目次
- ジン:45ml
- ライム:1/2個
- 炭酸水:適量
- 氷:適量
- ロンググラス:1個
- マドラー:1本
- グラスにライム1/2を搾り、皮ごとグラスの中に入れる
- 氷とジン45mlを加え炭酸水でグラスを満たす
- マドラーで軽く混ぜたら完成
1. ジンリッキーとはどんなカクテル?

まずはジンリッキーというカクテルについて詳しくなっておこう。
ジンベースの甘くないカクテル
名前からもわかるように、ジンリッキーはジンをベースとしたカクテルだ。ジンベースのカクテルとしてジントニックが有名なので「甘い」イメージを抱く方もいるかもしれない。
だがジンリッキーはジンのさわやかな風味に、ライムの酸味、炭酸の爽快な口あたりが加わったカクテルで甘みはない。むしろ辛口のすっきりとした味わいで、食事との相性がよい。
名前の由来
これには諸説ある。ひとつは「カーネル・ジム・リッキー」という人名が由来という説だ。カーネル・ジム・リッキーは、19世紀にワシントンのレストランで考案されたこのカクテルを、最初に飲んだ客といわれている。
もうひとつは、アメリカ軍の将校だった「ジョー・リッキー」が愛飲していたことに由来するという説だ。いずれも人名にちなんでいる。
ジンリッキーのアルコール度数とカロリー・糖質
ジンリッキーのアルコール度数は作り方で異なるが、一般的には12〜15%程度である。カクテルのなかでは高いわけではないが、もちろん飲み過ぎには注意しよう。
またジンリッキーのカロリーは1杯当たり120〜140kcal、糖質は0.5g程度だ。カロリーを抑えたければ、炭酸水の割合を増やすなどして調整しよう。
ジンリッキーのカクテル言葉
ジンリッキーは「素直な心」というカクテル言葉を持つ。作り方も材料もシンプルなカクテルにはまさにピッタリだろう。ライムの酸味や炭酸の爽快なのどごしを、ぜひ素直な心で楽しんでみよう。
2. ジンリッキーの作り方

ジンリッキーはご家庭でも簡単に作れる。初心者の方も手軽にできる、美味しい作り方を紹介するのでぜひチャレンジしてみよう。
材料と道具
これらを準備しておこう。ビルド(グラスに材料を入れてそのまま作るカクテル)なのでシェイカーなどを用意する必要はない。
作り方
美味しく作るコツとポイント
ジンリッキーを美味しく作るためのコツは、いかに炭酸を抜けにくくするかにある。爽快なのどごしを楽しむためにも温度に注意しよう。グラスは事前にしっかり冷やしておき、ジンも注ぐ前に十分冷やしておくことがポイントになる。
また炭酸水を注ぐときは、炭酸が抜けないようにゆっくり注ぐことも覚えておこう。このとき氷に当てずに注ぐと炭酸が抜けにくくなる。
バーで出されたライムの使い方
ジンリッキーに使用するライムは、搾ったあとグラスに入れることが多い。だがバーではライムが別で提供される場合もある。このときはお好みで搾るようにしよう。グラスに入れる・入れないは自由だ。
なおバーなどではライムジュースを使用することもあるので、こちらも覚えておこう。
ベースを変えれば「ウォッカリッキー」も作れる
ジンリッキーのジンはベースとなるお酒の名前、リッキーはジンなどの蒸留酒とライム、炭酸水を使うカクテルを指す。
したがってベースを変えれば「◯◯リッキー」となる。たとえばベースをウォッカに変えるだけでウォッカリッキーが作れる、というわけだ。
3. ジンをベースにしたジンリッキー以外のカクテルとその特徴

ジンを使用したカクテルにはさまざまな種類がある。せっかくなので、ご家庭でも作りやすいジンベースのカクテルを3つ紹介しよう。
ジントニック
ジントニックはジン、ライム、トニックウォーターで作るカクテルだ。ジンリッキー同様にすっきりした味わいだが、トニックウォーターを使う分だけ甘さを感じられる。「強い意志」「いつも希望を捨てない貴方へ」といったカクテル言葉を持つ。
ジンフィズ
ジンフィズはジン、レモンジュース、砂糖、ソーダで作るカクテルだ。レモンの酸味と甘さのバランスがよく、初心者にも飲みやすいカクテルである。カクテル言葉は「あるがままに」だ。
ジンバック
ジンバックはジンにジンジャーエール、レモンを加えたカクテル。ジンジャーエールは辛口と甘口があるのでお好みで選ぼう。カクテル言葉は「正しき心」だ。
結論
ジンリッキーはジンとライム、炭酸水で作るさわやかなカクテルだ。ジンのボタニカルの風味が特徴で、甘さがないため食事にも合う。作り方が簡単なのでぜひご家庭でもチャレンジしてみよう。余ったジンはジントニックやジンフィズなど、いろいろなカクテルにも活用してみてほしい。