Step1
仕上がりの差はコーティングで決まる!
まず、カップの内側に指でマーガリンを塗ってコーティングしよう。ここにたっぷりのグラニュー糖をまぶす。逆さまにして余分なグラニュー糖は落とすようにしよう。この作業によりフォンダンショコラの周囲がクリスピーに焼きあがる。常温に戻したバターで代用しても良いが、マーガリンの硬さがコーティングしやすいので、おすすめだ。
Step2
混ぜる順番と温度に注意
- 耐熱ボールにチョコレートとバターを入れてレンジで溶かす。何度か温めては混ぜ、温めては混ぜを繰り返す。溶かした後の温度は40℃ぐらいが目安。ここに電子レンジで温めた沸騰直前の生クリームを加えよく混ぜる。
- 別のボールにグラニュー糖と卵を入れて白っぽくなるまでしっかりと泡立て器で混ぜ合わせる。ここに1のチョコレート少しずつを加えてゴムベラで混ぜ込む。はじめは分離しかけるがしっかりと混ぜて滑らかにする事がポイント。
- ふるった薄力粉とココアパウダーを2に一気に加えてさっくりと混ぜ込む。生地が滑らかになればOK。
Step3
焼き上がりは爪楊枝で確認!
グラニュー糖でコーティングしたカップに生地を流し込み、底面を軽くたたいて空気抜きする。予め180℃に熱したオーブンで約12分~15分焼き上げる。生地の温度や器の大きさによって焼き時間が変わってくるので、爪楊枝を刺して中が半熟状態で出せばOK!(ここでの焼時間は生地が常温の場合)。焼上がり後は余熱でどんどん火が入るので食べる時間を逆算して焼き始める事がポイントだ。
完成!
焼きたてのフォンダンショコラの表面に粉砂糖をまぶせば完成!フレッシュな苺やバナナなどを添えてチョコレートフォンデュの様に楽しんだり、バニラアイスなどを添えて温度差を楽しんで貰いたい。
4人分
- ビターチョコレート100g
- 無塩バター60g
- グラニュー糖40g
- 卵(Mサイズ)2個
- 薄力粉50g
- ココアパウダー5g
- 生クリーム35%20g
- [コーティング用]
- マーガリン適量
- グラニュー糖適量
- [デコレーション用]
- 粉砂糖適量
レシピ提供者プロフィール
フレンチシェフ
入江誠(いりえまこと)
入江誠。1975年生まれ。北海道札幌市出身。18歳で『クイーンアリス』に入店し料理の鉄人石鍋裕に師事する。23歳で渡仏し3年間の修行を積む。帰国後は『ピエール・ガニェール・ア・東京』、『レストラン・イリエ・ル・ジョワイユー』で料理長を務める。現在新たなプロジェクトにむけて準備中。
入江誠(いりえまこと)
入江誠。1975年生まれ。北海道札幌市出身。18歳で『クイーンアリス』に入店し料理の鉄人石鍋裕に師事する。23歳で渡仏し3年間の修行を積む。帰国後は『ピエール・ガニェール・ア・東京』、『レストラン・イリエ・ル・ジョワイユー』で料理長を務める。現在新たなプロジェクトにむけて準備中。