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麦と米はどう違う?麦の種類やもち麦の特徴を覚えよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年7月11日

穀物の一種である麦は、栄養価が高い食材。さまざまな種類に分類されており、加工食品の素材としても主流なため世界で最も生産数が多い穀物だ。最近では『もち麦』や『押し麦』といった、米とブレンドして食べる種類も注目されている。今回はそんな麦の種類や米との違い、人気のもち麦の特徴にも触れてまとめていきたい。

1. 豊富な麦の種類

麦は食品の用途によって使用される種類が違う。まずは麦の種類を大きく分け、特徴や用途などを紹介していこう。

小麦

麦の中で最も一般的で親しまれている『小麦』は、パンや菓子、うどんやラーメンなどの麺類など、さまざまな食品の原料としてもなじみ深い。製粉化された小麦粉は、含まれるタンパク質の量によって『薄力粉』『中力粉』『強力粉』と分類される。

最近『全粒粉』と呼ばれる小麦粉に注目が集まっているが、これは製粉の過程で発生する「糠(ぬか)や胚芽=ふすま」をすべて含んだ小麦粉。なかでも糠や胚芽部分のみを製粉化したものは『ふすま粉』と呼ばれており、食物繊維やビタミン、ミネラルなどを多く含み栄養価が高く、近年の食生活においても見直されている食材だ。

大麦

大麦はビールや焼酎などの酒類から、味噌や麦茶などの原料として使われる麦の一種だ。他にも麦ごはんのように食する種類もあり、日本だけではなく世界でもなじみ深い。『もち麦』はこの大麦に含まれる。

はだか麦

『はだか麦』は脱穀しやすいように改良されており、ツルツルの実がすぐにできるのでこう呼ばれている。主に味噌や焼酎の原料にも使われており、『二条大麦』の一種としても数えられている。

2. 話題の『もち麦』とは

大麦の一種である『もち麦』は、含まれている栄養価から大きな話題を呼んでいる麦だ。押し麦のような粘り気が少ない麦の中で、最も粘性が高く、もちもちとした食感から『もち麦』と呼ばれている。
もち麦が高く評価される理由は、含まれている栄養にある。もち麦に含まれる大麦β-グルカンとよばれる成分はいわゆる食物繊維のひとつ。水溶性の食物繊維なので、水に溶けるとゲル状になり、血糖値の上昇を抑えるといわれている。

またゲル状になった大麦β-グルカンは、腸の粘膜を保護し、腸内の善玉菌の餌となり、腸内環境を正常化させることによって、便通の改善にも役立つ。このため近年おなじみとなっている、糖質や炭水化物を抑えた食生活によるダイエット方法にも取り入れられる食材として、大きな期待を集めている。そして継続的に摂取することで、糖尿病や脳梗塞といった生活習慣病の予防にもつながる。
もち麦を食べる際は、白米とブレンドして一緒に炊き込むのが一般的だ。米1合に対してもち麦約50gを加えると、もち麦の独特な食感や白米の甘みをバランスよく感じられる割合となる。他にもスープの具材として取り入れたり、ひき肉のかさ増し用の食材として使ってみるのもいいだろう。

3. 麦と米の違いはどこにあるのか

麦はさまざまな加工品の原料となったり、食用しても独特な食感や栄養価が高かったりする食材だ。しかし同じイネ科の穀物である米とは、どのような違いがあるのか検証してみよう。
まず麦は前述したように食品から調味料、飲料まで、さまざまな製品の原料として代表的な存在。このため、数ある食品素材のうち、最も世界でなじみ深くかつ広く生産されている種類と言えるだろう。そして食物繊維をはじめ、栄養価が高くヘルシーなのが特徴だ。
対して米は食用として生産されることが多く、主に日本を含めたアジアでは主食として据えられている。でんぷん質が多く含まれており粘性も強いので、もちっとした弾力性があるのが米の特徴だ。
米には精米の過程で、糠部分を取り除かない『玄米』が存在する。白米と違ってプチプチとした食感があり、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養価が豊富だ。米には、せんべいなどの菓子類や餅など加工食品の原料としての一面もあるが、麦ほど広く使用されていないのが大きな違いだ。

しかし、麦と米にも共通点がある。「もち性」や「うるち性」など性質で分別されていることだ。毎日口にする米やうるち麦はうるち性、もち米やもち麦はもち性といった分類だ。

結論

麦と米は同じ穀物ではあるが、性質や用途、食感や含まれる栄養価といった、ほとんどの部分に違いがある。しかしこれまで雑穀としてあまり表に出ることがなかった麦は、特に『もち麦』を中心として近年ヘルシーな成分がたっぷり含まれることが分かってきている。賢く取り入れ健康的な食生活を目指そう。

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