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牛・豚ひき肉を混ぜるだけ!合びき肉を好みの割合に

牛・豚ひき肉を混ぜるだけ!合びき肉を好みの割合に

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2021年3月12日

牛ひき肉と豚ひき肉を混ぜ合わせた合びき肉は、牛肉と豚肉の割合で味わいが異なるのを知っているだろうか。今回は、ひき肉の特色と、合びき肉の割合での味わいの違い、家庭で合びき肉を作る方法を紹介しよう。

  

1. ひき肉は4種類

スーパーなどで売られているひき肉には4種類ある。切り身で売られている食肉は、肩ロースなど部位が記載されているが、ひき肉はどの部位が使われているのかはあまり知られていない。

牛ひき肉

すね肉、ネックなどの肉質が固い部分や、切り分けたあとの余り肉などがひき肉にされる。使用する部位で脂肪の含まれる量などが異なる。赤身肉をひき肉にしたものもある。

豚ひき肉

肩バラ肉、すね肉や、切り分けたあとの余り肉が使われている。脂肪が多く含まれている。

鶏ひき肉

むね肉、もも肉に分けてひき肉にされていることが多い。また、肉を骨から切り離したあとに骨に残った肉も使われている。鮮度が落ちやすいため、水分が出ているものは避けよう。

合びき肉

主に、牛肉と豚肉を混ぜたひき肉のことだ。まれに、豚肉を鶏肉に替えた合びき肉もある。肉を混ぜ合わせることで、風味、肉質などが変化する。パック詰めされた合びき肉には、消費者に分かりやすいように、「牛、豚ひき肉」などと肉の種類を明記している。
また、割合の多い肉の順に記載されている。

2. 合びき肉の牛と豚の割合は?

ひき肉は炒め物、焼き物、揚げ物、鍋などさまざまな料理に使われる。和食は鶏ひき肉をつかったつくね、中華は豚ひき肉をつかったギョウザ、洋風は牛ひき肉や合びき肉を使ったハンバーグなど、料理によって使うひき肉が異なるのだ。

■ハンバーグの美味しい配合

ハンバーグは、合びき肉を使うことが多い。それは、牛ひき肉だけを使うと固くなりやすいためだ。豚ひき肉を加えることで、脂肪も加わりふっくらとジューシーに仕上がる。牛と豚の割合は、7:3か6:4が美味しいといわれている。スーパーで売られている合びき肉も、美味しいといわれる割合で混合されていることが多い。

■好みの配合にするには

料理を続けていると、合びき肉の混合割合にもこだわりたくなるものだ。好みの配合にするには、2つの方法がある。牛ひき肉、豚ひき肉をそれぞれ購入して配合するか、精肉店で配合してもらう方法だ。精肉店では、粗びきなどのひき方や、部位も選べるため、使う料理によってこだわってみてはどうだろうか。

3. ひき肉は鮮度が落ちやすい

ひき肉は、表面積が増えるため空気と触れて酸化しやすく、肉から水分もでてきやすい。そのため、鮮度が落ちやすい食材だ。
スーパーで売られているひき肉の消費期限は、切り身の肉よりも短くなっている。

■早めに使い切る

買い物のときのポイントは、肉の色が鮮やかなものを選ぼう。肉の色が黒くなっている場合は、酸化している可能性が高いため避けるようにしたい。温度が上がると鮮度が落ちやすいため、できるだけレジへ持っていく直前にカゴへいれるのがおすすめだ。持ち帰るときも温度に注意し、速やかに冷蔵庫へいれよう。また、鮮度が落ちないうちに使い切ろう。

■家庭でひき肉を作る方法

精肉店でひいてもらうほかに家庭でもひき肉を作る方法がある。フードプロセッサーなどの細かく食材を切ることができる調理器具を使うのだ。好みの部位の肉を用意し、ぶつ切りにしてフードプロセッサーへ入れ、スイッチを押すだけだ。家庭でひき肉を作ると、ひきたてを調理に使用できる。

結論

ひき肉は4種類あり、肉の種類によって料理の仕上がりが変化する。合びき肉では、牛と豚の配合割合で味わいが変化するため、好みの割合があるのなら家庭で混ぜたり、精肉店でひいてもらったりしよう。

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  • 公開日:

    2018年8月22日

  • 更新日:

    2021年3月12日

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