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ハーブであり野菜!「フェンネル」の特徴と活用法を紹介

ハーブであり野菜!「フェンネル」の特徴と活用法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2020年1月 9日

和名を茴香(ウイキョウ)というフェンネルは、世界中で親しまれている野菜だ。根の部分はレストランなどで見かける程度で、まだ浸透度はけっして高くないが、余すところなく味わえるフェンネルの活用法を紹介する。

  

1. フェンネル、フィノッキオ、フェンネルシードの3段活用

フェンネルは、セリ科ウイキョウ属の植物。主に葉の部分はハーブとして、根元の茎が膨らんだ部分はイタリア語でフィノッキオと呼ばれる野菜として、種子はハーブやスパイスとして、3つのパートでそれぞれが違った形で活用をされている珍しい野菜だ。

フェンネルは甘めの芳香が特徴だが、アネトールという抗菌作用のある物質が芳香の主成分となっており、古くは咳止めや胃腸薬として使われていたという。イタリアでは、食べ過ぎたらフィノッキオをかじれと言われることもあるようだ。

2. フェンネルの葉、茎、種はどうやって食べる?

フェンネルの葉は、その芳香が臭みを消し、甘い香りが魚に合うということで、魚料理に使われることが多い。焼くもよし、煮るもよし、生で添えるもよしと使い勝手がいい。また、フェンネルの「鱗茎」という根元の部分であるフィノッキオは、刻んでスープにしたり、茹でてサラダにしたり、グリルしたりと、こちらもさまざまな料理に活用できる。

フェンネルの種子は、まだ市場に出回る数が少ない葉や茎と違い、フェンネルシードというハーブ・スパイスとして広く日本に流通している。魚料理はもちろん、アップルパイやクッキーなどのスイーツの隠し味にも、カレーのスパイスとしても活用できる。

また、インドでは、砂糖でコーティングしたフェンネルの種子は食後の口直しのガムのように親しまれているし、中国では漢方薬の材料としても重宝されているそうだ。

結論

日本では、フェンネルの葉や茎はまだごくわずかな生産量で、なかなかスーパーなどでは見かけないが、見かけたら魚料理にプラスして、ぜひその芳香を味わってみてほしい。フェンネルシードは早速スパイス売り場でチェックしてみよう。

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  • 公開日:

    2018年11月16日

  • 更新日:

    2020年1月 9日

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