1. シーザードレッシングの材料とサラダの作り方
さっそく、シーザードレッシングの材料とサラダの作り方を見ていこう。材料はレシピによって異なるが、ここではホテル「シーザーズプレイス」で提供されている、伝統的なシーザードレッシングの材料を紹介する。
シーザードレッシングの原料(2人分)
- エキストラバージンオリーブオイル(3/4カップ)
- にんにく(ひとかけ)
- ウスターソース(小さじ1杯)
- すりおろしたパルメザンチーズ(1/4カップ)
- レモンまたはライムの絞り汁(少量)
- 半熟卵の黄身(1個)
- 塩(少々)
- 挽いた黒胡椒(少々)
- 粒マスタード(大さじ1/4)
- アンチョビフィレ(6切れ程度)
本場では、パルメザンチーズはその場ですりおろすとされている。ウスターソースはイギリスのリーペリン社のものを用いると、本格的な味に近づくようだ。日本でも輸入食料品店などで手に入るので覗いてみてほしい。なおアンチョビはオリジナルレシピに入ってないという説もあるが、真偽は不明のようだ。
続いて、伝統的なシーザーサラダの作り方も、簡単にではあるが紹介しよう。用意する材料は上記に加えて「ロメインレタス」「軽く焼いたフランスパン(クルトンにしておく)」だ。
もちろん一般的なレタスでもよいが、ロメインレタスを使うのが伝統のようだ。エーゲ海のコス島が原産の野菜とされている。細長い形をしており、通常のレタスよりも肉厚なのが特徴だ。せっかくなのでロメインレタスで作ってみよう。
続いて、伝統的なシーザーサラダの作り方も、簡単にではあるが紹介しよう。用意する材料は上記に加えて「ロメインレタス」「軽く焼いたフランスパン(クルトンにしておく)」だ。
もちろん一般的なレタスでもよいが、ロメインレタスを使うのが伝統のようだ。エーゲ海のコス島が原産の野菜とされている。細長い形をしており、通常のレタスよりも肉厚なのが特徴だ。せっかくなのでロメインレタスで作ってみよう。
シーザーサラダの作り方
まずはロメインレタスを1枚ずつキレイに剥がして水洗いし、冷蔵庫で冷やす。できれば1時間以上が好ましい。次に、半熟卵の黄身と挽いた黒胡椒以外を木製のボウルに投入し、よく混ぜ合わす。このとき、半量程度のパルメザンチーズを入れておこう。
続いて半熟卵の黄身を入れて混ぜ合わせ、ほどよくクリーミーになったところでレタスを和える。ここまでくればほぼ完成だ。皿に盛ったら残り半量程度のパルメザンチーズ、挽いた黒胡椒、塩(少々)、最後にクルトンをのせればシーザーサラダができあがる。
続いて半熟卵の黄身を入れて混ぜ合わせ、ほどよくクリーミーになったところでレタスを和える。ここまでくればほぼ完成だ。皿に盛ったら残り半量程度のパルメザンチーズ、挽いた黒胡椒、塩(少々)、最後にクルトンをのせればシーザーサラダができあがる。
2. 使い方いろいろ!シーザードレッシングのアレンジアイデア
シーザードレッシングといえばサラダだが、それ以外にもアレンジできる。いくつか紹介するのでぜひ試してみてほしい。
やはり定番はサラダ
伝統的なシーザーサラダはもちろん、、さまざまな材料を用いたサラダと相性がよい。シーザードレッシングに、カレー粉や味噌などをプラスしてアレンジを楽しむのもおすすめだ。
パスタソースとして
パスタにシーザードレッシングを加えると、手軽にカルボナーラ風パスタが楽しめる。明太子と合わせたりサラダパスタにしたりと、さまざまな味わいが楽しめる。ぜひお気に入りを見つけていただきたい。なおシーザードレッシングは濃厚なため、太めのパスタがおすすめだ。
ピザソースとして
同じように、ピザソースとしても活用できる。とくに、野菜をたっぷり乗せたサラダピザとの相性がよいのでおすすめだ。鶏肉やベーコンを乗せると旨みが増すので、試してみてはいかがだろうか。
3. シーザードレッシング・サラダの名前の由来とは?
最後に、シーザードレッシングにまつわるちょっとした豆知識を紹介しよう。90年以上にも及ぶ歴史をもつシーザードレッシングだが、主に使われるのはサラダだ。そのサラダがなぜ「シーザーサラダ」と呼ばれるようになったのかご存知だろうか?由来については諸説あるが、有名なのは以下の2説だ。
ホテルのコックの名前が由来
メキシコのティファナにあるホテル「シーザーズプレイス」が始まりという説だ。1924年7月4日、ホテルのコックであった「シーザー・カルディニ」がシーザーサラダを生み出した。客に出す材料がなくなってしまったため、キッチンにあったロメインレタス、パルメザンチーズ、クルトンなどをかき集めてその場でサラダを作ったところ、評判となったという。
コックの名前を取って「シーザーサラダ」と名が付き、アメリカから世界に広がっていったとされている。このときに使われていたドレッシングが「シーザードレッシング」の始まりであれば、なんとなく合点がいきそうだ。
コックの名前を取って「シーザーサラダ」と名が付き、アメリカから世界に広がっていったとされている。このときに使われていたドレッシングが「シーザードレッシング」の始まりであれば、なんとなく合点がいきそうだ。
レストランのオーナーの名前が由来
同じく1924年、メキシコのティファナにあるレストランで勤めていたアメリカ人コック「アレックス・カーディニ」が考案したという説もある。残り物を集めて作ったサラダが客に好評だったため、次第に有名になっていったのだ。
初めは、レストランの近くに飛行場があったことから「飛行士サラダ」と名付けられたのだが、その後アレックスの兄の名にちなみ「シーザーサラダ」と名前を変えたと言われている。
初めは、レストランの近くに飛行場があったことから「飛行士サラダ」と名付けられたのだが、その後アレックスの兄の名にちなみ「シーザーサラダ」と名前を変えたと言われている。
結論
歴史あるシーザードレッシングは伝統的な材料で作るのもよいが、時間がないときや材料が揃わないときは、マヨネーズをベースにするのもよいだろう。さまざまなレシピが紹介されているので、お気に入りを見つけてみてはいかがだろうか。楽しみ方はサラダだけではないので、パスタやピザなどアレンジレシピを試して、シーザードレッシングの奥深い世界を楽しんでもらいたい。