1. 黒ふさすぐりの生産量日本一の青森県

黒ふさすぐりは、ヨーロッパ原産のベリーの仲間。黒い果実を房のように付けるところからこの名がつけられた。ベリーの仲間ではあるが、ツツジ科のブルーベリーや、バラ科のラズベリーと違い、ユキノシタ科で違う種類である。
北欧やニュージーランドなど冷涼な地域で栽培されていたので、昭和50年代に青森でヨーロッパから苗木を導入。本格的な栽培が始まり、今では市内全域に広がって、生産量が日本一となった。また、青森では農薬を使わずに栽培されており、収穫も全て手摘み。オーガニックの果実として注目されている。やや高価ではあるが近年需要も増え、ジャムやジュースなどが脚光を浴び有名になった。
北欧やニュージーランドなど冷涼な地域で栽培されていたので、昭和50年代に青森でヨーロッパから苗木を導入。本格的な栽培が始まり、今では市内全域に広がって、生産量が日本一となった。また、青森では農薬を使わずに栽培されており、収穫も全て手摘み。オーガニックの果実として注目されている。やや高価ではあるが近年需要も増え、ジャムやジュースなどが脚光を浴び有名になった。
2. アントシアニンが豊富

黒ふさすぐりの小さな粒には、抗酸化物質であるポリフェノールの一種、アントシアニンがブルーベリーの3倍~4倍含まれている。さらに「カシスアントシアニン」という独自の栄養素も含まれている。また、ビタミンCやビタミンE、βカロテン、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富。現代人にとって必要な栄養素が、実にバランス良く含まれた理想的な果実なのである。
結論
青森の黒ふさすぐりは、栄養価も高く、品種改良をしていない自然な風味が魅力。味はほのかな苦味がある酸っぱさが印象的だが、この甘酸っぱさが癖になる。ジャム、ヨーグルトや肉のソースなどにすれば、爽やかな酸味が大人の味わいとなり、毎日食べたくなる逸品だ。