このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
米国南部の母の味、真っ赤なビジュアル系スイーツ「レッドベルベットケーキ」

米国南部の母の味、真っ赤なビジュアル系スイーツ「レッドベルベットケーキ」

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2018年11月10日

ビジュアル系に日々進化を遂げるフードの世界。驚くほど真っ赤なケーキはご存じだろうか。その正体は、アメリカ南部のママの味。同地では非常にポピュラーな存在だという、ベルベットのような深紅のスイーツについて語ろう。

  

1. 紅い色は化学反応によるものだった

日々食すフードにおいてもSNS映え重視の昨今、スイーツ界でもサプライズケーキなどが流行。見た目のインパクトや斬新性がとりわけ重要になってきているようだ。そこで押さえておきたいのが、真っ赤なスポンジが衝撃的な「レッドベルベットケーキ」だ。カップケーキやホールケーキの形状で売られ、日本でも見かけるようになってきたが、実はこれ、1900年頃からあるアメリカ南部発祥のホームメイドケーキの定番中の定番らしい。

なんでも昔は、材料となるココアと重曹、酸の化学反応により、スポンジが極めて鮮やかなチェリーレッドになったとか。ココアに含まれるアントシアニンが鮮明に発色し、真っ赤に染まったということだが、市販のココアの成分が変化したためか、近年では食紅を加えるパターンが多くなっているそうだ。

2. ビーツで着色するのがトレンド!?

ナチュラルな健康志向の人々からは敬遠されそうな、食紅で染めた真っ赤なスポンジだが、この赤はビーツで染めることもできるそうだ。ビーツは、その鮮烈な色合いで、近年人気上昇中の野菜。これまではボルシチに使われるということくらいでしか認知されてなかったが、色をはじめ甘めな味、食感を活かした料理やレシピが続々生まれている。

自然派のレッドベルベットケーキを作る場合は、このビーツを加熱し生地に混ぜれば、エレガントな赤いスポンジが焼き上がるはず。手軽にビーツパウダーを使ってみるのもいいだろう。バタークリームやレモンクリームなどでデコレーションされた真っ赤なケーキは、忘れられない瞬間を、その甘さと彩りで描き出してくれるだろう。

結論

香しいバラやヴィンテージワインを思わせる深紅色のケーキは、バレンタインやクリスマス、結婚記念日など、身近な人と愛情を通わせるシーンにうってつけ。サプライズな贈り物にもなるから、その日を目標に今から調達法やレシピを探ってみてはいかがだろう。

この記事もCheck!

インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2018年11月10日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧