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もやしと豆苗違いって?もやしのおさらいと美味しく食べる方法

もやしと豆苗違いって?もやしのおさらいと美味しく食べる方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2018年9月22日

リーズナブルで美味しい、和洋中幅広い料理に活用できるもやしは、家庭に欠かせない存在。皆さんは、実際にもやしがどのように栽培されているかご存じだろうか?今回はもやしの基礎知識とより美味しく食べる方法をリサーチしていく。

  

1. もやしの栽培

もやしは、どのような環境で栽培されているのだろう?実は、もやしは畑ではなく、室内の光を遮断した容器の中で栽培されている。もやしの生育に欠かすことができないのが、クリーンに保たれた空間と水。種子を洗浄し、発芽促進のために温水に浸水させる。発芽段階になったら、温水を抜き、暗室に入れ、生育を待つ。生育したもやしは、地下水を使用し、種子の殻を取り除きながら洗浄され、パッキングされる。

もやしの語源

もやしは植物の種から出た柔らかい芽の総称である。漢字で書くと萌やし。若い目がぐんぐんと伸びるという意味合いから、この名がつけられたと言われている。特徴としてあげられるのは、種子から、根が出ずに芽だけがどんどん伸びること。

実は家でも栽培可能

もやしは、自宅でも栽培が可能。市販のもやし用の種子を購入し、瓶などで育てるのが一般的。注意したいポイントは、必ず、緑豆、ブラックマッペ、大豆のもやし用種子を購入すること。というのもそれ以外の種子の場合、滅菌処理がなされている場合があるから。もやしは、発芽した芽を食べるものだが、芽は種子にとても近い状態。滅菌処理がなされた種子の場合、薬品が多く含まれている状態なので、体に負担がかかってしまう。

2. 豆苗ともやしの違い

もやしとスプラウト

前述の通り、もやしは植物の種から出た柔らかい芽の総称である。対してスプラウトは、発芽野菜を総称した言葉。すなわち、もやしはスプラウトの一種ということ。スプラウトは、もやし系とカイワレ系に分けることができる。豆苗はカイワレ系。

大きな違いは?

もやしは、茎が太めで種子を頭につけたまま生育する。暗室で育てるのが基本で緑化はさせない。対して豆苗やブロッコリースプラウト、カイワレなどは、種子から芽が伸びていくもので、途中までは暗室で育て、その後光を当てて、緑化させる。根が張るのも、もやしと異なる部分。

豆苗の栄養

豆苗はエンドウ豆の新芽。各種ビタミンが豊富に含まれており、カロテンも多い。購入してきた豆苗は、一度食べた後、根を水につけておくともう一度発芽するエコ野菜としても注目を浴びている。

3. もっと美味しく食べる方法

ヒゲ根問題

もやしのヒゲ根取りは、なかなか手間な作業。ちなみにひげ根とは、もやしの種子の逆側に付いている部分のこと。取り方はポキっとおるだけととても簡単だが、なにせ1本1本やる作業なので、時間がかかる。ひげ根を取ると口当たりが良くなることに加え、見た目が美しくなる。さらにあの独特なもやしの臭いの軽減にも効果があるらしい。時間がある場合は、取ってみるといいだろう。

上手な保存方法

もやしは、水分が多く、あまり日持ちがしない。放っておくと水分が出て、袋の中が水浸しに。さらに嫌な臭いの原因になることもある。買ってきたその日に使わない場合は、ひげ根を取って、水を張ったタッパーに入れておくといい。こうすることで、翌日でもシャキシャキしたもやしを食べることができる。翌日も食べない、という場合は冷凍がおすすめ。水洗いしたもやしを沸騰した湯でさっと茹でてから流水にとり、水気をよく切ってジップ付き保存袋などに入れて、冷凍庫にて保存する。解凍せず、そのまま使うと水分が出ずに美味しく食べることができる。

結論

安くて美味しいもやしは、家庭の味方。見た目の地味さとは裏腹に、栄養価も高いので積極的に取り入れたい。ちなみに農薬なども使わずに育てられているケースが多いところもうれしいポイントだ。

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  • 更新日:

    2018年9月22日

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