このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
「アサリ」の種類と選び方を解説!日本各地で味もさまざま?

「アサリ」の種類と選び方を解説!日本各地で味もさまざま?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年12月13日

日本の食卓で最も馴染み深い貝の一つである「アサリ」。近年国産が減少してしまい、中国や韓国からの輸入ものが増えているという。すまし汁をはじめワイン蒸しなどで日頃食す身近な食材だけに、最もうまい旬や特産地、選び方は気になるところ。さっそくチェックしてみよう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 種類

「アサリ(浅利)」の語源は、内湾の浅い海底にいることから「浅貝」。または、「あ」は浅い、「さり」は砂利で砂泥底にいることから。あるいは、海辺で手軽に獲れることから「漁(あさ)る」が転じてアサリとなったといわれている。生息しているのは日本各地の内湾で、塩分濃度のやや低い砂泥底。縦長4cmほどの二枚貝で、干潟や人口の渚でも生きていて、潮干狩りなどで獲れる身近な貝だ。

全国各地で獲れるアサリだが、貝殻の見た目は縞や幾何学模様など、同じものはないほど実に様々。産地によって若干特性があり、殻の色調などによって識別できる。輸入ものも多く出回っている。また、アメリカ原産だが東京湾などで大発生しているホンビノス貝も出荷量が増えてきた。
  • 愛知産/色は茶系。殻が薄く、身がふっくらしている。
  • 千葉産/白黒、茶、ブルーなど色が多彩で鮮やか。
  • 北海道産/やや大型で貝殻が厚く、目だった模様がなく、ベージュがかった灰色で地味な印象。
  • ホンビノス貝/アメリカ原産。外見は大アサリに似ていて、白っぽいものから黒っぽいものまである。殻は厚めで、身は火を通すと固くなりやすいので、小ぶりの方が軟らかく美味。アメリカ本国では、クラムチャウダーはこの貝でつくられる。

2. 特産地と旬

国産のアサリで最も出荷高が多いのが愛知県で、国産ものの7割近くを占めている。愛知県では、三河湾が元来有する生命力に加え、全国屈指のアサリ種苗である六条潟がある点、さらに新しい干潟を造成するなどの努力の結果により、近年漁獲量を増やしている特産地だ。

三河湾・六条潟は、塩分濃度やプランクトンの豊富さをはじめ環境がアサリの生育環境に非常に適し、良質なアサリが獲れることで名高い。その漁法も昔ながらの腰マンガというステンレス製のクワを付けた竿を用い、干潮時に海底を掘り出すというもの。漁師の足腰への負担は大きいが、手掘りで採取された活アサリは、3月~お盆時季までの旬の風物詩となっている。

ほか、北海道の厚岸(あっけし)は、大ぶりな北海アサリの特産地。普通のアサリの倍近くにもなり、味もしっかりしていて旨味が多い。

3. 選び方

まずは、口がしっかり閉じているもので、塩水に入れると水管を出しているものが生きている証拠。また、貝を上からだけでなく、横から見て甲高で厚みがあるものは、身が大きくプリプリとした食べ応えがある。選ぶ際は、ぜひサイドから見比べてみることをオススメしたい。全国で出回るアサリのほぼ半数以上が中国・韓国からの輸入品という昨今なので、産地の表記や、先にあげた外見の特徴などで見分けて購入しよう。鮮度が命の食材ゆえに、信頼できる鮮魚店を見つけておくことも肝心だ。

4. 美味しい食べ方

アサリの酒蒸しは、鍋一つでパッとできる実に手軽な調理法。いくらでも食べられるし、酒のアテには絶好なので、ぜひ覚えておきたいメニューといえるだろう。日本酒でショウガやネギを加え、ややあっさりめにつくってもよし。白ワインの場合には、ニンニクやイタリアンパセリ、プチトマトなどを加えてもいい。シェリー酒のマンサニージャなどでつくると、より海の香りが濃厚に引き立つ。老酒や紹興酒なら、唐辛子やニンニク、醤油を加えることで、こっくり深みのある中華風になる。
このように様々な酒との相性も楽しめるアサリの酒蒸し。いずれも、酒を入れたら鍋の蓋をぴっちりと閉じ、強火で鍋を揺すりながら蒸し煮にする。そしてアサリの口が開いたら、すぐに火を止め、身が固くならないよう火を通し過ぎない点に注意すれば、とびきりの一皿となる。

結論

貝といえばアサリを購入する家庭も多いことだろう。海の旨味をたっぷり含むアサリは、和食でも洋食でも中華でも何にでも合う万能選手。地味ながらも味は王様級なアサリを、上手に選んで、美味しく料理して、家族みんなで大いに食したい。
  

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ