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ライチリキュールとはどんなお酒?上品な芳香をじっくりと楽しもう

ライチリキュールとはどんなお酒?上品な芳香をじっくりと楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗

監修者:管理栄養士 水島知美

鉛筆アイコン 2021年10月13日

世界中に数多くの種類が存在するフルーツリキュールだが、中でもライチを原料にしたリキュール、ライチリキュールという種類が存在することをご存じだろうか。本記事ではライチリキュールについて解説していこう。ライチリキュールについての基本的な特徴をはじめ、美味しい飲み方やカクテル、またおすすめしたい銘柄まで、じっくりと紹介する。

  

1. ライチリキュールとは?味や香りなどの基本的な特徴を紹介

ライチリキュールとは、主に蒸留酒をベースに、ライチの果汁や糖類などをブレンドして作られるリキュールである。フルーツリキュールの中でも人気の種類のため、スーパーマーケットのお酒売り場などでも日常的に並ぶほど、流通量が多いことが特徴だ。では、実際にライチリキュールを飲む前に、その味や香りなど、基本的な特徴からしっかりと押さえていこう。

ライチリキュールの味や香り

ライチとは、中国では紀元前より栽培されているといわれるほど歴史あるフルーツである。世界3大美女のひとりに数えられる楊貴妃もこよなく愛したことから、ライチは古くから「美の果実」ともいわれ、現在でもとくに女性から高い人気を誇るフルーツとして知られている。そんなライチを原料にしたライチリキュールもまた、その上品で異国情緒あふれる香りから女性人気が高く、さまざまなカクテルで楽しまれるほか、お菓子の風味づけとしてなど幅広く親しまれている。基本的に甘口のリキュールなので、お酒があまり得意でない人でも飲みやすいことも特徴だ。

ライチリキュールの度数

ライチリキュールのアルコール度数は、一般的な蒸留酒ベースのフルーツリキュールと同じく、平均して20度あたりとなっている。ただし銘柄によっては15度と低いものや、25度と高いものがあるなど、ある程度の差があることも覚えておこう。

2. ライチリキュールの飲み方でおすすめなのは?

本項では、ライチリキュールのおすすめの飲み方について解説していこう。ライチリキュールを手にしたなら、ぜひ試してみてもらいたい。

ライチリキュールのおすすめの飲み方

ライチの芳香をそのまま感じたいという人であれば、ストレートやオン・ザ・ロックでも美味しく飲めるが、これではアルコール感が気になるという人もいるだろう。そこで、ライチリキュールの定番の飲み方として、まずはシンプルにいろいろな飲み物で割って飲んでみてほしい。たとえば、ライチリキュールをグレープフルーツジュースで割ってみよう。ライチリキュールは酸味のある柑橘系のジュースとの相性がよく、グレープフルーツジュース割りはとくに人気の高い飲み方なので覚えておきたい。ほかには炭酸水やトニックウォーターで割ってすっきりとした飲み口を楽しんだり、ウーロン茶で割って香りにアクセントを加えるのもおすすめだ。いろいろな割りものと合わせて、自分好みの味を見つけてみよう。

3. ライチリキュールのおすすめカクテル

ライチリキュールをベースにしたカクテルには、さまざまな種類が存在する。本項では、おすすめのライチリキュールのカクテルを、レシピも含めていくつか紹介していこう。前項で紹介した飲み方に慣れたら、カクテル作りにもトライしてみてはいかがだろうか。

チャイナブルー

チャイナブルーは、ライチリキュールのカクテルの定番である。氷を入れたグラスに、ライチリキュール30ml、ブルーキュラソー10ml、グレープフルーツジュース90mlを加え、混ぜ合わせたら完成だ。青いカクテルカラーが見た目にも清涼感あふれる、女性からも大人気のカクテルである。

ライチ・スプモーニ

ライチ・スプモーニは、カンパリをベースにしたカクテル、スプモーニのアレンジカクテルだ。氷を入れたグラスに、ライチリキュール30ml、グレープフルーツジュース30ml、トニックウォーター60mlを加え、軽く混ぜ合わせたら完成だ。すっきりとした飲み口に仕上がり、こちらも人気の高いカクテルである。

楊貴妃

楊貴妃の名を冠したこちらのカクテルは、ライチリキュールのほかに、同じく楊貴妃が愛したと伝えられるキンモクセイのお酒、桂花陳酒を使用したカクテルである。3:2:1の割合になるように、桂花陳酒、グレープフルーツジュース、ライチリキュールを合わせ、少量のブルーキュラソーを加えたら、材料をシェイク。しっかり混ざったら、カクテルグラスに注いで完成だ。華やかな香りが特徴の、高貴なカクテルである。

4. ライチリキュールのおすすめ銘柄は?

最後に、ライチリキュールの銘柄の中でもとくに流通量の多いものをいくつか紹介していこう。ライチリキュールにも多くの銘柄が存在しているので、まずは定番の銘柄から味わってみることをおすすめしたい。

ディタ

ディタは、世界で初めてライチをリキュールにした、ライチリキュールの元祖として知られる銘柄だ。フランスのペルノ・リカール社が販売している。ライチリキュールを代表する銘柄なので、名前を知る人も多いだろう。ライチの上品な甘さに加え、とくに強い風味が特徴となっているので、初めてライチリキュールを飲むという人にもおすすめだ。アルコール度数は21度となっている。

パライソ

パライソは、ディタと並んでライチリキュールの二枚看板として知られている銘柄だ。こちらも同じくフランス原産のライチリキュールであり、ジュール・プレマン社が販売している。一般的に流通するライチリキュールに比べて甘さが抑えられているので、すっきりとライチの風味を楽しみたいという人におすすめしたい。アルコール度数は高めになっており、24度となっている。

ボルス・ライチ

ボルス・ライチは、オランダのリキュールメーカーの名門、ボルス社が販売するライチリキュールだ。ライチの華やかな香りが引き立つ味わいは、さまざまなカクテルベースとして相性がよく、世界中のバーテンダーから高い支持を得ている。アルコール度数は17度となっている。

結論

ライチリキュールは上品で異国情緒あふれる香りのリキュールであり、さまざまな飲み方で手軽に楽しめることを理解してもらえただろう。飲み手を選ばず、誰にとっても親しみやすい風味のリキュールなので、まだ飲んだことがないという人はぜひ本記事を機に一度手にとってみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年10月13日

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