1. 素材そのもののカロリーと糖質量
実際にグレープフルーツはメタボ対策期に向いているのか否か。他の果物と数値を比較してみよう。(100gの数値。[ ]の中はカロリー、糖質量の順)
【カロリーと糖質が低め】
◎グレープフルーツ [38kcal、7.5g]
◎オレンジ [39kcal、7.1g]
◎スイカ [37kcal、7.6g]
◎桃 [40kcal、8.4g]
【カロリーと糖質が高め】
◎リンゴ [61kcal、13.1g]
◎かき [60kcal、13.3g]
◎ぶどう [59kcal、14.4g]
主な果物をカロリー&糖質の低めと高めとで分けてみた。確かにグレープフルーツは、高めのグループと比べると数値は低い。だが、オレンジやスイカ、桃と比べてもそんなに違いはなく、極端にダイエット向きという感じではない。
グレープフルーツは1個250g。1食で半分食べるとして125gとなるから、糖質量は9.4g。リンゴやぶどうと比べると低めだが、糖質制限をしている人にとっては、それほどオススメできる値とはいえない。
【カロリーと糖質が低め】
◎グレープフルーツ [38kcal、7.5g]
◎オレンジ [39kcal、7.1g]
◎スイカ [37kcal、7.6g]
◎桃 [40kcal、8.4g]
【カロリーと糖質が高め】
◎リンゴ [61kcal、13.1g]
◎かき [60kcal、13.3g]
◎ぶどう [59kcal、14.4g]
主な果物をカロリー&糖質の低めと高めとで分けてみた。確かにグレープフルーツは、高めのグループと比べると数値は低い。だが、オレンジやスイカ、桃と比べてもそんなに違いはなく、極端にダイエット向きという感じではない。
グレープフルーツは1個250g。1食で半分食べるとして125gとなるから、糖質量は9.4g。リンゴやぶどうと比べると低めだが、糖質制限をしている人にとっては、それほどオススメできる値とはいえない。
2. ジュースをゴクゴク飲むと高糖質に
では、同じグレープフルーツでも、ジュースなどに加工されるとカロリーと糖質量はどのように変わるのだろう。
◎生 [38kcal、7.5g]
◎ストレートジュース [40kcal、8.8g]
◎濃縮還元ジュース [35kcal、7.8g]
◎20%果汁入り飲料 [39kcal、9.7g]
◎缶詰 [70kcal、15.2g]
生とジュースでは、カロリーも糖質量もほとんど差はない。ただ、果物はジュースにするとコップ1杯(約200g)は軽く飲んでしまう。いくら砂糖を加えてないとはいえ、200gを一気に飲むと、糖質量は軽く15gを超えることになってしまう。口あたりがいいからといってゴクゴク飲むよりは、同じカロリーと糖質量のグレープフルーツを噛んで食べた方が、満腹感が得られそうだ。
また、缶詰は加糖される分、カロリーも糖質量も多くなる。ヨーグルトに少量を混ぜるなど工夫して控えめに味わいたい。
◎生 [38kcal、7.5g]
◎ストレートジュース [40kcal、8.8g]
◎濃縮還元ジュース [35kcal、7.8g]
◎20%果汁入り飲料 [39kcal、9.7g]
◎缶詰 [70kcal、15.2g]
生とジュースでは、カロリーも糖質量もほとんど差はない。ただ、果物はジュースにするとコップ1杯(約200g)は軽く飲んでしまう。いくら砂糖を加えてないとはいえ、200gを一気に飲むと、糖質量は軽く15gを超えることになってしまう。口あたりがいいからといってゴクゴク飲むよりは、同じカロリーと糖質量のグレープフルーツを噛んで食べた方が、満腹感が得られそうだ。
また、缶詰は加糖される分、カロリーも糖質量も多くなる。ヨーグルトに少量を混ぜるなど工夫して控えめに味わいたい。
3. 低カロリーのサラダ
フルーツをサラダに入れると、ドレッシングの糖分を抑えることができるだけでなく、彩りも鮮やかになる。グレープフルーツの程よい酸味とさわやかな甘さは、実にサラダ向き。冷蔵庫にある材料で手軽にできるレシピをここで紹介するので、ぜひ挑戦してほしい。
<グレープフルーツのサラダ>
(1) グレープフルーツ1/4個の薄皮を剥いて、食べやすい大きさに切る。
(2) レタス2枚、きゅうり1/2本を食べやすい大きさに切る。
(3) オリーブオイル、ワインビネガー、塩・胡椒とはちみつ少々を混ぜてドレッシングを作る。
(4) (1)と(2)を器に盛り、くるみ2粒を荒く砕いて上にのせ、ドレッシングを回しかける。
※サラダ菜や水菜、鶏のささ身やエビのボイルを混ぜてもいい。
<グレープフルーツのサラダ>
(1) グレープフルーツ1/4個の薄皮を剥いて、食べやすい大きさに切る。
(2) レタス2枚、きゅうり1/2本を食べやすい大きさに切る。
(3) オリーブオイル、ワインビネガー、塩・胡椒とはちみつ少々を混ぜてドレッシングを作る。
(4) (1)と(2)を器に盛り、くるみ2粒を荒く砕いて上にのせ、ドレッシングを回しかける。
※サラダ菜や水菜、鶏のささ身やエビのボイルを混ぜてもいい。
結論
グレープフルーツは穀物やいも類と比べれば、カロリー、糖質量ともにかなり少ない。しっかり食べごたえがあるので、100gも食べれば満足がいくはずだ。そこで、ちょっと果物が食べたくなった時、リンゴやぶどうではなくグレープフルーツをチョイス。そんな意識の積み重ねがメタボ対策につながると心得ておきたい。