1. キワノの特徴や味

キワノは、メロンやスイカ、キュウリなどと同じウリ科キュウリ属の一種。ウリ科なのでキュウリと同じ野菜として分類もできるが、メロンやスイカのように果物として食べられている。
その大きな特徴は見た目。直径5~7㎝、縦10~15cmほどの縦長の形をしており、皮の表面にはツノのようなものがツンツンと出ている。最初は緑色で、熟すにつれて黄色や橙色になっていく。カットするとあらわれる果実のビジュアルもかなり派手。蜂の巣のように区切られた中に、種を包むように緑色のゼリー状の果肉が詰まっている。
見た目からトロピカルな味わいを想像するが、食べて見るとわりとあっさりとしており、ほんのり甘酸っぱい。味というよりも、食感を楽しむ果物といえそうだ。
その大きな特徴は見た目。直径5~7㎝、縦10~15cmほどの縦長の形をしており、皮の表面にはツノのようなものがツンツンと出ている。最初は緑色で、熟すにつれて黄色や橙色になっていく。カットするとあらわれる果実のビジュアルもかなり派手。蜂の巣のように区切られた中に、種を包むように緑色のゼリー状の果肉が詰まっている。
見た目からトロピカルな味わいを想像するが、食べて見るとわりとあっさりとしており、ほんのり甘酸っぱい。味というよりも、食感を楽しむ果物といえそうだ。
2. キワノの歴史と産地

キワノの原産地はアフリカといわれているが、あまりはっきりとはわかっていない。どのように広がっていったのかも、詳しいことは不明だ。ただ1900年代の初めにはオーストラリアやニュージーランドに伝わっていたことがわかっており、ニュージーランドで改良されたものが「キワノ」という名称とともに輸出されるようになり、日本にも入ってきた。
ちなみに「キワノ」という名前はニュージーランドの企業の登録商標だが、世界的にもこの名で呼ばれることが多い。日本では「ツノニガウリ」、英語名では「ツノメロン」とも呼ばれている。
前述したようにオーストラリアとニュージーランドで多く栽培されており、その他カリフォルニアやチリでも作られている。なかなか見かけることは少ないが、通年かけて出回っている。
ちなみに「キワノ」という名前はニュージーランドの企業の登録商標だが、世界的にもこの名で呼ばれることが多い。日本では「ツノニガウリ」、英語名では「ツノメロン」とも呼ばれている。
前述したようにオーストラリアとニュージーランドで多く栽培されており、その他カリフォルニアやチリでも作られている。なかなか見かけることは少ないが、通年かけて出回っている。
3. キワノの食べ方

毒々しい見た目にちょっとためらってしまうかもしれないが、見かけたらぜひ購入して食べてみよう。
キワノの基本の食べ方
半分にカットして、ゼリー状の果実をスプーンですくって食べるのが一般的。少しあっさりとした味なので、ハチミツや砂糖をかけて食べる人もいるようだ。種もそのまま食べられるが、気になる場合は出そう。尖った皮が特徴的な果物なので、皮を器として盛り付けたり、皮ごと輪切りにして盛り付けてもよいだろう。
その他のアレンジ
果肉をヨーグルトに加えたり、スイーツを盛り付ける際に彩りとして散らすと、華やかな見た目とプチプチとした食感がアクセントになる。
4. キワノの選び方と保存方法

もし見かけた時に役立つよう、キワノの選び方と保存方法を覚えておこう。
キワノの選び方
皮の表面に傷やシワがなく、張りがあるものを選ぼう。ツノが折れているものは輸入の際に雑に扱われたのかもしれないので、避けた方が無難。すぐに食べたい場合は、熟している証拠である濃い橙色のものを選ぼう。
キワノの保存方法
キワノは長期間保存できる果物。涼しい場所なら2週間から長いと1カ月くらい持つ。皮が緑色のものは追熟が必要なので室温でしばらく様子を見ること。橙色になり手で持って弾力を感じるようになれば食べ頃だ。
結論
ツンツンとした橙色の皮に半透明の緑色の果肉。かなりユニークなビジュアルだが、見かけたら臆せずぜひ手にとってみよう。カットするだけで食べることができて、味もさわやか。きっと気に入るはずだ。