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ファンクショナルマッシュルームとは?注目される理由も解説

ファンクショナルマッシュルームとは?注目される理由も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年12月10日

キノコは日本人の食生活にとってなじみ深いものだが、アメリカの大手スーパーが食のトレンド予想として、「ファンクショナルマッシュルーム(機能性キノコ)」というカテゴリを発表した。一体どういうものか紹介しよう。

  

1. なぜ今注目?ファンクショナルマッシュルームとは

古代エジプトでは、キノコは神から贈られたものとしてファラオや上流階級しか食べることができなかったという。また、古代中国では、特別なキノコは一般人が食べることが禁じられ、シャーマンや皇帝のみに許された食べ物だった。今回の食のトレンド予想でファンクショナルマッシュルームとしてエントリーされているキノコは、そうした古来から珍重されていたものがほとんどだ。

基本的にキノコはどの品種も低カロリーで、食物繊維やビタミンが豊富な食品なのだが、ファンクショナルマッシュルームは、それに加えて抗酸化作用が極めて高いもののことを指すという。近年研究が進み、抗酸化作用について解明されてきたため、新たにカテゴライズされ注目が集まるようになったようだ。
ちなみに抗酸化作用とは、身体のさまざまな不調を引き起こす原因となる増殖しすぎた活性酸素に抵抗する作用のことをいう。

2. ファンクショナルマッシュルームとして注目されるキノコの種類

ファンクショナルマッシュルームと分類されているキノコは、以下の通り。

【チャーガ】
ロシアや北海道の一部など寒冷地に育つ白樺の木に寄生するキノコ。希少性が高く、2万本に1本程度しか発見されない。主にお茶として飲む。

【冬虫夏草】
虫に寄生するキノコの1種で、中国では国家指定食品としても認められている。漢方薬として出回っているが乱獲の影響で生産量が年々減ってきている。

【山伏茸】
海外では「ライオンヒゲのキノコ」といわれるとおり、およそキノコには見えないふさふさした形のキノコ。人工栽培も可能なので、ファンクショナルマッシュルームの中では比較的手に入りやすい。

【霊芝】
日本では万年茸とも呼ばれるキノコの1種。円形や、腎臓のような楕円形で、傘の表面は光沢がある。コルク質で食用に適さないので、煎じて飲む。

このほかにも、海外では椎茸や舞茸の注目度も上がっているという。

結論

ファンクショナルマッシュルームとして紹介したキノコは、一般的なスーパーなどの店頭に置いてあるものではないが、栄養食品、ドリンク、ティーバッグとして出回っている。海外ではヘアケアやボディケアまでに商品が広がっているというから驚きだ。

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  • 公開日:

    2018年8月12日

  • 更新日:

    2019年12月10日

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