1. パラミツはどんなフルーツ?

パラミツはクワ科の常緑樹で、成長すると20mほどになる。原産はインドだが、東南アジアの各国で広く栽培されている。果実は世界最大と言われるほどで巨大なものになると直径40~70cm、重量は30kgを超すものもある。この大きな果実が幹から直接ぶら下がっているのは不思議な光景だ。
果実は未熟な時期は緑色で、食べ頃になると黄色味を帯びてくる。果皮の表面は多肉質でボコボコとした突起が特徴的。果肉は橙色で甘味が強く柔らかで、独特の食感がある。ドリアンほどではないが、特有の香りがある。
ベトナムなど東南アジアの国では、熟す前の甘味の少ない果実を炒めたり、煮たりして料理に使う。種は、焼く、茹でるなど熱を加えるとホクホクとして芋や栗に似た食感になり美味しく食べられる。
果実は未熟な時期は緑色で、食べ頃になると黄色味を帯びてくる。果皮の表面は多肉質でボコボコとした突起が特徴的。果肉は橙色で甘味が強く柔らかで、独特の食感がある。ドリアンほどではないが、特有の香りがある。
ベトナムなど東南アジアの国では、熟す前の甘味の少ない果実を炒めたり、煮たりして料理に使う。種は、焼く、茹でるなど熱を加えるとホクホクとして芋や栗に似た食感になり美味しく食べられる。
2. 豊富な栄養素

パラミツは大きいだけではなく、栄養成分も豊富だ。カリウムの含有量が多く、カリウムを多く含む食品の代表格、バナナの1.2倍ほどになる。カリウムは利尿作用や、余分な塩分を排出する効果が期待できるといわれている。
また、カルシウム、マグネシウムなどミネラル類の含有量が高い。他には、ビタミンC、食物繊維、βカロテンも含まれている。
また、カルシウム、マグネシウムなどミネラル類の含有量が高い。他には、ビタミンC、食物繊維、βカロテンも含まれている。
3. パラミツの食べ方

熟した果実は生で食べるのが一番だが、果肉は樹脂を多く含んでいて、多量に摂取すると胃痛を起こすことも。空腹時を避けて、食後のデザートとして食べるのがいいだろう。
日本で購入しやすいのは缶詰や冷凍、乾燥させたものだろう。完熟のものはジャムやジュース、ピクルスなどに。缶詰として販売されている未熟の果肉はエスニックな炒め料理やカレーに合う。
日本で購入しやすいのは缶詰や冷凍、乾燥させたものだろう。完熟のものはジャムやジュース、ピクルスなどに。缶詰として販売されている未熟の果肉はエスニックな炒め料理やカレーに合う。
結論
パラミツはフルーツとして味わうだけではなく、野菜のように料理に活用もできる食材だ。日本では、生の果実は流通量も少なく
高価。まずは缶詰やドライフルーツを味わうとともに、新しい料理にチャレンジしてみるのがおすすめだ。
高価。まずは缶詰やドライフルーツを味わうとともに、新しい料理にチャレンジしてみるのがおすすめだ。