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7/25はかき氷の日。かき氷の歴史を知って、より深く楽しもう

7/25はかき氷の日。かき氷の歴史を知って、より深く楽しもう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年2月14日

夏の風物詩のひとつと言えば、かき氷。夏のレジャーや夏祭りなどで、子どもと一緒に食べる機会も多いだろう。そのかき氷の記念日として制定されているのが、7/25の「かき氷の日」だ。今回は「かき氷の日」について紹介するとともに、かき氷の歴史についても紐解いていこう。

  

1. かき氷の日の由来や歴史を知る

・かき氷の日の由来とは?

かき氷の日は、日本かき氷協会によって制定された記念日だ。1933年7月25日に日本最高気温を記録したこの日は、かき氷にふさわしい日であるというのが理由である。また、夏氷とも呼ばれるかき氷の「7(な)2(つ)5(ごおり)」という語呂合わせもその理由となっている。夏真っ盛りの7/25は、ちょうどかき氷が美味しくいただける時期である。

・かき氷の歴史

かき氷は一体いつ頃から食べられていたのだろう。平安時代の女流歌人・清少納言の随筆「枕草子」には、「削り氷にあまずら入れて、あたらしきかなまりに入れたる」という文章が書かれている。これは、「削った氷にあまずら(はちみつに似た甘味料)をかけて、真新しい金属製のお椀に入れる」という意味だ。このことから、平安時代にはかき氷が食べられていたことが分かる。冷凍庫もないこの時代は、氷はとても貴重なものだったであろう。
幕末になると、氷の輸送もはじまり庶民にも身近な存在になってきた。日本で初めての氷屋が開業したのもこの時期だ。
その後かき氷は日本中に広まり、夏の風物詩として定着した。

2. いろいろなかき氷

・戦後間もない頃に考案された、プレミアムかき氷

鹿児島県鹿児島市には「天文館むじゃき」という店がある。この「天文館むじゃき」のかき氷は白熊と呼ばれ、鹿児島県のご当地グルメともなっているのだ。戦後間もない頃、昭和22年に創業者が考案したのがこの白熊である。こんもりと盛られた氷の上に、オリジナルのミルクや蜜、たっぷりのフルーツがトッピングされた白熊は、ここでしか味わうことのできないプレミアムかき氷。古くから鹿児島県で愛され続けている歴史のあるかき氷なのだ。

・最近の進化型かき氷

時代とともにかき氷も進化し、現在ではもはやスイーツと言っていいほどのかき氷も登場している。定番のイチゴやメロンだけではなく、ブルーベリーヨーグルトやパンプキンキャラメル、ティラミスなど、さまざまなフレーバーのかき氷が存在する。マンゴーアイスブロックを削って作るマンゴーかき氷は、マンゴーの旨みをダイレクトに楽しむことができる台湾発のかき氷。マンゴーシャーベットとマンゴーの果肉、マンゴーソースを絡めて、思う存分マンゴーを堪能することができる人気のかき氷だ。
最近は、このような高級かき氷がトレンドとなっている。かき氷人気は年々加速中だ。この夏どんな新かき氷が登場するのか楽しみである。

3. 自宅で楽しむかき氷

自宅用のかき氷機も年々進化を遂げている。昔ながらの回して作るかき氷機のほかに、電動のかき氷機も登場している。また、機能性も向上し、自宅でお店と同様のふわふわかき氷を作ることも可能となった。
市販のかき氷シロップでも美味しくいただけるが、手作りの自家製シロップを作ってみるのもおすすめだ。好みの材料をトッピングしてオリジナルのかき氷作りに挑戦してみるのもいいだろう。イチゴやキウイ、メロンなどをたっぷりトッピングしてフルーツソースをかけたフルーツかき氷、小豆や白玉をトッピングし抹茶ソースをかけた和風かき氷などはどうだろう。この夏、ぜひ親子で自家製かき氷作りに挑戦してほしい。

結論

子どもも大好きなかき氷。最近では大人も満足させるグルメなかき氷も多く出ている。7/25のかき氷の日に、親子でかき氷の魅力を堪能してみてはどうだろう。暑い中、冷たいかき氷を親子で楽しむひとときは、きっと夏のいい思い出となるはずだ。

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  • 公開日:

    2018年7月25日

  • 更新日:

    2020年2月14日

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