目次
1. そもそもテキーラとはどんなお酒?

テキーラはメキシコが発祥の蒸留酒。ショットだけでなく、さまざまな飲み方で楽しめるお酒だ。ここではテキーラの原料や語源について紹介する。
テキーラの原料は?
テキーラの原料はブルーアガヴェと呼ばれる竜舌蘭(リュウゼツラン)の一種。5年以上の育成が必要とされており、貴重な原料だ。飲み方によっても風味の感じ方が変わるので、ブルーアガヴェ由来の味わいを楽しんでみよう。
テキーラは実はサボテンのお酒じゃない?
テキーラはサボテンのお酒と誤解されがちだが、先述のとおり原料はブルーアガヴェだ。同じ多肉植物であるが、サボテンではないので注意しよう。
テキーラの語源
テキーラは産地呼称として世界で認められているお酒。メキシコ国内のハリスコ州テキーラが語源。メキシコ国内でも認められた5州以外は「テキーラ」を名乗ることができない。生産地によっても味わいの特徴が異なるので、さまざまな飲み方で比べてみてほしい。
2. テキーラの飲み方には注意?気になるアルコール度数

テキーラはショットで飲むイメージが強いお酒ではないだろうか。強いお酒でアルコールが苦手な人には、飲みにくいという印象を持っている人も多いだろう。ここではテキーラのアルコール度数は実際どの程度の水準なのか、飲みやすい飲み方はあるのかなど、気になる点を解説していく。
テキーラのアルコール度数には決まりがある?
テキーラのアルコール度数は35%から55%。原産地呼称を持つお酒のため、アルコール度数も法律で定められている。強いお酒なので、飲み方には注意しよう。
ウォッカやウイスキー、ジンなどの蒸留酒との度数の違い
テキーラは蒸留酒の一種であるが、ほかの蒸留酒のアルコール度数と比較してみよう。ウォッカやウイスキー、ジンのアルコール度数は一般的に40度。ウォッカは高いものでは90度を超える銘柄もある。
テキーラはどれくらい酔う?
テキーラの飲み方はさまざまだが、30mlのショットで飲んだ場合は9.6gのアルコール量を摂取することになる。個人差はあるものの、3杯程度で皮膚が赤くなったりと酔いの症状が出てくる。お酒が弱い人は飲み方に十分注意しよう。
3. テキーラの美味しい飲み方10選

次に多様なテキーラの飲み方を紹介する。ストレート以外にも豊富な楽しみ方があるので、試してみてほしい。
テキーラの飲み方その1|ストレート(ショット)
ストレートはテキーラの代表的な飲み方。ショットグラスにテキーラを注いで、そのまま一気に飲み干す。1杯あたりの量は多くないものの、何杯も飲んでしまうと摂取アルコール量は多くなるので注意しよう。
テキーラの飲み方その2|コールドショット
コールドショットはテキーラを近々に冷やしてショットでいただく飲み方。暑い季節におすすめの飲み方だ。
テキーラの飲み方その3|オン・ザ・ロック
オン・ザ・ロックはグラスに氷を入れて、テキーラを注ぎ軽く混ぜてから楽しむ飲み方。氷が溶けると味わいが変化していくので、ゆっくりと時間をかけて楽しもう。
テキーラの飲み方その4|ショットガン
ショットガンはテキーラに炭酸水かジンジャーエールを混ぜる飲み方。テキーラと同量合わせて、グラスの底でテーブルを叩くことで、炭酸の発泡が発生するので、そのうちに飲み干してしまう。
テキーラの飲み方その5|塩とライムで本場メキシカンスタイル
テキーラを飲む前に塩とライムを口に含んでからいただく飲み方。本場メキシコでは定番の飲み方なので、一度試してみてはいかがだろうか。
テキーラの飲み方その6|マルガリータ
マルガリータはテキーラを使用した定番カクテル。ホワイトキュラソーとライムジュースを合わせ、飲み口に塩をつけて飲むスノースタイルという飲み方がおすすめ。
テキーラの飲み方その7|マタドール
マタドールはテキーラにパイナップルジュース、ライムジュースを合わせる飲み方。トロピカルな風味で、強いお酒が苦手な人でも飲みやすい。
テキーラの飲み方その8 |パローマ
パローマはテキーラにグレープフルーツジュース、トニックウォーターを合わせるカクテル。カットライムやレモンを飾って楽しむ、本場メキシコでも人気の飲み方
テキーラの飲み方その9|メキシコーク
テキーラとコーラを合わせる飲み方。好みでライムを飾れば柑橘系の酸味が加わりさわやかな風味になる。
テキーラの飲み方その10|テキーラサンライズ
テキーラにオレンジジュース、グレナデンシロップを合わせる飲み方。オレンジジュースの酸味や甘さが楽しめる。
4. テキーラを美味しく飲むには銘柄選びも大事!

テキーラのさまざまな飲み方を紹介してきたが、美味しく飲むためには銘柄選びも重要だ。ネットショップでも購入できるおすすめ銘柄を紹介する。
アサヒビール「クエルボ・エスペシャル」
テキーラの代表的なブランドであるクエルボの銘柄。アルコール度数は40%となっており、2ヶ月以上の樽熟成がなされた豊かな香りが特徴。
サントリー「サウザ ブルー」
ブルーアガヴェを100%使用したプレミアムテキーラ。テキーラ本来の味わいを感じるために、飲み方はストレートがおすすめ。
アサヒビール「エラドゥーラ プラタ」
1870年からの歴史を持つプレミアムテキーラ。アメリカンオークの新樽を使用し熟成させた、まろやかな口あたりが楽しめる。ストレートでは強すぎるという人は、ロックやカクテルなどの飲み方で試してみてほしい。
結論
テキーラはメキシコでつくられるお酒で、ブルーアガヴェ由来の風味が楽しめる。飲み方はショットだけでなく、ロックや、カクテルなども美味しいので一度試してみてほしい。銘柄によって味わいも異なるので、飲み比べて楽しんでみるのもよいだろう。