目次
- ドライジン45ml
- ライムジュース(ライム果汁or100%ライムジュース)15ml
- カットライム
1. ジンライムとは

まずはジンライムがどういったカクテルなのかについてみていこう。
味の特徴
ジンライムはジンに100%果汁のフレッシュなライムジュースを加えて作る。ドライでボタニカルな風味が特徴のジンと、さわやかな酸味のライムが合わさった、キリっとした味わいのカクテルだ。使うライムジュースをフレッシュのものでなく甘口のライムジュースに変えると、甘酸っぱい味わいになる。
ジンとは
ジンは世界4大スピリッツのひとつで、個性的な香りを持ったドライなお酒だ。穀物を使って作った蒸留酒にジュニパーベリーなどの薬草を漬けて作る。カクテルの材料として多用されるほか、近年では小さな蒸留所で手がけられたクラフトジンも人気だ。
アルコール度数
ジンライムのアルコール度数は使うジンのアルコール度数によって異なる。一般的なジンはアルコール40度前後で、それを使う場合ジンライムのアルコール度数はジンよりも少し低いくらいの35~40度になる。
糖質とカロリー
基本レシピのジン45ml、フレッシュのライム果汁15mlでジンライムを作る場合、糖質は約1.5g、カロリーは約120kcal前後だ。市販の缶ビール1本より少し低いカロリーで、糖質はほぼライム果汁由来のみのため低めである。
カクテル言葉
認知度の高いカクテルの多くにはカクテル言葉がつけられている。ジンライムは「色あせぬ恋」というカクテル言葉を持っていて、カップルで楽しむのにぴったりの1杯だ。
2. ジンライムの美味しい作り方

ジンライムの基本情報を抑えたら、次はジンライムを美味しく作る方法についてみていこう。
材料
作り方
グラスを氷で満たし、ジン、ライムジュースを入れて軽くステアする。グラスのフチにカットライムを飾ればジンライムの完成だ。
ライムの使い方
飾ったカットライムはジンライムに絞ってから飲むのが一般的だ。その場合は果汁が飛び散らないよう、もう一方の手でカバーして絞るようにしよう。絞った後のライムは捨ててしまってもそのままグラスに入れてしまってもよい。
3. ジンベースの美味しいカクテル5選

ジンを使用して作れるカクテルはジンライムのほかにもたくさんある。最後にジンベースの美味しいカクテル5種類をみてみよう。
マティーニ
カクテルの王と呼ばれるマティーニは、ドライジン45mlとベルモット15mlをステアし、グラスに移してオリーブを飾れば完成だ。マティーニにはとげのある美しさというカクテル言葉があり、ジンライムよりもアルコール感が強く大人な味わいが楽しめる。
ジントニック
氷を入れたグラスにカットライムを絞り、ジン30mlを注いでトニックウォーター120mlで満たしてステアする。ジントニックには強い意志、いつも希望を捨てないあなたへというカクテル言葉があり、これから何かを始める時やポジティブな気持ちでいたい時におすすめだ。
ジンバック
氷を入れたグラスにジン45mlとレモンジュース20mlを注ぎ、ジンジャエールを加えて軽く混ぜライムを飾ればジンバックの完成だ。正しき心というカクテル言葉を持ち、その名前に合ったスッキリとした清涼感が楽しめる。
ジンリッキー
ジンリッキーはジンライムを軽くしたような味わいのカクテルだ。1/2個のライムをグラスに絞り、ジン45mlと氷を入れソーダで満たしてマドラーを添える。素直な心というカクテル言葉に合った、ピュアなジンとライムの風味が特徴だ。
ジンフィズ
ジン45ml、レモンジュース20ml、ティースプーン2杯をシェークし、氷の入ったグラスに入れてソーダで割ったカクテルだ。あるがままにというカクテル言葉を持ち、気軽に楽しめる友人と飲みたいさわやかな1杯である。
結論
ジンライムは素材の味わいがじっくり楽しめて、ライムジュースやジンを変えれば違った雰囲気も楽しめるカクテルだ。同じ材料をシェークで作るとギムレットという少し柔らかさのあるカクテルにもなる。自分好みになるよう材料を工夫して、晩酌タイムにあなただだけのジンライムを楽しんでみてほしい。