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お米の人気銘柄10選!日本人なら知っておきたいお米の豆知識

お米の人気銘柄10選!日本人なら知っておきたいお米の豆知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年10月 1日

日本で作られているお米は、産地の気候や風土に合わせて常に品種改良が行われている。その結果数多くの品種が作られ、300種を超える。「あきたこまち」や「コシヒカリ」「ひとめぼれ」のように、有名で人気のあるブランド米は、ほんの一部でしかないのだ。今回はお米の品種について探っていこう。

  

1. 日々進化するお米の品種改良

お米を主食にしている我々日本人は、その質に対するこだわりも強い。消費者が求める、より美味しいお米を作るために絶え間なく品種改良の研究が行われているが、その理由は美味しさの追求以外にもある。

■他の一般的なポイント

  • 炊いた時の見た目が良い
  • 寒さに強い
  • 病気に強い
  • 収穫時期が早い
  • 風などで倒れにくく育てやすい
稲の品種改良は、違う性質を持った品種をかけ合わせて、より質の高い新たな品種を生み出す。例えば、「美味しいけれど病気に弱い」品種と「味は普通だが病気に強い」品種をかけ合わせる。そこから生まれた新しい品種と、また性質の異なる品種をかけ合わせるなど、いくつものかけ合わせのパターンを試していく。その中から最終的に選抜された、よりすぐった稲に様々な試験を行う。

■品種改良後の試験例

  • 耐冷性検定試験(寒さに対する強さ)
  • いもち病抵抗性検定試験(稲の代表的な病気への抵抗性)
  • 食味試験(味、香り、粘りなど)
試験で認められた新たな品種は、更に農林水産省での審査を通過して新しい品種として登録される。例えば、人気ブランド米「あきたこまち」の品種改良の場合、1975年に交配をおこない、1997年に交配してできた種の中で、味の良い物を選抜。1981年に調査、試験が続けられ、1984年にようやく新品種「あきたこまち」が誕生した。新しい品種が誕生するまでの過程は、おおよそ10年前後の期間を要する手間も時間もかかる大変な作業なのだ。最近では、温暖化に強い品種の研究が盛んになっているようだ。

2. 人気品種10銘柄の特徴

近年人気のある品種を知るには、農水省が毎年発表する「作付面積」(お米の苗が植えられた面積)を見ると明らかになる。生産量が多い、つまり消費者のニーズが高い人気米ということになる。作付面積ベスト10の品種、それぞれの特徴をみていこう。(H28年度農林水産省データ)

1位 コシヒカリ
日本で作付されるお米の3割を占めている。誰もが知る美味しいお米の代表格。程よい粘りと適度な硬さで、艶、香りともに優れた日本人好みの味。

2位 ひとめぼれ  
冷害によって壊滅的な被害を受けたササニシキに代わるお米として、宮城県で作られた。コシヒカリから品種改良され、コシヒカリの味や香り、粘りを受け継ぎながらも、さっぱりとした味わい。優れたバランスが特徴。
  
3位 ヒノヒカリ  
コシヒカリと黄金晴のかけ合わせでできた、九州を代表するお米。粘り気や香り、味のバランスが良く、お米本来の味を楽しめる。クセが少なくどんな料理にも合うオールマイティーさが特徴。多めの水で炊くとコシヒカリに劣らない旨味が味わえる。

4位 あきたこまち 
秋田県のオリジナル品種として開発された。もちもちした食感で粘りが強く、程よい甘味。

5位 ななつぼし  
北海道産のさっぱりとした味のお米。食感は柔らかいが、冷めても米粒がベタベタせずに美味しく食べられる。

6位 はえぬき
山形県の人気米で、粒の表面がしっかりしており、水加減にこだわらなくても美味しく炊ける。冷めても品質が劣化しにくく、お弁当でもおいしく食べられる。コシヒカリ以上の歯ごたえと甘味が特徴。
   
7位 キヌヒカリ
関東、近畿地方などで栽培されている定番のお米。コシヒカリより粘りは弱く、さっぱりとした食感。

8位 まっしぐら
東北の土壌に適した配合で作られた青森のお米。粒がしっかりしており、適度な弾力がある。粘り気は少なくさっぱりとした味。炊き上がりの艶の良さ、粒ぞろいの良さ、食感、味のバランスの良さが特徴。

9位 あさひの夢
愛知県で作られた二毛作も行われるお米。口当たりが良くさっぱりとした味だが、お米本来の甘味がある。味の主張が強くないので、おかずを主役にしたい時に最適。冷めても美味しく食べられる。

10位 ゆめぴりか
北海道が生んだ新進気鋭の米。高級料亭やファーストクラスの機内食に採用されるなど、評価が高い。粒がしっかりとしており絶妙な粘り気。食べ応えもあり、もちもちとした食感。甘みも強く、柔らかで艶々とした炊き上がりが特徴。

3. お米のランクとは?

お米のパッケージに「特Aランク獲得!」などと表示されて、販売されているものを見かけるが、お米のランク付けがどのように決定されているかを、ご存知だろうか?毎年、一般財団法人日本穀物検定協会が実施する「食味試験」の結果に基づいたランキングだ。新聞やニュースなどでも取り上げられることも多く「特A」などというワードを耳にしたこともあるだろう。専門の評価員20名により、外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価の6項目について審査する。複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米として比較評価をする。基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好を「A」、同等を「A´」、やや劣るものが「B」、劣るものは「B´」となる。平成28年産米は141品種が審査対象になったが、驚くことに123品種が「特A」と「A」に判定されている。日本のお米作りのグレードの高さがわかる。いうまでもなく、人気のあるブランド米は特Aが多い。

結論

日本で生産されるお米は、さまざまな品種があるが、どれをとっても質の高さを感じる。品種改良の研究者や生産者の努力は計り知れない。あとは調理する側が、料理に合ったお米を選ぶことが最も大切だ。丼ものなら、粒がしっかりしてさっぱりとした味のお米が合うだろう。おにぎりなら、冷めても味の良い、粘りの強めのお米がいいだろう。気になる銘柄を少量ずつ購入して、味比べをしてみるのも面白いだろう。
  • 公開日:

    2018年7月10日

  • 更新日:

    2020年10月 1日

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