1. 白×緑×赤、3色の彩りが特徴

「Za'atar(ザータルまたはザーター)」は、北アフリカや中東一帯で欠かせない伝統的なスパイスミックス。ヨルダンやトルコなどでは、ほのかにフルーティな香り漂う家庭の味として、広く使用されている。日本ではまだまだ知る人ぞ知る感じだが、ネットや輸入食品店ですでに販売中だ。その瓶をのぞいてみると、白・緑・赤の3色のスパイスがミックスされている。
白はゴマ。緑はタイム。そして赤は、スーマック。聞き馴れないこのスーマックだが、中近東一帯に原生するウルシ科の灌木である。炎のように真っ赤な穂状に実る小さな果実を乾燥させて、ホールまたは粉末で用いるのだそうだ。味はフルーティな酸味で、どこか梅ジソに近いというから、ゆかりみたいなものだろうか。中近東料理のシシカバブやサラダには、このパウダーがかけられている。
白はゴマ。緑はタイム。そして赤は、スーマック。聞き馴れないこのスーマックだが、中近東一帯に原生するウルシ科の灌木である。炎のように真っ赤な穂状に実る小さな果実を乾燥させて、ホールまたは粉末で用いるのだそうだ。味はフルーティな酸味で、どこか梅ジソに近いというから、ゆかりみたいなものだろうか。中近東料理のシシカバブやサラダには、このパウダーがかけられている。
2. ピザをはじめ肉料理やヨーグルトに!

ゴマ×タイム×スーマックがミックスされたザータル。味を想像するだけで、サラダが美味しくなるシーズニングとして、ヴィーガンやべジタリアンに人気というのもうなずける。
最も代表的な食べ物が、「マナキーシュ・ザータル」というアラビアンピザ。平らなパンの上にオリーブオイルとザータルを塗って焼いたもので、一度食べたら妙にクセになる味わいなのだとか。このほかオリーブオイルにザータルを入れてディップに。キャベツの千切りにオイルと和える、茹で卵にかける、クリームチーズやフムスのトッピングにするなど使い方は様々。ハーブだけなので、肉、魚、野菜、パン、豆、豆腐など何にかけてもなじむ。何にでもかけたくなる飽きのこない味、それがザータルなのだ。
最も代表的な食べ物が、「マナキーシュ・ザータル」というアラビアンピザ。平らなパンの上にオリーブオイルとザータルを塗って焼いたもので、一度食べたら妙にクセになる味わいなのだとか。このほかオリーブオイルにザータルを入れてディップに。キャベツの千切りにオイルと和える、茹で卵にかける、クリームチーズやフムスのトッピングにするなど使い方は様々。ハーブだけなので、肉、魚、野菜、パン、豆、豆腐など何にかけてもなじむ。何にでもかけたくなる飽きのこない味、それがザータルなのだ。
結論
ゴマとタイムとゆかり......想像するだけでも、日本食に馴染まない訳がないザータル。日本での知名度が低いうちに、いち早く取り入れてみるのも一興。次の仲間うちでの食事会で、新作料理として披露してみても面白い。