クレソンの美味しい食べ方とは？簡単おすすめ調理法と使い方

クレソンは、ヨーロッパ原産の野菜で、辛味が特徴の野菜である。4～5月が旬と言われていたが、現在では、日本各地で栽培を行なっていることから通年食すことができる。繁殖力が旺盛で栽培を行う際も、あまり手間を必要としないため、自宅のプランタで育てる人も少なくない。

クレソンには、豊富な栄養素が数多く含まれており、以下にまとめる。

このように、一つの食材でこれほどの栄養を摂取できるので、高スペックな野菜とも言われている。

クレソンは、辛味があるものの、サラダや和え物など生でも食べられるのが特徴である。
また、β-カロテンは油と相性がよいので、炒め物などにも使用することができる。

朝食など、調理に時間をかけたくない場合は、クレソンを使用したサラダがおすすめだ。クレソン、トマト、レタスなどを用意し、適当なサイズにカットする。ドレッシングとして、オリーブオイル・塩胡椒・酢を入れる。トッピングとして、焦がしベーコンや、温泉卵などを入れてよい。よく混ぜ、ドレッシングと野菜が絡んだら出来上がり。

クレソンの特徴の辛味は、カレーととても相性がよい。クレソンを大きめにカットし、噛んだときの感触を残す。その後、玉ねぎ、人参を適当なサイズにカットする。牛肉を炒め、玉ねぎ、人参を炒める。カレールーを溶かしてから、最後にクレソンを入れ、少し煮込む。クレソンがしなっとしてきたら出来上がり。

多くの栄養素が含まれているので、クレソンを毎日でも摂取したくなる野菜のひとつだ。しかし、たくさんの量を食べるのが苦手という方におすすめなのが、クレソンを使用したスムージーだ。ミキサーに水を少し入れ、クレソン、トマト、人参などを入れミックスする。苦味が残り、最初は、慣れが必要かもしれないが、とても体によく、お手軽に多くの栄養素を摂取する事ができる。

クレソンをスーパーなどで購入する際、美味しいクレソンの見つけ方が3つある。
1.葉の色が濃く、ツヤのあるもの。
2.葉の大きく、節の間隔が狭いもの。
3.香りの強いもの。
以上が、美味しいクレソンの特徴なため、吟味して購入することがおすすめだ。また、このような特徴のあるクレソンの方が、栄養価が高いといデータもある。

クレソンは、水を好む野菜なので、茎を水に入れ、葉を袋で覆うように保存する必要がある。
時間が経つと独特の香りがなくなって行くので、基本的に購入後すぐに調理し、食べきることがおすすめだ。

このようにクレソンは、多くの栄養を含みながらも簡単に摂取することが可能な食材である。辛味がある分、好き嫌いは別れるかもしれないが、炒め物にすると辛味が軽減される。スムージーを作る際も、少し砂糖を加える事で辛味を無くすことが可能だ。また、苗をプランタに入れ、適度に水を与えるだけという、栽培が容易という特徴があるため、自宅のベランダで栽培してみるのもよい。