目次
1. そもそもホッピーとは何かを解説!

まずはホッピーとはどういった飲み物なのか、どんな飲み方をされるのかについてみていこう。
ホッピーは全部で5種類
ホッピーの誕生は1940年代にまでさかのぼる。その当時ビールは高価であったため、その代わりとして作られた。ビールテイスト飲料として知られ、アルコール0.8%なので日本の酒税上は清涼飲料水である。現在は飲食店向けのホッピー、黒ホッピーと一般消費者向けのホッピー330、ホッピーブラック、55ホッピーという5種類が流通している。全て茶褐色の瓶に入っており、飲食店向けは360ml、一般向けは330mlだ。
ホッピーの嬉しいポイント3選
これを知るとあなたも今日からホッピー党の一員になりたくなるかもしれない、そんなホッピーの魅力をご存知だろうか。ホッピーの飲み手にとって嬉しいポイント3つをみていこう。
ホッピーはプリン体が0!
ビール愛飲家にとって気になる数値、尿酸値を高めるのがプリン体だ。ホッピーはこのプリン体がゼロであり、焼酎と割って飲んでもその数値は変わらない。ビールは飲みたいけど痛風が怖い、そんな人はホッピーに切り替えてはいかがだろうか。
ホッピーは低カロリー!
ホッピーは100mlあたり約11Kcalと低カロリーであることも魅力のひとつだ。一般的な分量で焼酎と割っても、ビールより低カロリーになる。ホッピーは摂取カロリーを気にする人にもおすすめな選択肢だ。
ホッピーは低糖質!
ホッピーは低カロリーなだけでなく、低糖質なのも嬉しい。ホッピー100mlあたりの糖質は1.7gなので、ダイエット中の人でも手に取りやすいだろう。
居酒屋で聞くホッピーの「ナカ」や「ソト」とは?
居酒屋でホッピーを頼むと、ホッピーのボトルと氷と焼酎の入ったグラスが提供されることが一般的だ。多くの居酒屋でホッピーはソト、焼酎はナカと呼ばれている。まずは焼酎の入ったグラスにホッピーを注いで楽しむ。ホッピーが余るので、追加で焼酎のみ頼みたいときはナカをおかわりし、ホッピーがなくなったらソトを注文するという流れだ。
2. ホッピーの飲み方3選!(基本編)
ホッピーの基本情報を抑えたら、次は基本的なホッピーの飲み方についてみていこう。
ホッピーの基本の飲み方その1|三冷ホッピー
昭和40年代に考案された、ホッピーを美味しく飲むために「三冷」は基本だ。ホッピーと焼酎をしっかりと冷やしておき、ジョッキは冷凍庫で凍らせる。キンキンに冷えたジョッキに焼酎とホッピーを1:5になるよう注ぐ。まずは焼酎を注ぎ、そこに勢いよくホッピーを注ぐことで泡を立たせ、かき混ぜない。この比率で作ればアルコール5%ほどになる。
ホッピーの基本の飲み方その2|ハーフ&ハーフ
ビールで見かけるハーフ&ハーフだが、ホッピーでもこの飲み方が楽しめる。作り方は、凍らせておいたジョッキにホッピーと黒ホッピーを同量ずつ注ぐ。合わせる食事を選ばない万能ドリンクの完成だ。
ホッピーの基本の飲み方その3|シャリキンホッピー
リズミカルなネーミングのシャリキンホッピーは、暑い季節にピッタリの飲み方だ。焼酎をペットボトルなどに移し替えて凍らせておき、シャーベット状になった焼酎にホッピーを注ぐ。キンミヤ焼酎を使うことが多いため、シャリキンという名前になっている。
3. ホッピーの飲み方5選!(アレンジ編)

基本のレシピでホッピーの魅力を堪能したら、アレンジレシピも楽しんでほしい。次は5種類のユニークなホッピーの飲み方をみていこう。なお、アレンジレシピはすべてホッピービバレッジ株式会社のHPより引用している。
ホッピーのアレンジ飲み方その1|『クロウメP』
しっかりと冷やしたグラスに、冷やした梅酒45mlと梅の実を一粒入れ、そこにホッピーブラック330mlを高めの位置から勢いよく注げば完成だ。梅酒の甘みで黒ホッピーがより飲みやすくなる。
ホッピーのアレンジ飲み方その2|『ホッピーラブ』
しっかりと冷やしたグラスにカシスリキュールを30から40ml入れて、ホッピー330mlを勢いよく注ぐ。ラブという名前にぴったりなカシスの甘酸っぱさが感じられる味わいだ
ホッピーのアレンジ飲み方その3|『ロティ』
甘いノンアルコールドリンクは好まない、そんな人に試してほしいのがロティだ。しっかりと冷やしたグラスにアイスコーヒー60mlを入れ、ホッピーブラック330mlを勢いよく注ぐ。苦みのきいた大人な味わいのドリンクの出来上がりだ。
ホッピーのアレンジ飲み方その4|『ブラックダイヤモンド』
しっかりと冷やしたグラスにコーヒーリキュール30mlを入れ、ホッピーブラック330mlを勢いよく注げば完成だ。ホッピーブラックの苦みとコーヒーリキュールの苦み、甘みが合わさったオシャレなカクテルになる。
ホッピーのアレンジ飲み方その5|『ホッピーオンザスカイ』
しっかりと冷やしたグラスにジン30mlを入れ、ホッピー330mlを勢いよく注ぐ。最後にカットライムをグラスのフチに飾れば完成だ。ジン特有のボタニカルな香りが効いた、スッキリした味わいになる。
結論
ホッピーは日本で長年愛されている飲み物で、お酒と合わせてもノンアルコールドリンクとしても楽しめる。健康志向な人にも嬉しいポイントが詰まっていて、飲み方のバラエティも豊富だ。ぜひ今日の晩酌に、またはランチタイムの飲み物にホッピーを登場させてみてはいかがだろうか。