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ホットケーキとパンケーキの違いとは?由来や作り方も紹介!

ホットケーキとパンケーキの違いとは?由来や作り方も紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年9月15日

昔から家で作る定番おやつといえばホットケーキだった、という人は多いだろう。少し前までは女性の間ではパンケーキが一大ブームとなり、すっかり定着したようである。ホットケーキもパンケーキもよく似ている気がするが、両者の作り方や違いは何なのだろうか?

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1. まずはホットケーキ、パンケーキの由来から

日本で定着した由来を知って、どのような食べ物なのかを整理してみよう。

じつは日本でしか通用しない「ホットケーキ」

ホットケーキはそもそもパンケーキのことで、大正時代に日本に輸入された。当時はハイカラすぎてどら焼きと混同されたという笑い話が残っているが、さすがアレンジ上手の日本人。独自の進化を遂げておやつとして定着させた。戦後さまざまな会社が加糖のホットケーキミックスを発売し、「温かいケーキだからホットケーキでいいだろう」と商品名として名付けたのが由来なのだ。とくに大成功を収めたのが昭和32年発売の「森永ホットケーキの素」だ。

パンケーキはワールドワイド

ホットケーキが日本での「商品名」であるのに対し、パンケーキは世界的に定番の呼び名だ。この「パン」は「フライパン」のことで、小麦粉・卵・牛乳に、調理目的に応じた砂糖を混ぜてフライパンで焼いた物のことである。後述するがホットケーキとの違いは甘い食べ方ではなく食事として食べることも多い点だろう。

2. ホットケーキ、パンケーキの具体的な違い

明確な決まりはないものの、一方は日本で育ったもので、もう一方は世界中で共通する食べ方だ。アレンジの差が大きいようである。

ホットケーキは生地が重要

おやつが主流のホットケーキは、トッピングがバターや蜂蜜、メープルシロップなどの甘いものが定番となっている。「森永ホットケーキの素」を大ヒットさせた森永製菓の見解も「砂糖、甘い、厚みがある」食べ物という特徴を挙げている。つまりホットケーキの生地は、甘いこと、ベーキングパウダーなどでふっくら厚いことが重要なのだ。安価にお腹が膨れるし、どら焼きやカステラを想像させるハイカラなおやつは戦後から今日にいたるまで日本の子ども達を虜にしてきたのだろう。

パンケーキは食事スタイルまでカバー

市販のパンケーキミックスは砂糖不使用か少量のことが多く、ベーキングパウダーもごく少量のようだ。生地よりトッピングが重視され、薄いので一人で何枚も食べる傾向にある。用途も、カリカリに焼いたベーコンや目玉焼き、ナッツ類をのせたり、エビやアボカドをのせたり、前菜にしたりと、食事の一部として食べられることが多い。もちろん生クリームやフルーツ、チョコソースなどで完全にデザートの様相を呈したパンケーキも大人気だ。

3. 自宅でホットケーキ、パンケーキ作りに挑戦!

ミックス粉を使えば簡単だが、両者の違いを頭に入れてぜひ自宅で自家製ホットケーキやパンケーキを焼いてみよう。一例を紹介するのでトッピングは自由に試してみてほしい。

ホットケーキの作り方

まずは生地を手作りする。3枚分で、薄力粉150g・ベーキングパウダー小さじ2・砂糖40g・卵1個・牛乳130mlが目安だ。まず粉類すべてをボウルにふるっておき、卵と牛乳を混ぜた物を加えながら泡だて器でよく混ぜる。あとは通常のホットケーキ同様に焼こう。手作り粉のいい点は市販品と違い香料が入っていないので、バターやはちみつなどの香りが楽しめることだ。いろいろな種類のはちみつを食べ比べてるのもよい。

パンケーキの作り方

分量を薄力粉100g・ベーキングパウダー小さじ1・砂糖大さじ1に変えるだけだ。焼きあがってもそれほど膨らまずあっさりしているので、野菜や焼いたベーコン、目玉焼きなどをのせて食事として楽しんでほしい。もちろんホイップクリームにバナナ、ブルーベリーなどのフルーツをのせる食べ方でもいいだろう。

4. ホットケーキの食材の選び方

美味しいホットケーキを作るためには食材選びが重要だ。ホットケーキの美味しさを左右するのは生地のふわふわ感といっても過言ではないだろう。ほどよい弾力とほどよく空気を含んだ厚みのあるホットケーキは絶品だ。ふわふわのホットケーキを作るのに重要なのは粉の選び方である。

ホットケーキ作りで必要なのは薄力粉だ。薄力粉は小麦粉(強力粉・中力粉・薄力粉)の中で、タンパク質つまりグルテンの含有量が最も少なく、ふんわりとしたやわらかいお菓子作りに適した小麦粉である。その薄力粉の中でもとくに粒子の細かいものを選ぶといいだろう。

そしてふわふわにするために必要なのが「炭酸水素ナトリウム=重曹」と、「酸性の食材=マヨネーズ・レモン・酢・ヨーグルト」である。これらを合わせると化学反応が起こり、炭酸ガスが発生する。この炭酸ガスを利用することで、ふっくらとした厚みのあるホットケーキの生地ができるのだ。

もっと手軽に美味しく作りたいのであれば、ホットケーキミックスを使うといいだろう。さまざまなメーカーから販売されているホットケーキミックスは、ふっくらと仕上がるように小麦粉とベーキングパウダーが配合されている。味も調えられているので手間いらずだ。メーカーによって膨らみ具合や味は異なるので、好みで選ぶといいだろう。それらに手を加えてアレンジし、オリジナルのホットケーキを作るのもおすすめだ。

5. ホットケーキの下ごしらえのコツ

それでは、ホットケーキの下ごしらえをしてみよう。生地の材料である薄力粉・ベーキングパウダー(または重曹と酸性の食材)・牛乳・卵・砂糖などを混ぜ合わせよう。上手に作るポイントは、牛乳と卵を先に混ぜ合わせることである。小麦粉を先に入れてしまうと、混ざりにくいため、結果的に混ぜすぎてしまうのだ。薄力粉に含まれている成分グルテンが形成され、生地が固くなる。生地が固くなるということはふっくらしなくなるのだ。そのため、生地を混ぜ合わせるときは少々粉っぽさが残るくらいにしておくのがいいだろう。ふわふわの生地を作るには20~25回くらいでサッと簡単に混ぜるのがコツだ。混ぜすぎていないかを知る方法は、生地がさらさらしていないかどうかだ。さらさらしているのは混ぜすぎということだ。ダマが残っているのが丁度いい。簡単に手っ取り早く作れるのが魅力のホットケーキではあるが、美味しく作るためにひと手間かけるのがおすすめだ。よりふんわりとした生地作りのため、一晩冷蔵庫で寝かせるといいだろう。そうすることで、グルテンの形成が抑えられふわふわのホットケーキを作ることができる。市販のホットケーキミックスはグルテンが形成されにくいよう配慮されているので、寝かせなくてもふわふわに仕上がるのだ。

6. 美味しいホットケーキの焼き方

美味しいホットケーキの作り方は生地作りだけでなく焼き方も重要だ。焼くときのちょっとしたコツで、仕上がりに差が出るのだ。焼く前に熱したフライパンを濡れた布巾の上に1秒程度のせよう。熱したフライパンにすぐに生地を流し込むと、生地の表面が沸騰してしまう。生地にプツプツと穴が開いていくのを見たことがあるだろう。あれは沸騰している証拠なのだ。味に影響はないが、穴が開いた状態で焼き上がると見映えが悪くなるので、布巾を使ったフライパンの温度調節は大事なのだ。

そして、もうひとつのコツは生地をフライパンに流し込むときの高さだ。関係なさそうに思われるかもしれないが、見た目の美しいホットケーキを作るうえで大きなポイントとなる。生地をフライパンに落とすときは30cmくらいの高さから落とすときれいな円が描けるだろう。低い位置から落とすとムラができてしまうのだ。

まだまだ、コツはある。生地の中まで均一に火を通すにはふたをして焼こう。そうすれば焼き時間の短縮もでき、厚めのホットケーキも中が生焼けにならずにしっかり焼きあがるのだ。

最後にもうひとつ、ふわふわのホットケーキを作るために大切なポイントを教えよう。それはひっくり返すタイミングだ。小さな泡がプツプツと出始めたらひっくり返す合図である。だたし、泡が出すぎると膨らみが悪くなってしまうので注意が必要だ。

以上のポイントをおさえた作り方で、ふわふわの美味しいホットケーキ作りに挑戦してほしい。

結論

生地の厚みや甘みなどがホットケーキとパンケーキの差のようだ。ホットケーキが日本のおやつとして発展してきたという歴史も面白い。生地そのものを楽しむかトッピングを楽しむか?女性や子どもが喜ぶクリームやフルーツ盛沢山のパンケーキは、自宅でも簡単に作れるので、誕生日などのイベントに合わせて作ってみよう。
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