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【大豆】の栄養と効能。「畑の肉」と称されるほどのタンパク質!

【大豆】の栄養と効能。「畑の肉」と称されるほどのタンパク質!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年11月 1日

大豆を知らない人はいないだろうが、毎日欠かさず大豆を摂取しているという人はどれだけいるだろうか。ここ最近、その栄養価の高さと効能から再度注目が集まっている大豆。ここではそんな大豆の栄養や効能、保存方法などを紹介する。

  

1. 大豆ってどんな食べ物?

「畑の肉」と称されるほどたんぱく質が豊富に含まれていて、他にも多くの栄養素を持っている"大豆"。
大豆を使った商品は我々日本人の身の周りにはたくさん溢れている。

大豆の種類

大豆は色や大きさによって種類が分かれている。
色による区分
■黄大豆
大豆と言えば黄大豆といえる、もっとも身近な大豆。節分の豆まきに使われるのはこの種類である。
■黒大豆
黒豆とも言われる大豆。おせちに入っている黒豆がこの種類で、見た目は大粒。丹波の黒豆が有名。
■青大豆
完熟しても緑色で、油分が少なく甘みが特徴の大豆。きな粉として和菓子などにも使われる。

粒の大きさによる区分
■大粒種
主に煮豆などに利用される。
■中粒種
味噌や豆腐、しょうゆなどの加工品にすることが多い。
■小粒種
主に納豆にされることが多い。
ちなみに枝豆は、大豆を未熟で柔らかいうちに収穫した若い豆のことを指す。大豆はもちろん豆類だが、枝豆は野菜に多く含まれる栄養素が豊富であるため、野菜に分類されるという。

大豆でできた食べ物

大豆は加工品も多く存在する。
■枝豆
大豆を早く収穫したもの。
■もやし
大豆を発芽させたもの。
■納豆
大豆を発酵させたもの。
■炒り豆
大豆を炒ったもの。節分で使われる。
■きな粉
炒った大豆を粉末にしたもの。
■大豆油
大豆を絞った油。
■味噌・醤油
大豆を麹菌などで発酵させたもの。
■豆乳
加熱した豆腐を砕いて絞った液状の飲料。
■おから
豆乳の搾りかす。
■湯葉
豆乳の表面に出る膜。
■豆腐
豆乳をにがりで固めたもの。
■油揚げ
豆腐を薄く切って揚げたもの。
他にも厚揚げなど豆腐でできたものも元は大豆だ。枝豆は酒のおつまみにも喜ばれるし、もやしはいつでも割と安価で炒め物などに重宝する。味噌や醤油は普段生活していれば使う調味料であるし、子どもはきな粉なども好きだろう。
大豆そのものを食べる機会はあまりないかもしれないが、大豆を使った食品や調味料に触れる機会は多いだろう。

2. 大豆の栄養と効能

たんぱく質

人間は体を構成するためにアミノ酸を摂取しなければならない。その中でも、体内で生成できない必須アミノ酸は特に大事だ。大豆はこの必須アミノ酸全てのバランスがとても良い。「筋肉強化」や「成長促進」など是非子どもに食べさせたい効能の他に、「肝機能の向上」や「関節炎の緩和」、「疲労回復」など働く男性にも嬉しいものがたくさん含まれている。

大豆イソフラボン

最近、よく耳にする「大豆イソフラボン」。主に女性ホルモンに良い成分として取り上げられるが、男性が摂取すれば「薄毛」や「体臭」など男性ホルモンに準ずるものが減るそうだ。他にも「骨粗しょう症」や「不眠」などにも効くと言う。ホルモンバランスを整えるために摂取するのはとても良さそうだ。体質の変化が気になりだしたら是非摂取したいものである。

大豆サポニン

サポニンは多くの食材に含まれる成分で、薬用として用いられることもあるそうだ。大豆に含まれるサポニンにはコレステロール値を下げる効果があり、「動脈硬化」や「高血圧」が気になる人は是非摂取しておきたい。もちろん、将来そういった病気を発症しないためにも、子どものうちから食べるのが一番だろう。

大豆レシチン

大豆レシチンは脂質とリン酸でできており、「動脈硬化」や「心筋梗塞」を予防する効果があると言われている。ビタミンAやビタミンEの吸収も良くするため、様々な食材と一緒に食べるといいだろう。また、大豆レシチンには脳を活発にし、頭の回転を速くするという効能がある。疲れているときや頭が働かないときは、是非大豆を食べてみてはいかがだろうか。

3. 大豆の旬と食べ方、保存方法

9月~11月が大豆の旬。黄大豆のほとんどは実は輸入品で、国産を狙うなら、旬の時期がベストだ。黒大豆や青大豆の旬も同様で、一番大豆が美味しい時期だろう。

食べ方

■煮豆
■大豆ハンバーグ
■大豆カレー
など、お好みに合わせて。
大豆は加工品として出回ることが多いが、大豆本来の味を楽しんでもらうために、是非大豆そのものを食していただきたい。料理のレパートリーはそれほど多くないが、カレーやハンバーグなどは子どもも喜ぶし、手軽に食べることができるのでオススメだ。また、煮豆は一緒に煮る食材や調味料によっていろいろな組み合わせが楽しめる。
もちろん、大豆の成分がそのまま残っている豆腐や、ビタミンKが多く含まれている納豆なども積極的に摂取したい。

保存方法

水煮した大豆は、数日以内に使うようであればプラスチック製の密閉容器などで3日ほど冷蔵保存できる。また、長期にわたって保存したい時には冷凍も可能だ。密封性の高い冷凍用のビニール袋に入れて、1ヶ月ほどを目安に使い切ろう。
煮汁には栄養や旨み成分が大量に含まれているため、捨てるより一緒に冷凍保存することをおすすめする。汁だけを別に保存し、他の料理に使うのもいい。

結論

洋食を食べる頻度が増え、大豆離れが進んでいると言われるが、栄養素が豊富に含まれておりぜひ摂取したい食べ物だ。先述の通り、豆腐などには大豆の栄養がそのまま入っており、夏は冷奴、冬は鍋や湯豆腐など、食べることができる機会は多い。味噌汁一杯、豆腐一丁、納豆一パックで食生活に大豆を取り入れられるので、是非大豆を食べ続けてほしい。
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  • 公開日:

    2017年2月11日

  • 更新日:

    2019年11月 1日

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