1. ケチャップは煮詰めて余分な水分を飛ばす!

チキンライスを作る時、ご飯は先に入れてはいけない。まず具材を炒め、次にケチャップを入れる。ご飯は最後に入れよう。この時、非常に大切なポイントが「ケチャップを少し煮詰める」こと。ケチャップや具材を炒めて余分な水分を飛ばすことでパラパラの仕上がりになる。また、ケチャップには酢や塩、香辛料などの調味料が入っているので酸味がある。あらかじめ炒めることでケチャップの酸味が和らぐのだ。さらに、トマトに含まれるグアニル酸といううま味成分は加熱により増加するというメリットもある。
2. ケチャップの量は控えめに

ケチャップは入れすぎるとべたべたしてしまう。風味づけ程度のものと考えて、ものたりない場合は塩とコショウで味を整えよう。混ぜるときにムラが気になるようだったら、2回に分けて入れるのも手だ。まずケチャップを半分入れて炒め、ご飯を投じる。ムラがあるところに半分を入れるという方法で炒めると、ムラのないチキンライスが出来る。
3. 慣れてきたらトマトペーストで作ってみよう!

さらにパラパラのチキンライスを目指すなら、トマトペーストも使える。
トマトペーストは完熟トマトを裏ごしし、約6倍に濃縮したもの。ケチャップよりも水分が少ないためパラパラに仕上げやすい。また、シチューやカレーなど洋風煮込み料理のコクを出すために使われるトマトペーストなら、簡単にトマトの旨みを引き出すことが可能になる。ただし、トマトケチャップのように味はついていないので、コンソメ、塩などで味をつけて使おう。
トマトペーストは完熟トマトを裏ごしし、約6倍に濃縮したもの。ケチャップよりも水分が少ないためパラパラに仕上げやすい。また、シチューやカレーなど洋風煮込み料理のコクを出すために使われるトマトペーストなら、簡単にトマトの旨みを引き出すことが可能になる。ただし、トマトケチャップのように味はついていないので、コンソメ、塩などで味をつけて使おう。
結論
2回に分けてお送りした「べちゃっとしないチキンライス」。チキンライスは子どもが大好きな料理だ。具材とケチャップで簡単に出来るものではあるが、こだわりを追求するのも楽しいものだ。子どもの「おいしい!」を引き出すために、覚えておいて損はない。