このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

どう使う?西洋わさび、ホースラディッシュの正しい使い方 

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2018年8月 1日

刺身に、つけダレに、日本料理には欠かせない和のフレーバー「わさび」。わさびとは一般的に本わさびのことを指すが、「ホースラディッシュ=西洋わさび」のことはあまり知られていない。このコラムでは、実はわさびフレーバーの主役となっているホースラディッシュについてご紹介しよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 輸入された西洋わさび

もともと日本にある本わさびは、水のきれいな山間地や渓流に自生していたものだ。畑の土の中で育てられるホースラディッシュは、栽培を目的に輸入されたものである。

ヨーロッパ産の植物

ホースラディッシュはフィンランドなどが原産で、レオール・レフォールとも呼ばれる。日本の本わさびに対して西洋わさびと名付けられ、本わさびより大きく、色は真っ白だ。根の性質が強く丈夫であり、本わさびよりも辛さが約1.5倍。ピリリとした刺激の強さが特徴のわさびである。

北海道では「山わさび」と言われている

国産としては現在北海道が主な生産地だが、当初は栽培のみだったものが今では自生しており、「山わさび」と呼ばれている。道内ではよく見かけるほど広く野生化したため、別名「アイヌわさび」とも呼ばれている。本土では加工されたホースラディッシュしか口にする機会はないが、北海道では気軽に新鮮なホースラディッシュを食べるようだ。

2. 実はよく口にしている

ホースラディッシュというと何やら聞きなれない感じがするのだが、わたしたちは加工したものを日常的によく口にしている。実は市販のチューブ練りわさびのほとんどを支えているのが、本わさびではなくホースラディシュなのだ。

本わさびの弱点

日本では昔から本わさびの風味を愛し、刺身や寿司と食べていた。本来のわさびは、根をすりおろしてその場で頂くものだ。
本わさびの香りや辛みはすぐに飛んでしまうので、その場でしか味わえない。また、食べられるサイズになるまではきれいな水がある場所で2~3年かかり、根もそんなに大きなものではない。

チューブわさびの登場

繊細なわさびをもっと手軽に、料理店でおろすのではなく家庭でも気軽に食べられるようになったのは、「加工わさび」のおかげである。原型である粉わさびは大正初期に発売され、そこから現在のチューブ入り練りわさびまで進化してきた。この加工に欠かせないのがホースラディッシュだ。辛みが本わさびの1.5倍、根が大きく性質も丈夫なホースラディッシュは、加工のしやすさ・安価なことも相まってチューブわさびの主力となった。色や風味は人工添加で補っている。

3. ホースラディッシュを食べよう

今では大型スーパーで生のホースラディッシュを扱うところがある。手軽なパウダーも売っている。また、香りは異なるが辛み成分は本わさびと同じである。

大定番はローストビーフ

市販品を買うとソースにホースラディッシュがついてくるくらい、ローストビーフとの相性がいい。本わさびは甘味が強いがホースラディッシュは辛みが強く爽やかで、あっさりしているので西洋料理によく合うのだ。ピリッとした刺激はアクセントになるし、肉料理のソースに好相性だ。

北海道では和食にも

西洋料理だけとは限らない。国産の本場、北海道では、ホースラディッシュを粗くおろしてしょう油をかけ、ご飯にのせて食べる。
卵かけご飯の薬味としても最高だそうだ。濃い目の味付けによく合う。オイル系とも相性がいいので、ツナ缶やカルパッチョとの組み合わせにもピッタリである。

結論

加工向きなので聞きなれない名前だが、ホースラディッシュはチューブわさびで口にしたことがある縁の下の力持ちだ。ちなみに、「本わさび使用」と書いてあるチューブわさびの穂わさび率は50%以上。「本わさび入り」なら50%未満でいいので、ほんのちょっとでも入っていれば表記OKということになる。風味の差が気になる人は、「本わさび100%」を購入し、ホースラディッシュと食べ比べてみよう。香りが異なるのに気が付くはずだ。

この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ