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体の中から綺麗になろう! キレート食材の効果とは

体の中から綺麗になろう! キレート食材の効果とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月27日

我々の体には常に老廃物が溜まっていく。体が健康なら自然と排出されるが、疲労や加齢によってその能力は衰えがちだ。そんな体の救世主、それが「キレート食材」である。一体キレートとはどのような作用なのだろうか。

  

1. キレート効果とは

キレートという言葉は「カニのはさみ」という意味で、カニのハサミのように有害物質を挟んで排出する効果のことを言う。

体内には有害物質が溜まりがち

普段の食事でも普通に摂取している有害物質は、便や尿等の排泄、汗、そして髪や爪から体外へと排出される。しかし、どうしても有害ミネラルや有害化学物質が体内に蓄積されてしまう。意識的に有害物質を排出する「キレート作用」の強い食材を食べることで、強いデトックス効果を得ることが出来るのである。

主に3つの作用

キレート作用は3つの効果で有害物質を退治してくれる。それが、「抑える」「排出する」「強化する」効果だ。体内で発生する有害物質を抑える働き、それを体外へと排出する働き、そして元々体が持っている解毒作用を強化する働きのことである。

2. それぞれのキレートの仕組み

どうやって体内の有害物質が体外へ出て行くのかを知り、積極的に自分に不足している食材を取り入れるようにしよう。

捕まえて抑える&発生を抑える

水銀、鉛等の有害物質や有害ミネラルは、酸化したり活性酸素を発生させたりする厄介な物質だ。「クエン酸」「硫化アリル」「ケルセチン」等は、酸化する前にキレート作用で有害物質をくるみ込み、体外へ排出してくれる。活性酸素を抑えるのは「βカロチン」「ペクチン」「ビタミン」が多い食材だ。

排出する

血液中の有害物質は肝臓で毒抜きされ、最終的に便で排出される。このため、便通をよくするために「食物繊維」がどれほど大切か分かるだろう。排出時に有害物質を捉えて一緒に排出したり、ダイオキシンの排出にも効果的だ。

肝臓を強化する

肝臓は体内で一番の解毒作用がある臓器だ。肝臓や腎臓は有害物質の無害化をするし、血液中の有害物質のろ過も行っている。
「亜鉛」「セレン」等を積極的に摂って肝臓を強化しよう。

3. 食材を組み合わせて効果倍増

ひとつの食品のみ食べるのではなく、複数組み合わせると効果が高い。多品目を食べるように心がけよう。

玄米は最強食品

玄米そのものに高い抗酸化作用があり、活性酸素を抑えてくれる。また、あまりの捕捉性能で、有害ミネラルだけでなく必須ミネラルも排出してしまうことがある。毎日でなくても、定期的に無農薬玄米を食べることをおすすめする。

野菜や果物でキレート作用強化

摂取しやすいのは玉ねぎ、トマト、ネギ、ほうれん草だ。玉ねぎに多く含まれる硫黄化合物は必須ミネラルを体内に残し、有害ミネラルとだけ結合して排出させる。玉ねぎはセレニウムやオリゴ糖も含まれるので優秀な食材である。りんごに含まれるペクチン、トマトに含まれるリコピンと合わせ、カレーでデトックスするのはいかがだろうか。ゴボウやレンコンで食物繊維を補い、「キレートカレー」を作ってみよう。

自分の体を強化する食材

牡蠣やレバーで亜鉛を摂取して、肝臓を強化するのも大切である。緑黄色野菜と組み合わせると最強だ。魚介類のセレンを同時摂取したいので、炒め物や鍋にして汁ごと一緒に頂こう。

結論

肌荒れ・肩こり・便秘・冷え症は体に有害物質が溜まって起きている場合が多く、キレート食材で症状が改善できることが多い。
普段何気なく口にしている食品も、無農薬や有機栽培を選ぶようにしてみよう。出来れば肉も抗生物質を投与されていないものを
選びたい。普段からキレート食材を意識して取り入れ、体になるべく有害物質を溜め込まないように注意してみよう。

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  • 公開日:

    2018年12月27日

  • 更新日:

    2021年8月27日

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