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ダウンジャケットを着た男性の写真

ダウンジャケットの洗濯方法!失敗せずにふんわり仕上げるコツとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年12月 9日

ダウンジャケットは自宅でも洗濯できるのだろうか?ぺちゃんこになったりカビが生えたりしないだろうか?本稿ではダウンジャケットを自宅で洗濯する方法を手洗いと洗濯機に分けて解説するとともに、注意点や使用する洗剤、洗濯できるかどうかの見分け方や干し方、さらにはぺちゃんこになったりシミが残ったりしたときの対処方法まで徹底解説する。

  

1. ダウンジャケットは自宅でも洗濯できる?

洗濯表示をチェックしているところの写真
そもそもダウンジャケットは自宅でも洗濯できるものなのだろうか?商品によっては水洗いできない可能性もあるため、まずは確認するところから始めよう。

洗濯表示をチェック

洗濯できるダウンジャケットかどうかを見分けるもっとも簡単な方法が「洗濯表示」を確認することだ。洗濯機や洗濯桶のマークに30、40といった数字が描かれているもの、手のマークが描かれているもの、手洗イと描かれているものなどは自宅で洗濯できる。
一方「バツ」が描かれているものは水洗いNGなのでクリーニングに出そう。なお洗濯表示は新旧あり、未だ混在しているのでこの機会にチェックしておくとよいだろう。(※1)(※2)

素材をチェック

ウールやシルクなどが使われている場合、縮むおそれがある。またレザーダウンジャケットも自宅で洗濯するのは控えたほうがよいだろう。表地がナイロンやポリエステルであることを確認しよう。

2. ダウンジャケットの洗濯に使用する洗剤は?

オシャレ着用中性洗剤のイメージ写真
自宅で洗濯する場合、どういった洗剤を使えばよいのだろうか?少しでもダメージを防ぐためには洗剤選びもポイントだ。

おしゃれ着用中性洗剤と柔軟剤を用意しよう

洗濯洗剤には弱アルカリ性や中性といった液性がある。ダウンジャケットなどのデリケートな衣類を洗濯する場合は中性洗剤、とりわけ「おしゃれ着用」と書かれたものがおすすめだ。
ダメージを抑えられる上、色あせやシワ、型崩れなども軽減できる。柔軟剤は普段使っているものでよい。

【ダウン専用の洗剤もある】

少しでもダメージや型崩れを防ぎたいという方は、ダウンジャケット専用の洗濯洗剤を使うのもおすすめだ。ふんわり感がアップする成分が含まれているものもあるため、ぜひ探してみるとよいだろう。

洗濯ネットやスポンジもあるとよい

洗濯機で洗う場合は、ダウンジャケットへのダメージを減らすため洗濯ネットに入れよう。またシミなどの汚れがひどい部分は、前処理をしてから洗濯するとキレイになる。そのためのスポンジも用意しておくと安心だ。

3. ダウンジャケットの汚れが気になる部分は前処理を

部分汚れがあるダウンジャケットのイメージ写真
シミや飲みこぼし、汗などで汚れがひどい部分は前処理をしてから洗濯する。具体的なやり方も覚えておこう。

洗剤の原液をスポンジに含ませて軽く叩くように落とす

おしゃれ着用中性洗剤の原液を数滴スポンジに含ませ、汚れが気になる部分をトントンと軽く叩くようにして汚れを落とす。先に全体を濡らしてしまうと汚れが目立たなくなってしまうため、乾いている状態で前処理をするとよいだろう。

4. ダウンジャケットの洗濯方法|手洗いする場合

手洗い洗濯のイメージ写真
前処理が終わったらいよいよ洗濯だ。まずは手洗いする方法から解説していく。

事前の準備

先にダウンジャケットのファスナーを閉めてフードを外し(別で洗う)、袖や襟など汚れている部分が「外側」にくるように畳んでおこう。次に洗濯桶や洗面器、あるいは洗面ボウルなどに30℃ほどの水を溜め、おしゃれ着用中性洗剤を適量溶かす。
分量についてはパッケージなどを参照しよう。

洗い方は「押し洗い」で

洗濯液にしっかり浸かるよう、ダウンジャケットを静かに手で優しく押し沈める。手を離すと浮いてくるのでまた沈める。これを20〜30回ほど繰り返せばOKだ。終わったら、すすぎのときの泡切れをよくするため、洗濯機に入れて30秒ほど軽く脱水するとよい。

すすぎは2〜3回繰り返す

キレイな水に入れ換えたら、洗うときと同様に優しく押し洗いするイメージですすいでいこう。水を入れ換えながら2〜3回繰り返す。2回目のすすぎのあとに、洗濯機で30秒ほど軽く脱水しておくのもおすすめだ。
また柔軟剤を使うときは、3回目(最後の)すすぎの前に適量を溶かしておこう。

脱水は短時間に設定する

すすぎが終わったら洗濯機に入れて1分ほど脱水してから取り出す。あるいはタオルドライという方法もある。大きなバスタオルでダウンジャケットの上下を挟み、手で押さえつけるようにしてタオルに吸水させるといった方法だ。

5. ダウンジャケットの洗濯方法|洗濯機で洗う場合

ドラム式洗濯機の写真
続いて、洗濯機でダウンジャケットを洗うときのやり方を解説していく。

事前の準備

ダウンジャケットのファスナーを閉めてフードを外し、袖や襟など汚れている部分が外側にくるように畳んだら、洗濯ネットに入れる。

「手洗い」「ドライ」「ソフト」など弱水流コースに設定する

メーカーや機種で表記が異なるが「手洗い」「ドライ」「ソフト」「おしゃれ」などと書かれている弱水流のコースを洗濯する。脱水は時間調整が必要なため、全自動洗濯機であればすすぎまでにしておこう。
あとは洗剤と柔軟剤を適量セットしたらスタートさせ、終わるのを待つだけだ。

脱水は短時間に設定する

すすぎまで終わったら、1分ほど脱水してから取り出そう。もちろん、手洗いと同様にタオルドライをするのもOKだ。

6. 洗濯したダウンジャケットの乾かし方・干し方

ハンガーにかけられたダウンジャケットの写真
洗濯したあとのダウンジャケットは、中までしっかり乾燥させないと風合いが損なわれたり、カビが生えたりなどトラブルの原因となるため注意しよう。

厚みのあるハンガーにかけて形を整える

脱水まで終わったら速やかに取り出したら、シワを伸ばすなどして厚みがあるハンガーにかける。

風通しのよい場所に干して中までしっかり乾かす

ハンガーにかけたあとは、形を整えて風通しのよい場所で陰干しをしよう。ダウンが「ダマ」になっている部分があれば、ある程度乾いた時点で両手で挟むイメージで軽く叩き、形を整えよう。

乾燥機で乾かすと短時間でふんわり仕上がる

乾燥機を使うと空気が中まで入り込んで、ダウンジャケットがフワフワに仕上がる。コインランドリーなどが近所にある方は乾燥のみ利用するのも手だ。

部屋干しならサーキュレーターや浴室乾燥機を活用する

一方、部屋干しをするのであれば、少しでも早く乾かすためにサーキュレーターや浴室乾燥機を利用する方法もある。濡れている時間が長いほど雑菌が繁殖して、生乾きのイヤなにおいが発生しやすくなる。
サーキュレーターで下から風を送ったり、浴室乾燥機で2〜3時間ほど乾かしてから部屋干しに移したり、といった方法がおすすめだ。

7. 洗濯に失敗したダウンジャケットを復活させる方法は?

ふんわり仕上がったダウンジャケットのイメージ写真
丁寧に洗濯したはずでも、ぺちゃんこになってしまったりシミが残ってしまったりすることがある。そんなときの対処方法も覚えておくと役立つだろう。

ぺちゃんこになってしまった場合

洗ってくっついた羽毛をほぐさずに乾かしてしまうと、ぺちゃんこになってしまうことがある。この場合は手間だが再度水に浸し、洗濯機で脱水またはタオルドライをして水を切ったあと、まだ濡れている状態で両手で挟むようにして軽く叩きながら形を整えていこう。
あとは上述したいずれかの方法で乾燥させれば復活するはずだ。

シミができてしまった場合

ダウンジャケットの羽毛はキルティングでわけられている。その縫い目部分に汚れが溜まると落としきれずシミになることがある。この場合は再度、洗濯をやり直すとよいだろう。水をたっぷり水を使い、汚れはもちろん洗剤も残らないようにしっかりすすぐことが大切だ。

結論

自宅でダウンジャケットを洗濯するときは、必ず洗濯表示をチェックし、おしゃれ着用中性洗剤を使って手洗い、または洗濯機で洗濯してみよう。洗ったあとはしっかり乾燥させることが大切なので、お伝えした方法できちんと中まで乾燥させることだ。もちろん、不安な方は最初からクリーニングに出すことも検討しよう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2021年12月 4日

  • 更新日:

    2022年12月 9日

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