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99%が輸入もの!?喜界島で作られるレアな国産ゴマに注目!

99%が輸入もの!?喜界島で作られるレアな国産ゴマに注目!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年8月16日

和風料理に欠かせないゴマだが、実は99.9%が輸入ものということをご存じだろうか。国産自給率はわずか0.01%未満。しかし、希少ながらも国産品は、小粒だが味わいは濃厚。甘味があり、香りのよさも抜群だ。そんな国産ゴマの一大産地、喜界島のゴマに迫る。

  

1. 喜界島のゴマが美味しい理由

国産ゴマは九州や沖縄などでも栽培されているが、なかでも鹿児島県、喜界島のゴマは小粒だが風味が濃厚で、格別に美味しい。しかも他の産地のゴマよりもカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などのミネラル分が豊富に含まれているというのだ。

その訳は、喜界島全体がサンゴ礁の隆起によってできた島だからである。サンゴ礁からできた島は、サンゴのおかげでアルカリ性の土壌となり、その土壌が作物の美味しさを生み出すという。そんなアルカリ土穣に植えられた主力農産物のサトウキビも、ミネラル分たっぷり。あらゆる農作物がミネラル豊富になる、恵まれた環境が島の魅力だ。

2. 白ゴマの生産では日本一

喜界島の主産業はサトウキビ作り。サトウキビの収穫が終わる4月頃から、同じ畑にゴマを蒔いて栽培している。輸入ものがほとんどの中、白ゴマの生産量日本一を誇る喜界島。昔から大事に守られてきた在来種である喜界島の白ゴマは、香りよく、ビタミン・ミネラル等を多く含む健康食品だ。農薬不使用のため、安全安心なのも嬉しい。

ゴマは約3ヶ月で収穫できるため、8月~9月が収穫時期。喜界島では、この収穫時期になると、島の珊瑚の石垣、道路脇などにゴマの木を干す光景が見られる。この頃に訪れた旅人は、この島ならではのセサミストリートの見事な光景に目を見張ることだろう。

結論

貴重な国産在来種の喜界島の白ゴマは、炒りゴマやすりゴマ、練りゴマの他、胡麻油やドレッシングなどに加工されている。喜界島から生まれるからこそ、ミネラル豊富なゴマ。ゴマ和えで、ふりかけで、ゴマ団子などを作って、毎日積極的に食べて栄養を補給しよう。

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  • 公開日:

    2018年9月 2日

  • 更新日:

    2021年8月16日

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