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ちゃんと説明できる?フランスパンが硬いワケとは

ちゃんと説明できる?フランスパンが硬いワケとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年12月20日

日本で主流のふかふかとしたやわらかいパンに比べれば、フランスパンの皮の硬さは際立っているといえる。この違いは材料の組み合わせにあるという。どんな材料の違いでパンの硬さが変わってくるのかを、フランスパンの定義とともに学んでいこう。また、フランスパンと一口にいっても、材料の割合や成形の仕方によって、細かく種類が分かれている。それらも含め、フランスパンに関する知識を幅広く身につけていこう。

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1. フランスパンとは何か

フランスパンは何かと考えるまえに。まず知っておきたいのは、「フランスパン」は和製語であるということ。海外では使われていない。そして、フランスパンは1種類のパンを示すのではなく、フランス発祥のパンの総称である。とはいえ、クロワッサンのようなバターや卵、砂糖を使うものは含まれない。

フランスパンとは、小麦粉、塩、酵母、そして水のみでつくられる、外側がパリっと硬く、内側には大きな気泡のある塩味のパンを指すという。実はこのフランスパンに分類されるパンはたくさんある。それは、20世紀頃にフランスの政府が、パンの価格変動が社会不安を引き起こすとし、重さによって公定価格を設定したことに由来する。あとでどんな種類があるかみてみよう。

2. フランスパンはなぜ硬いのか

フランスパンが硬いのは、材料に原因がある。製造の段階で、小麦粉、塩、酵母、水といった基本材料しか使っていないからである。一方、砂糖、バター、卵など副材料を加えると、パンはやわらかく焼きあがり、またそのやわらかさを保つといわれている。

ちなみに、フランスパンのようなシンプルな材料を使うパンのことをリーン系、副材料が入っているパンをリッチ系と呼ぶ。覚えておくと、ちょっとかっこいいかもしれない。

次の章からは、リーン系であるフランスパンの種類とその特徴をお届けしよう。

3. 細長いフランスパン

フランスパンといえば、これらの細長いパンが思い浮かぶのではないだろうか。長さや太さで名前が変わり、細かく分類されているので紹介しよう。
  • バゲット
    日本でも一番見かけることが多いのがバゲットだ。フランス語で「棒」や「杖」を意味する、細長いタイプを指す。
  • バタール
    「中間」を意味するバタールは、バゲットよりも太くて短い。名前からバターが入っていると勘違いしがちだが、フランスパンの定義にあるようにシンプルな材料のみが使われるリーン系である。
  • パリジャン
    一番長くて太いのがこのパリジャンだ。「パリの」「パリっ子」を意味する。クープ(切れ込み)が5本~6本ついている。

4. 丸みのあるフランスパン

パン屋に行くと、硬くて丸っこいパンが並んでいるのをみるだろう。これらも大きさと形の違いから分類され、それぞれ命名されている。
  • クッペ
    ころんとした形状のクッペには、クープが縦に1本入っている。
  • ブール
    表面に十字の形にクープが入ったのがブールだ。フランス語で「ボール」を意味する。パン屋を意味する「ブーランジェーリー」の語源となる。
  • シャンピニヨン
    キノコを意味する「シャンピニヨン」。ユニークでかわいらしい形が特徴的だ。

結論

今回はフランスパンの定義にはじまり、フランスパンという言葉が総称で和製語であることや、なぜ硬いのかという理由を学んだ。またリッチ系、リーン系そしてクープといった用語にも触れた。フランスパンの種類として、代表的なものを6つ簡単に紹介した。どれもパン屋でみたことのある名前だったかと思う。実はフランスパンは全部で20種類以上あるという。見かけたらぜひ食べ比べて、食感の違いなどを味わってほしい。

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