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美味しく健康に!豚バラ肉の栄養価とカロリーを抑えたおすすめの食べ方

美味しく健康に!豚バラ肉の栄養価とカロリーを抑えたおすすめの食べ方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2019年12月14日

角煮など、お手頃価格でがっつり肉を食べたい時に大活躍する豚バラ肉。普段あまり意識することがないかもしれないが豚バラ肉には健康に欠かせない豊富な栄養が含まれている。その栄養価と、気になるカロリーを抑えたおすすめの食べ方についてここで紹介したい。

  

1. 豚バラ肉の栄養価は?

豚バラ肉に最も含まれているのは、やはり脂質。豚バラ肉100g中34gが脂質であり368kcalにも及ぶ。豚バラ肉100gで1日の脂質の栄養推奨量の約8割に相当し、カロリーの塊と言っても過言ではない。
植物油やバター、お菓子やインスタント食品にも存分に含まれている脂質はつい過剰摂取になりがちだ。脂質はホルモンや消化酵素の原料になったり、細胞の働きを維持したりと身体に欠かせない栄養素ではあるが、カロリーオーバーにならないために摂取量は上手に調節しなければならない。

2. 脂質だけでない!豚バラ肉の豊富な栄養

豚バラ肉は栄養の宝庫であり、脂質以外にも身体に必要な栄養素がたっぷりと含まれている。

■ビタミンB1

筋肉の中に蓄積する乳酸を取り除き、また炭水化物の代謝を司る酵素の働きを促進する。
炭水化物の摂取量が多くなりがち、またはなかなか疲れが取れないという場合はビタミンB1が不足していることも。

■ビタミンB6

豚バラ肉にはビタミンB群が豊富に含まれており、次に注目したいのがビタミンB6。タンパク質の代謝に関わるため、皮膚や粘膜の健全な機能をサポートする。皮膚炎や口内炎に悩まされているなら、ビタミンB6を積極的に摂取したい。
またセロトニンという脳内物質の分泌を促すため、精神的な安定や良質な睡眠を助ける効果が期待できる。

■タンパク質

豚バラ肉には良質なタンパク質が豊富に含まれている。タンパク質は臓器、筋肉や血液など身体そのものを作る材料となり、特に成長期のお子様がいる家庭では積極的に食事に取り入れるべき栄養素。またアルコールの代謝を助ける働きもするため、飲み会続きの際には肝臓のためにも摂取したい。

これらの栄養を効率よく手軽に摂取できるのが豚バラ肉。家族の健康のためには欠かせない食材である。

3. 上手にカロリーカット!おすすめの食べ方

栄養満点の豚バラ肉だが、脂質に含まれるカロリーは考えもの。余分な脂質を落とす調理方法が大切となる。ここでは、豚バラ肉のカロリーを美味しく上手にカットする、おすすめの食べ方を紹介する。

■下茹で

カロリーカットの方法として有効なのが下茹で。コツは水から茹でること。しばらくすると脂質が水の上に浮き上がってくるため、お玉などで取り除く。豚バラ肉の旨味成分も水に溶け出てくるため、煮汁を生かすことができる煮込み料理の際に試したい方法。

■オリーブオイルで炒める

一見カロリーオーバーしてしまいそうだが、実は油同士はお互いに溶け合うという性質がある。オリーブオイルで炒めることで余分な脂質が豚バラ肉から出ていくため、加熱後キッチンペーパーで油分を吸収すれば簡単にカロリーカットが可能。オリーブオイルに含まれるオレイン酸はコレステロールを下げるため、豚バラ肉の調理の際にぜひ使用したい。

■食べ合わせを工夫

また、豚バラ肉との食べ合わせを意識することも手である。しめじ、わかめ、こんにゃくには豊富な食物繊維が含まれており、脂質に含まれるコレステロールを体外へ排出してくれる。また、これらの食材自体のカロリーが低いため、豚バラ肉でオーバーした分を上手に調整することができる。

結論

脂質が多い豚バラ肉だが、下茹での一手間をかけたり、使用する油をオリーブオイルにしたり、食べ合わせに気を配ったりと小さな工夫で気になるカロリーを抑えることができる。栄養価がとても高いので、脂質をコントロールしながら、豚バラ肉をぜひ健康な食生活に役立ててもらいたい。

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  • 公開日:

    2018年12月22日

  • 更新日:

    2019年12月14日

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