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青森で育まれる国産カシスを発見!酸味も栄養価も高い【黒ふさすぐり】に注目

青森で育まれる国産カシスを発見!酸味も栄養価も高い【黒ふさすぐり】に注目

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年8月16日

「黒ふさすぐり」は、直径1cmほどの黒い果実で、特有の香りが特徴。酸味が強いため、生で食べることは少ないが、ジャムやジュース、スイーツやリキュールなどに利用されている。あまり聞かない名前だが、英語では「ブラックカラント」、フランス語では「カシス」と呼び、カシスの名は知っている人は多いのではないだろうか。青森で育つ国産カシス「黒ふさすぐり」に注目したい。

  

1. 黒ふさすぐりの生産量日本一の青森県

黒ふさすぐりは、ヨーロッパ原産のベリーの仲間。黒い果実を房のように付けるところからこの名がつけられた。ベリーの仲間ではあるが、ツツジ科のブルーベリーや、バラ科のラズベリーと違い、ユキノシタ科で違う種類である。

北欧やニュージーランドなど冷涼な地域で栽培されていたので、昭和50年代に青森でヨーロッパから苗木を導入。本格的な栽培が始まり、今では市内全域に広がって、生産量が日本一となった。また、青森では農薬を使わずに栽培されており、収穫も全て手摘み。オーガニックの果実として注目されている。やや高価ではあるが近年需要も増え、ジャムやジュースなどが脚光を浴び有名になった。

2. アントシアニンが豊富

黒ふさすぐりの小さな粒には、抗酸化物質であるポリフェノールの一種、アントシアニンがブルーベリーの3倍~4倍含まれている。さらに「カシスアントシアニン」という独自の栄養素も含まれている。また、ビタミンCやビタミンE、βカロテン、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富。現代人にとって必要な栄養素が、実にバランス良く含まれた理想的な果実なのである。

結論

青森の黒ふさすぐりは、栄養価も高く、品種改良をしていない自然な風味が魅力。味はほのかな苦味がある酸っぱさが印象的だが、この甘酸っぱさが癖になる。ジャム、ヨーグルトや肉のソースなどにすれば、爽やかな酸味が大人の味わいとなり、毎日食べたくなる逸品だ。

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  • 公開日:

    2018年9月 8日

  • 更新日:

    2021年8月16日

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