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実は似ている猪肉と豚肉!それぞれの栄養と共通点は?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年1月 2日

猪肉と豚肉が似ているという話を聞いたことはあるだろうか。ひと昔前よりもジビエ肉が注目されていることもあり、猪肉を食べたことがある人も多いだろう。猪肉は「豚肉より美味しい」という人もいれば「臭いが気になる」という人もいるが、猪肉に対する意見が分かれるのには食べ手の好み以外にも理由があるようだ。猪肉への感想が人それぞれ違う理由や、栄養面から見た猪肉と豚肉の共通点を探ってみよう。

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1. イノシシとブタは同じ

結論から述べると、イノシシとブタは同じ種である。イノシシを家畜化したものが、ブタなのだ。野生のイノシシは、外敵から身を守るために体毛の色も地味である。一方、家畜であるブタは外的の脅威にさらされていないため、体毛が派手な色に変化した。ブタはエサや生育日数をコントロールされているため、飼育者が同じであれば個体ごとの差があまりない。イノシシは日々食べているものや猟師が捕獲した時点での年齢も違うため、個体ごとの差が大きいこともある。これは、精肉されたとき豚肉はある程度一定の味を保てるのに対し、猪肉は味にも大きく差が出ることがあるということだ。猪肉の味は一定ではないにしても、もとはイノシシとブタは同じ種である。豚肉と似ている猪肉があったとしても不思議ではないだろう。では、栄養面から見るとどうだろうか。猪肉と豚肉、それぞれの栄養素を調べてみた。

2. 猪肉は不飽和脂肪酸が豊富

ジビエのなかでも、猪肉の栄養価は高い。血管の健康を保つ効果が期待できる、不飽和脂肪酸を多く含んでいるのだ。皮膚の健康を保つ働きや新陳代謝を活発にするビタミンB群や、血液の元となる鉄分、タンパク質の代謝を促す亜鉛も豊富。健康な身体づくりだけでなく、子どもの成長にかかわる必要な栄養素もたっぷり含まれている。
同じ猪肉でも、ロース肉はとくにほかの部位よりもアミノ酸の含有量が多い。疲労回復効果のあるカルノシンは、モモ肉の約1.2倍。カルノシンは、運動能力を向上させたり、活性酸素を抑制する働きからアンチエイジング効果も期待できる。疲労回復や尿酸の排泄を促進させる効果のあるアンセリンは、牛肉と比べると約4.5倍含まれている。猪肉は栄養素が豊富に含まれているうえ、家畜の肉に比べるとカロリーも低い。自然に生息しているイノシシは、生きていくのに必要な分だけ脂肪を蓄えるからだ。質の高い脂肪が適度についている。

3. 豚肉はビタミンB群が豊富

豚肉に多く含まれている栄養素といえば、ビタミンB群・亜鉛・鉄分・カリウムである。とくにビタミンB1においては、ウナギよりも含有量は多い。ビタミンB1には、疲労回復の効果がある。これは、猪肉と似ていると言える要素のひとつだろう。
カロリーや不飽和脂肪酸の点でも、猪肉と豚肉は似ているところがある。肉100gに対して、猪肉のエネルギーは約268kcalで豚が約291kcal、牛肉は約411kcalである。また肉100g中、猪肉には不飽和脂肪酸が約2.5g、豚肉には2.0g含まれており、牛肉に含まれているのは約1.1g。血や筋肉を作るときに必要なビタミンB6においては、猪肉と豚肉に含まれている量はほぼ同量である。低カロリーで不飽和脂肪酸が比較的多く含まれているという点で、猪肉と豚肉は似ていると言えるだろう。

結論

猪肉も豚肉も、低カロリーで栄養が豊富という点で非常によく似ていることが分かった。猪肉は食べていたものや捕獲時の年齢などによって味に差が出るが、調理に慣れてくると肉の状態を見極めて肉質に適した調理法を選ぶことができるようになるかもしれない。味にムラのない豚肉は日常の食卓に活躍し、猪肉は料理の奥深さを楽しませてくれそうだ。

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