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ブルーベリーの旬の時期と食べ頃の見極め方

ブルーベリーの旬の時期と食べ頃の見極め方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2018年8月 8日

アントシアニンなどの栄養が豊富に含まれ、甘酸っぱくて香りのよい果実であるブルーベリー。旬にはぜひたくさん取り入れたいものだが、その時期や美味しい見分け方を知っている人は意外と少ないかもしれない。今回は、フレッシュな味わいを楽しむための方法を紹介する。

  

1. ブルーベリーの旬

一般的に国内では、ブルーベリーの旬は5~6月前後。品種によって異なり、実がなるのが遅い晩生種では7~8月あたりが旬となる。
3月ごろから収穫がはじまるので、市場にも春先から出回り始めるが、本当に旬のものを求めるのであればもう少し時期が進んだ頃が食べ頃だ。

一方、海外では旬の時期がもう少し早い傾向にある。ブルーベリーは国内の生産量もそれなりに多い果実だが、アメリカ、チリ、メキシコ産なども日本に輸入されている。国によっても旬は異なりチリは旬が早くて年末年始前後が最も多く収穫される。メキシコは3月~5月くらいと日本より一歩早く旬がくる。アメリカ産は、7月頭くらいが最も旬の時期になる。

2. 品種によるブルーベリーの旬の違い

ブルーベリーには大きくわけると、ハイブッシュ系、ローブッシュ系、ラビットアイ系の三つの品種系統が存在する。日本で食用とされているブルーベリーの多くはハイブッシュ系とラビットアイ系と言われているが、この二種で比べてみても旬の時期には少しズレがある。

味が濃くて大玉、見た目が良くて生食に適していることからケーキのトッピングなどに使われるハイブッシュ系は5~6月頃に旬を迎える。家庭菜園にも好んで選ばれるなど、目にする機会も多いブルーベリーの品種系統だ。

一方、小粒だが甘みと酸味がしっかりあるラビットアイ系は種が多いためジャムなどの加工に用いられることが多い。ラビットアイ系はハイブッシュ系よりも旬の時期が遅く、7月~8月にかけて旬を迎える。

このように品種によってもブルーベリーは旬の時期が異なる。旬の時期とその前後をいれれば半年くらい異なる品種でブルーベリーを楽しむ事が出来るというワケだ。そう考えてみると、あまりスーパーなどでメインの売り場に置かれる事は少ないかもしれないが、実は目にする機会も多いフルーツだと言えるのではないだろうか?時期によって品種が違う事にも気付ければ立派なブルーベリー通だ。

3. ブルーベリーの食べ頃を見極めるコツ

一見するとどれも同じように見えるブルーベリーだが、実の色などから完熟度合を推し量ってみるとより美味しいものに巡り合えるだろう。

そもそもブルーベリーは樹の上で完熟させてから摘み取る果実。摘み取った後は劣化するのみで味がよくなることはない。つまり家庭菜園やブルーベリー狩りで自分の手で摘み取る時はもちろん、店頭に並んだものを購入する場合でも状態のよいものを見極めることが重要になる。

完熟しているブルーベリーは枝との付け根部分までしっかりと青く着色している。皮にハリがあり、傷んでいる部分や萎んでいる部分が少ない物を探すようにしよう。パック詰めであればパックの裏側から見て粒が傷んでいないかチェックするのも忘れずに。

結論

ブルーベリーは春から夏にかけて比較的長い期間、品種を変えながら旬を継続するフルーツだ。春から夏にかけてはいろいろなフルーツが市場に出るため、ブルーベリーがメインで売り出される機会は少ないかもしれないが、他の華やかなフルーツ達に負けない魅力を持っている。ぜひブルーベリーが美味しく食べられる時期にたくさん食べてみよう。きっとその魅力に気づくことになるはずだ。

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  • 更新日:

    2018年8月 8日

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