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リンゴのお酒の種類とは?シードル以外にもリンゴ酒はある?

リンゴのお酒の種類とは?シードル以外にもリンゴ酒はある?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年11月 9日

リンゴのお酒はシードルやアプフェルヴァイン、カルバドスなどが有名で、独特の甘さや酸味が楽しめる。本記事では代表的なシードルの発祥やリンゴのお酒の種類、リンゴ酒の自宅での作り方、ネットショップでも購入できる銘柄を紹介していく。

  

1. リンゴのお酒「シードル」とは?

シードルの発祥

シードルはリンゴで造られたお酒で、フランスのノルマンディー地方やブルターニュ地方がその名産地となっている。シードルの正確な発祥については明らかになっていないが、お酒の原料となるリンゴのは1万年以上も前にカザフスタン周辺から世界各地へ広がっていったとされている。

シードルの製法

シードルの製法はリンゴの収穫から始まる。しっかりと熟したリンゴを収穫し圧縮して果汁を搾り出す。次に3ヶ月以上かけてゆっくりと発酵させお酒を造り出す。これを瓶詰めし出荷するという工程だ。お酒を生み出す発酵はリンゴを自然発酵させる方法と酵母を加える方法がある。

2. シードルだけじゃない?そのほかのリンゴのお酒

アプフェルヴァイン

アプフェルヴァインはドイツのフランクフルトでとくに愛されるリンゴのお酒だ。毎年8月にアプフェルヴァイン祭りが開かれ、さまざまな醸造所のリンゴのお酒が楽しめる。シードルと比較して炭酸はやや弱く苦味や酸味が感じられるお酒だ。

カルバドス

カルバドスはリンゴの醸造酒を蒸留したお酒だ。一般的にはアップルブランデーと呼ばれるが、フランスのノルマンディー地方で造られるものに対して「カルバドス」という呼称が用いられる。

3. リンゴ酒の作り方

リンゴ酒は自宅でも簡単に作れるお酒だ。用意するものは4L程度の保存容器、リンゴ1,000g、ホワイトリカー1,800ml、氷砂糖100g、レモン3個。リンゴは皮がついたまま6等分程度に切り分ける。材料をすべて容器に加え3ヶ月から6ヶ月程度漬け込む。お酒の状態が変化していくので、好みの熟成具合を探してみるのも醍醐味のひとつだ。

リンゴ酒を作るのは酒税法違反?

リンゴのお酒は自宅でも作れることを紹介したが、注意しなければならないのが酒税法だ。リンゴを漬け込むお酒は必ずアルコール度数が20%以上のものを選ぼう。また販売などは禁止されている。

4. 市販のおすすめリンゴ酒5選

中埜酒造「國盛 りんごのお酒」

ストレートだけでなくロックやソーダ割りでも楽しめるリンゴのお酒。アルコール度数が7%程度と控えめなので、アルコールが苦手なひとでも飲みやすい。

北岡本店「北の余市 りんごのお酒」

北海道の余市町産のリンゴを使用したお酒。リンゴの甘さとほどよい酸味が楽しめる。

桃川「りんごに恋したお酒」

青森県産の酒米を使用した純米酒とリンゴ酢を使用した甘酸っぱいお酒。275mlの小容量で販売しているので気になった人は試してみてほしい。

キリン「ハードシードル」

リンゴの甘さとさわやかな発泡が楽しめるシードル、そのまま飲んでも美味しいが、カシスリキュールと混ぜてカシスシードルなどにアレンジができる。

アサヒビール「ニッカ シードル ドライ」

着色料や香料を使用しないナチュラルなリンゴのスパークリングワイン。食前や食後にゆっくりと楽しみたいお酒だ。

結論

リンゴはシードルやカルバドスなどさまざまなお酒が造られ、世界で愛されている。ブドウとは一味違った甘さや酸味が楽しめるので、お酒が苦手という人も一度試してみてほしい。本記事で紹介したリンゴのお酒はネットショップでも販売しているので、気になる銘柄があれば購入してみよう。
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  • 更新日:

    2021年11月 9日

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