1. 紅い色は化学反応によるものだった
日々食すフードにおいてもSNS映え重視の昨今、スイーツ界でもサプライズケーキなどが流行。見た目のインパクトや斬新性がとりわけ重要になってきているようだ。そこで押さえておきたいのが、真っ赤なスポンジが衝撃的な「レッドベルベットケーキ」だ。カップケーキやホールケーキの形状で売られ、日本でも見かけるようになってきたが、実はこれ、1900年頃からあるアメリカ南部発祥のホームメイドケーキの定番中の定番らしい。
なんでも昔は、材料となるココアと重曹、酸の化学反応により、スポンジが極めて鮮やかなチェリーレッドになったとか。ココアに含まれるアントシアニンが鮮明に発色し、真っ赤に染まったということだが、市販のココアの成分が変化したためか、近年では食紅を加えるパターンが多くなっているそうだ。
なんでも昔は、材料となるココアと重曹、酸の化学反応により、スポンジが極めて鮮やかなチェリーレッドになったとか。ココアに含まれるアントシアニンが鮮明に発色し、真っ赤に染まったということだが、市販のココアの成分が変化したためか、近年では食紅を加えるパターンが多くなっているそうだ。
2. ビーツで着色するのがトレンド!?
ナチュラルな健康志向の人々からは敬遠されそうな、食紅で染めた真っ赤なスポンジだが、この赤はビーツで染めることもできるそうだ。ビーツは、その鮮烈な色合いで、近年人気上昇中の野菜。これまではボルシチに使われるということくらいでしか認知されてなかったが、色をはじめ甘めな味、食感を活かした料理やレシピが続々生まれている。
自然派のレッドベルベットケーキを作る場合は、このビーツを加熱し生地に混ぜれば、エレガントな赤いスポンジが焼き上がるはず。手軽にビーツパウダーを使ってみるのもいいだろう。バタークリームやレモンクリームなどでデコレーションされた真っ赤なケーキは、忘れられない瞬間を、その甘さと彩りで描き出してくれるだろう。
自然派のレッドベルベットケーキを作る場合は、このビーツを加熱し生地に混ぜれば、エレガントな赤いスポンジが焼き上がるはず。手軽にビーツパウダーを使ってみるのもいいだろう。バタークリームやレモンクリームなどでデコレーションされた真っ赤なケーキは、忘れられない瞬間を、その甘さと彩りで描き出してくれるだろう。
結論
香しいバラやヴィンテージワインを思わせる深紅色のケーキは、バレンタインやクリスマス、結婚記念日など、身近な人と愛情を通わせるシーンにうってつけ。サプライズな贈り物にもなるから、その日を目標に今から調達法やレシピを探ってみてはいかがだろう。