1. 袋を使う方法

野菜を適度な大きさに切り、ザルで水切りをする。ビニール袋にキッチンペーパー数枚と野菜を入れる。ビニール袋の口を閉じ、袋を思いきり振り回すだけで水切りが出来る。この時袋の中の空気は抜かないようにするのがポイントだ。キッチンペーパーが野菜にまんべんなく当たるような状態にしておく必要がある。また、キッチンペーパーをくしゃくしゃにしておくと、野菜にふれる面が増え、効率よく水気が取れる。
2. ボウルやふきんを使う方法

ザルと同じ大きさのボウルがある場合は、ザルの上にボウルでふたをするようにかぶせて上下に振るだけで水切りが出来る。野菜の量が少なければ、ザルで水切りをした後、清潔なふきんやキッチンペーパーなどで包み、シンクの中で振るのも手だ。しっかり水気を取り除くにはキッチンペーパーで葉の隙間まで丁寧に水気をふき取るのが一番だが、急いでいる時は勢いよく振れば短時間で水気を切ることが出来る。
3. 水切りはいつするのか?

サラダを作る場合、水を切るのはドレッシングをかける直前に行うようにしよう。切った野菜は細胞が壊れ、時間がたつと水分が出てくる。せっかくしっかり水気を切っても、放置すると水分が出てきてしまい、水っぽく食感が悪い仕上がりになってしまう。同じように塩をふると野菜の中の水分が出てきてしまうので、先にオリーブオイル等を野菜になじませ、葉をコーティングしてから調味料を使うと良い。
結論
サラダはただ野菜を切って入れるだけのようだが、しっかり水気を切ることで食感や味がまったく変わってくる。また、野菜の素揚げなどの際にはしっかり水分を取り除かなければ油がはねたりと危険にもつながる。野菜の水切りは家にある道具をうまく使ってなるべく丁寧に行うと良いだろう。