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生?焼く?たらこの美味しい食べ方を徹底比較

生?焼く?たらこの美味しい食べ方を徹底比較

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

鉛筆アイコン 2021年3月24日

たらこはアレンジのしやすい食材である。たらこ本来の旨味は焼いても失われることがない。しかも他の素材と合わせやすく、たらこが加わるだけで料理が引き立ってしまうから不思議である。今回はたらこの食べ方や焼き方などについて紹介しよう。

  

1. たらこは万能食材

江戸時代にはすでに食されていたというたらこ。スケトウダラの卵巣を塩漬けにして作られ、たらこ本来の旨味に適度な塩気が加わっている。一度食べたら忘れない濃厚な味で、たらこは人々を魅了してきたのである。

たらこはそのまま生で食べても美味しいが、火を通せば食感や味の異なるたらこが楽しめる。様々な料理にも応用でき、どんな素材とも調和させやすい万能食材である。和風だけでなく、中華や洋風、オリエンタル料理まで、工夫次第でたらこはどんな料理にも合い、料理に気の利いたアクセントを加えてくれるのだ。

たらこには卵が育っていくための栄養がぎゅっと詰まっており、滋養効果の高い食品である。良質のタンパク質が含まれ、ビタミンB群やビタミンE、ミネラルなども豊富に含む。調理法を変えながら、たらこを日々の食卓に取り入れてみてはどうだろうか。たらこは生では保存期間が短いが、焼けば長持ちし冷凍保存もできるので、ストックしておくと何かと役に立つだろう。

2. たらこを生で食べる場合

たらこは通常、店では生の状態で売られている。果たして、たらこを生で食べても良いものかと、気になる人も少なくないようだ。一般にたらこは生で食べることができ、パッケージには「生食用」と書かれていることが多い。生で食べられないたらこは「加熱用」と書かれているはずである。不明確な場合は店の人に聞いてみよう。

冷凍のたらこを購入した場合は、まずは解凍しなければならないが、必ず冷蔵庫内で解凍するようにしよう。常温解凍すると、たらこの旨味成分が流れ出てしまいやすくなるうえ、たらこが傷みやすい。

塩漬けされたたらこの塩分が気になる場合は、食べる前に塩抜きすると良い。この時氷水を使い、たらこを15〜30分ほど入れてみよう。たらこの粒が張ってぷりぷりの食感になるうえ、30%ほどの塩が抜ける。

生のたらこはそのまま酒のつまみとしても良いが、生イカなどと和えても美味しい。またディップやパスタソースにしてもよく合う。生のたらこの表面を軽く焼き、中は生のまま、タタキのようにして食べるのもおすすめである。

3. たらこを焼いて食べる場合

たらこは焼いても美味しい食材である。焼きたらこにすると、生のたらこに比べて日持ちするようになり、弁当にも使えて便利である。焼いた後に冷凍保存することも可能だ。

たらこの焼き方を説明しよう。グリルで焼けば程よい焦げ目がつく。あるいは簡単に電子レンジを利用する方法もある。グリルで焼く場合は、アルミホイルの上にたらこを並べて、中火で5〜6分両面を焼く。火が強すぎると、中に火が通る前に表面が焦げてしまうので、様子を見ながら火加減しよう。

電子レンジを使う場合は、たらこの薄皮の上から数カ所穴を開けて、ラップの上に並べる。適量の酒を振りかけて、たらこがはみ出さないように気をつけながらしっかりラップで包む。電子レンジに入れて1〜2分ほど加熱し、たらこの上下を反対にしてもう1分加熱する。たらこの量や電子レンジにより加熱時間が異なるので、様子を見て加熱時間を加減しよう。

結論

塩漬けされたたらこは、生でも焼いても美味しくいただける。他の食材と合わせやすく、様々な料理に応用しやすいのもたらこの魅力である。冷凍のたらこを購入した時は冷蔵庫内で解凍し、塩気が気になる場合は氷水につけて塩抜きをすると良い。焼きたらこにする時は、グリルか電子レンジを使うと簡単である。焦げ目をつけたい時はグリルで、時間短縮したい時は電子レンジを使うと良い。

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  • 公開日:

    2018年9月14日

  • 更新日:

    2021年3月24日

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