1. 下処理&冷蔵

早春の2月~3月にかけて多く出回り、鮮やかな緑色と香りが魅力の緑黄色野菜・菜の花。この時期スーパーで見かけると、春がやってきたかと心が弾み、ついつい多めに入手してしまうこともあるだろう。
購入後は、日を追うごとに花が咲き、筋っぽくなるので、できるだけ早く食べきろう。また、葉が柔らかく常温で放置しておくとしおれやすいので、冷蔵保存には一工夫必要だ。
乾燥に弱い菜の花は、湿らせたペーパーでくるみ、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。その際、花の部分を上にして立たせておいた方が、茎が曲がらずもちがよいようだ。
菜の花はそのままでも手軽に調理できるが、長めに保存したい場合は、固めに下茹でしてから冷まし、ラップで包んで冷蔵庫へ入れれば2日~3日保存できる。
下茹でする場合は、多めの塩を入れた熱湯でさっと茹でてから冷水にとろう。菜の花に豊富に含まれるビタミンCは水溶性なので、茹で時間は30秒~1分程度に短くし、冷水にさらしすぎないよう注意を。また、茹でる際に、蕾がついている柔らかい部分と、茎の部分を切り分けるのもおすすめ。ブロッコリーのように、火の通る時間が異なる部分をあらかじめ分けておくことで、加熱のムラを防ぎ、それぞれの持ち味を十分活かすことができるので、茹で時間の短縮につながるというワケだ。
購入後は、日を追うごとに花が咲き、筋っぽくなるので、できるだけ早く食べきろう。また、葉が柔らかく常温で放置しておくとしおれやすいので、冷蔵保存には一工夫必要だ。
乾燥に弱い菜の花は、湿らせたペーパーでくるみ、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。その際、花の部分を上にして立たせておいた方が、茎が曲がらずもちがよいようだ。
菜の花はそのままでも手軽に調理できるが、長めに保存したい場合は、固めに下茹でしてから冷まし、ラップで包んで冷蔵庫へ入れれば2日~3日保存できる。
下茹でする場合は、多めの塩を入れた熱湯でさっと茹でてから冷水にとろう。菜の花に豊富に含まれるビタミンCは水溶性なので、茹で時間は30秒~1分程度に短くし、冷水にさらしすぎないよう注意を。また、茹でる際に、蕾がついている柔らかい部分と、茎の部分を切り分けるのもおすすめ。ブロッコリーのように、火の通る時間が異なる部分をあらかじめ分けておくことで、加熱のムラを防ぎ、それぞれの持ち味を十分活かすことができるので、茹で時間の短縮につながるというワケだ。
2. 下処理&冷凍

1カ月程保存するなら、茹でてから冷凍にするとよい。その場合は、水分をしっかりしぼり、サラダ油を絡めてから小分けにしてラップで包む。熱伝導率の高い金属製バットにのせて急速冷凍させ、完全に凍ったらバットからおろし、密封できる袋に入れて、冷凍庫で保存しよう。あらかじめ茹でて菜の花の表面をオイルコーティングしておくことで、程よい食感がキープできる。
使用する場合は自然解凍、またはそのまま加熱調理してもよい。
使用する場合は自然解凍、またはそのまま加熱調理してもよい。
3. 漬物にして保存

蕾の菜の花を塩漬けにした「菜の花漬」は京都の名物。それにならって、自家製・菜の花漬けに挑戦してみてはいかがだろうか。ほろ苦く、そこはかとなく甘い味、花の香りが感じられる美味しさは、まさに春ならではの味覚だ。
菜の花を食べやすい大きさにカットしたら、塩をふって軽く揉む。水気が出てきたら唐辛子とともに保存袋に入れて、重石を載せて冷蔵庫へ。細切りにした昆布を一緒に入れても美味しい。1日~3日漬ければ完成だ。
菜の花を食べやすい大きさにカットしたら、塩をふって軽く揉む。水気が出てきたら唐辛子とともに保存袋に入れて、重石を載せて冷蔵庫へ。細切りにした昆布を一緒に入れても美味しい。1日~3日漬ければ完成だ。
結論
お浸し、和え物、煮浸しなどの和風のおかずはもちろんのこと、中華風の炒め物や、パスタやグラタンなど、洋風メニューにも合う菜の花。そんな菜の花を賢く上手にストックしておけば、いろんな料理に加えるだけで、食卓に一挙に春が訪れる。
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