼ばれ、体内に蓄積されにくいものとされるので、蒸留酒はダイエット向きのお酒といえるが、いくら飲んでも太らないというものではない。飲みすぎには注意して、適量を飲むよう心がけよう。
チャミスルのカロリーとは
では、実際にチャミスルのカロリーはどれくらいなのか、知っていこう。チャミスルは焼酎甲類に分類されるが、100mlあたりのカロリーは約136kcalと、日本の焼酎甲類よりも低いことが特徴だ。アルコール度数が20.1度と少し低めであることも、カロリーが低い理由のひとつとして挙げられる。チャミスルは360mlの小瓶入りで販売されているので、瓶1本では約490kcalということになる。前述の通り蒸留酒のため糖質も含まれておらず、ダイエット中でも楽しめるお酒といえるだろう。
2. フレーバー入りチャミスルはカロリーが高い?

日本の焼酎でも、ひとつの銘柄でさまざまなバリエーションがあるように、チャミスルにも味わいのバリエーションが豊富に用意されている。ノーマルタイプよりもアルコール度数を落として、カロリーオフで飲みやすくした種類や、さまざまなフレーバーが加えられた種類など、多くの種類がラインナップしている。本項では、そんなラインナップの中から、フレーバー入りチャミスルのカロリーについて解説していこう。
フレーバー入りチャミスルとは
まず、フレーバー入りチャミスルとはどのような種類なのかというと、チャミスルに果実の風味を添加した種類のことを指す。その種類は豊富で、人気のマスカットやグレープフルーツをはじめ、すもも、ストロベリーと、4種類が用意されている。これらは「チャミスル・ハジメルシリーズ」とも呼ばれ、これから初めてチャミスルを飲むという人や、女性にとっても試しやすい、すっきりと飲みやすい味わいが特徴だ。ではここで気になるカロリーだが、公式で明確な数字の記載はないものの、フレーバー入りチャミスルの場合は糖質も含まれているため、ノーマルタイプのチャミスルに比べるとカロリーが高くなることは事実である。アルコール度数はいずれも13度と低めだが、飲みやすい分ついつい飲み進めてしまわないよう、注意しておきたい。
3. チャミスル以外の韓国焼酎のカロリーは?

最後に、チャミスル以外の韓国焼酎のカロリーも確認していこう。チャミスルと聞くと韓国焼酎の総称と思っていた人もいるかもしれないが、韓国焼酎は総称して「ソジュ」と呼ばれ、実際に多くの銘柄が存在している。チャミスルが気に入ったら、いろいろな銘柄の飲み比べをしてみるのもおすすめだ。
チャミスル以外の韓国焼酎のカロリーを確認
韓国焼酎はチャミスルをはじめ、チョウムチョロムやジョウンデーなど、さまざまな銘柄が販売されている。韓国焼酎は共通して360mlの小瓶入りで販売されることが多いが、どれもカロリーは平均して瓶1本あたり約500kcalであることが特徴だ。つまり、100mlに換算すると約138kcal前後ということになる。もちろんチャミスルと同じく、フレーバーの有無やアルコール度数によってもカロリーは異なるが、韓国焼酎のカロリーの基礎として頭に入れておこう。
結論
チャミスルのカロリーに加え、普段よく飲まれるお酒のカロリーなどについても、深く理解してもらえただろう。フレーバー入りチャミスルの場合はカロリーが高くなるものの、お酒が得意でない人でも飲みやすい仕上がりとなっている。ダイエット中でも飲めるタイプを好むのか、お酒の飲みやすさを求めるのか、個人の好みに合わせて選べることも、チャミスルの魅力なのである。