1. さやいんげんについて

さやいんげんは緑黄色野菜
さやいんげんは魅力の多い野菜である。料理の見た目を引き立てる鮮やかな色合い、シャキシャキとした歯ごたえの、どんな食材とも合う主張しすぎない味わい。単品でお浸しや胡麻和えにしてもよし、ほかの食材と組み合わせてもよしの万能な野菜だ。ここまで読んで「ん?野菜?」と思った人も多いだろう。さやいんげんはインゲンマメの未成熟豆であり、インゲンマメのうち若い鞘を食べる種類をさやいんげんと呼ぶ。インゲンマメはもちろん豆類に属すが、鞘ごと食べるさやいんげんは野菜(緑黄色野菜)に分類されるのだ。
さやいんげんの種類
さやいんげんの主な種類をチェックしよう。
・どじょういんげん
数ある品種の中で最も一般的なもので、どじょうのような形状からその名がつけられた。鞘は丸く、長さは15~20cmほど。筋なしが多い。
・サーベルいんげん
どじょういんげん同様に鞘は丸く、15 cm前後のものが多い。深みのある緑色をしている。筋なしが多い。
・平ざやいんげん
名前の通り鞘が平たく、幅の広い品種。まっすぐのものが多く、料理に使いやすい。味が濃いのも特徴。
・モロッコいんげん
鞘が平らでカーブしているものが多く、サイズは大きめ。やわらかくて甘みがあり、料理に使いやすい。
このほか、見かけることは少ないが、黄色いんげんや紫いんげんも存在する。
・どじょういんげん
数ある品種の中で最も一般的なもので、どじょうのような形状からその名がつけられた。鞘は丸く、長さは15~20cmほど。筋なしが多い。
・サーベルいんげん
どじょういんげん同様に鞘は丸く、15 cm前後のものが多い。深みのある緑色をしている。筋なしが多い。
・平ざやいんげん
名前の通り鞘が平たく、幅の広い品種。まっすぐのものが多く、料理に使いやすい。味が濃いのも特徴。
・モロッコいんげん
鞘が平らでカーブしているものが多く、サイズは大きめ。やわらかくて甘みがあり、料理に使いやすい。
このほか、見かけることは少ないが、黄色いんげんや紫いんげんも存在する。
2. さやいんげんの冷蔵保存方法

生のまま冷蔵保存
さやいんげんの上手な保存方法について解説する。まずは、スーパーなどで購入したさやいんげんを冷蔵保存する方法を学ぼう。さやいんげんをラップで包むかファスナー付きのプラスチックバッグに入れ、さらに新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室で保存する。さやいんげんは基本的に低温を苦手とするが、常温に置いておいてもすぐに劣化してしまうため、冷蔵庫の野菜室で2~3日の保存を目安としよう。
下茹でしてから冷蔵保存
茹でたさやいんげんは、生のものよりも傷みやすい。そのため、茹でたさやいんげんを冷蔵保存することはあまりおすすめできないが、すぐに食べる予定がある場合には、密閉容器に入れて冷蔵保存する。密閉容器の底に軽く湿らせたキッチンペーパーを敷き、その上にさやいんげんを置くと鮮度が落ちにくい。しかし、この方法でも保存期間が長くなるわけではないことを覚えておこう。茹でたさやいんげんを冷蔵保存する場合には、翌日か、遅くとも翌々日までには食べきること。
3. さやいんげんの冷凍保存方法

生のまま冷凍
次に、冷凍保存の方法について解説する。さやいんげんを冷凍する場合には、あらかじめヘタを取っておく。少し手間はかかるが、使うときに格段に楽になる。最近のさやいんげんは筋なしのものがほとんどだが、硬い筋がある場合には筋も取り除いておく。ヘタと筋を取ったらファスナー付きのプラスチックバッグに入れ、冷凍庫で保存する。長いままでもよいが、切って使うことが多い家庭では、使いやすい長さにカットしてから冷凍すると使う時に便利だ。使うときは、茹でる場合は冷凍のまま好みの固さになるまで茹で、そのほかの加熱料理の場合には電子レンジで軽く(50gに対して30秒ほど)解凍してかた使おう。
下茹でしてから冷凍
さやいんげんを下茹でしてから冷凍することもできる。長期保存ができる上、もう1品欲しいときやお弁当のおかずに困ったときも助かるため、忙しい家庭におすすめだ。まな板の上に軽く塩をふってさやいんげんを板ずりし、熱湯でサッと茹でる。普段より少し固めの状態でザルにあげ、軽く冷水にさらす。このままファスナー付きのプラスチックバッグに入れ、冷凍庫で保存する。使用する場合はそのまま調理するか、自然解凍して使おう。なお、冷凍すると長期保存が可能になるが、1ヶ月ほどを目安に使い切るようにしよう。
結論
さやいんげんの保存方法について解説した。さやいんげんの細い体には、タンパク質や食物繊維、ビタミン類がバランスよく詰まっている。上手に保存して美味しく食べ、栄養素もしっかりと摂り入れよう。「疲れたな~」と感じたときには、冷凍しておいたさやいんげんを料理にプラスするのがおすすめだ。