1. シリアルにはどんな種類がある?

シリアルの歴史と種類
ご飯やパンに並び、朝食の定番メニューとなりつつあるシリアル。シリアルは19世紀末にアメリカで健康食品として生まれ、現在においても朝食の定番である。"シリアル"とは穀物(米・大麦・小麦・オーツ麦・コーンなど)を食べやすく加工した食品で、一般的に牛乳などに浸して食べる。日本でシリアルと言えばトウモロコシをフレーク状に加工した"コーンフレーク"だったが、シリアルが日本人の生活に定着するとともに、その種類も増えてきた。ここからは、シリアルの種類を見ていこう。
コールドシリアル
"コールドシリアル"とは調理不要でそのまま食べられるシリアルを指し、RTE(Ready To Eat)とも呼ばれる。日本で一般的にシリアルと言えばこちらのタイプ。牛乳に浸したりヨーグルトと混ぜて食べるほか、サラダのトッピングやお菓子作りに使われることもある。
- コーンフレーク
- シリアルパフ
- グラノーラ
- ミューズリー
ホットシリアル
"ホットシリアル"とは、加熱による調理が必要なシリアルである。日本ではあまり広まっていないが、欧米諸国では、朝食としてだけでなく体調の優れない時や食欲がない時にも食べられる。
- オートミール(オーツ麦を加工したもの)
- ポリッジ(オーツ麦を煮込んだお粥のようなもの。一般的には牛乳で煮込む)
2. シリアルはどう保存すべき?

手軽に食べられるシリアルだが、保存方法が悪いとすぐに湿気てしまうのが難点である。サクサクした食感はシリアルの大きな魅力であり、湿気てこの食感が失われてしまっては、シリアルの美味しさが半減してしまう。湿気てしまうことがないよう、上手に保存しよう。ここでは、シリアルの保存方法について解説する。
しっかりと口を閉じる
ほとんどのシリアルは、プラスチック製の袋に入れて売られている。メーカーや商品によって異なるが、何度でも開閉可能なジッパー付きの袋に入れられているものと、ジッパーのない袋に入れられているもの、更に箱に入っているものなど様々だ。ジッパー付きの袋の場合には、食べる直前に袋を開け、シリアルを皿やボウルに入れたあとはすぐにジッパーを閉じれば良い。長期的な保存には向かないが、毎朝食べるのであれば問題ない。ジッパーのついていないタイプの袋の場合には、とにかくしっかりと袋の口を閉じることが大切。輪ゴムや袋止めクリップを使い、冷暗所や冷蔵庫で保管しよう。
密閉容器に移す
袋をどんなにしっかりと閉じても、やはり空気には触れてしまう。シリアルが入っていた袋ではなく、密閉容器で保存する方が湿気にくいためオススメだ。タッパーなどのプラスチック製の容器や密閉できる蓋のついたガラス容器などで保存しよう。
3. おしゃれに収納!シリアルストッカーいろいろ

シリアルの保存方法はわかったが、問題は収納場所だ。広々とした収納スペースのある使いやすいキッチンはみんなの憧れだが、現実的にそのようなキッチンを使っている人は少ない。限られた収納スペースに無理やり"隠す"よりは、いっそ"見せて"収納してはどうだろう?ここからは、見える場所に置きたくなるおしゃれなシリアルストッカーを紹介する。
プラスチックの保存容器
プラスチック製の保存容器にはシンプルで実用的なものが多いが、形や蓋の色などにこだわり、キッチンカウンターなどに置いておいても気にならないおしゃれなものもある。ワンタッチで開閉できるなど実用性は高く、扱いやすいプラスチック製は無敵の保存容器だ。
瓶の保存容器
瓶の保存容器は、プラスチック製のものに比べて重い。更に、落としたら割れてしまうために扱いづらい。しかし、大切に使えば長持ちするうえ、見た目のおしゃれさもプラスチック以上だ。密閉できる蓋のついたガラス素材のジャーにシリアルを入れ、おしゃれに保存しよう。
ディスペンサーに保存
ディスペンサーとは一定量を吐出する装置で、シャンプーやコンディショナーなどの容器に使われている。シリアルに使われるディスペンサーは、保存容器にセットされたハンドルを回すと一定量のシリアルが出てくる便利なマシーンだ。もちろん、便利なだけでなく見た目のおしゃれさにも魅力がある。
結論
シリアルについて解説した。サクサクした食感、美味しさ、栄養バランスなど、魅力の多いシリアル。牛乳やヨーグルトがあれば食べられる手軽さも忙しい朝には嬉しい。いつまでも美味しい食感を維持できるよう、正しく、そしておしゃれに保存しよう!