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インテリアにも!食べられるサボテン「グラパラリーフ」

インテリアにも!食べられるサボテン「グラパラリーフ」

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月 6日

家庭菜園より手軽に室内で育てられ、どんどん増やすことができる「食べられるインテリア」。そんな夢のような新種の植物、それが「グラパラリーフ」だ。サボテンの一種で、部屋に飾っておける高いインテリア性があり、世界中で食用として食べられている。そんな大注目の食用サボテン、グラパラリーフの特徴や魅力をご紹介しよう。

  

1. 食べられるサボテン

グラパラリーフはもともと中南米、メキシコ産のサボテンだ。
アロエと同じ多肉植物で、食用に品種改良されている。

乾燥に耐える生命力

多肉植物は肉厚な葉の中に水分やミネラルをいっぱいに閉じ込め、厳しい乾燥を生き抜くのが特徴だ。グラパラリーフは日本ではまだなじみが少ないものの、最近は葉をばらした状態でパック詰めされ、デパートなどで見かけるようになった。長さ約4~5cmの小さな葉だが、その肉厚な葉には驚くほどの水分とミネラルが詰まっている。

千葉や広島で生産

グラパラリーフの学術英名は「ゴーストプラント」、和名は「朧月(おぼろづき)」。どちらも情緒あふれる名前がついている。日本での食用品種名は「はりんご(葉林檎)」で、爽やかなリンゴのような風味からつけられた。生産地はまだ限られているが、千葉や広島で農薬を一切使わずに作られている。水洗いしてそのままサクサクと生食することが可能だ。

2. フルーツのような酸味と風味

グラパラリーフの最大の特徴は、歯ざわりと酸味だろう。甘さはまったくないものの、みずみずしいフルーツのような爽やかな清涼感を楽しめる。一度食べると「はりんご」という品種名にも納得だ。

フルーツのような酸味と風味

葉は肉厚で皮が薄く、サクッパリッとした食感である。その風味はとてもフルーティーなので、青リンゴやスモモ、サクランボのようだと例えられることが多い。シャキシャキした食感を楽しむために生食がおすすめだ。酸味があるので果物と同じ感覚で食べられる。

食べるサプリメント

グラパラリーフは厳しい自然環境を生き抜くサボテンなので、とにかく栄養豊富だ。ミネラル分は20種類以上含まれている。青汁の原料として有名なケールと同等比率のカルシウム、マグネシウム量を誇っている。小さな葉4枚で、牛乳100mlと同程度のカルシウムが摂取できる。このため「食べるサプリメント」とも呼ばれ、世界中で水分や栄養素の補給源として重宝されている。

3. 具体的な食べ方

そのままパリパリ食べても十分美味しい歯ざわりなのだが、甘味がないので物足りなく感じる人もいるようだ。同じ生食でも一工夫するだけで、グラパラリーフを美味しく摂取することが出来る。

サラダに入れる

サラダの具として入れてもいいし、刻んでドレッシングの材料にしてもいい。ドレッシングには酢の代わりに入れる感覚だ。
粗く刻めば食感も活かせる。イチゴや柑橘類と合わせて、フルーツサラダにしても美味しい。

ヨーグルトやスムージーに

酸味を活かすならヨーグルトに入れ、ハチミツをかけると美味しくいただくことができる。スムージーに混ぜるとよいアクセントになる。グラパラリーフは「ほのかな酸味」といわれているが、個体によってはレモン並に酸っぱいこともあるようだ。1枚食べてみて、もし酸味が強いようならハチミツなどを上手に利用しよう。

結論

珍しい野菜とはいえ、一度手に入れたら増やすのも簡単なグラパラリーフ。生命力が非常に強く、植木鉢の土の上に並べておくだけでも新芽が出てくる。サボテンなので暖かい方がよく育つ。夏場に土の上に並べて栽培してみよう。観葉植物として楽しめるため、新芽が出てくる様子を家族で観察してみてほしい。運が良ければ花が咲くこともある。たくさん育てばそのまま適時摘み取って食べられるだろう。

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  • 公開日:

    2018年7月 2日

  • 更新日:

    2021年8月 6日

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