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らっきょうを知る!旬・産地・選び方など基礎知識を身につけよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年1月 6日

カレーと付け合わせるほか、漬け物として食べられることの多いらっきょう。地味な存在ではあるが、シャキッとした食感が箸休めにも丁度よく、これが並ぶ食卓にはこだわりが感じられる。そんならっきょうの旬や産地・選び方など基礎知識を学んでいこう。

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1. らっきょうの基礎知識

らっきょうは、中国を原産国としたネギ科の植物だ。日本に伝わってきたのは平安時代だが、現在では、鹿児島・鳥取・宮崎といった温暖な産地が多い。なかでも鳥取では、「砂丘らっきょう」といった名称で特産品として取り扱われているほどだ。
らっきょうの旬は6月~7月とやや短いため、好きな人はこの時期に購入したものを大量に漬けて保存し、1年ほどかけて食べきる。
なお、「エシャレット」と呼ばれる野菜があるが、これはらっきょうがまだ若い内に収穫されたものである。癖が少なく、生で食べられることも多いため、好みに合わせてらっきょうと使い分けて欲しい。

食べるときの注意点

らっきょうはシャキシャキとした食感が癖になり、スナック感覚で食べてしまう人もいるが、食べ過ぎには注意が必要だ。らっきょうには「硫化アリル」という成分が入っており、これが独特な辛味のもととなるが、胃に負担をかけやすい。そのため、食べ過ぎると腹痛や下痢、胃もたれの原因となる恐れがあるのだ。適量は1日4粒が目安とされているが、胃腸が弱い人は特に気をつけてほしい。

2. らっきょうの選び方

より美味しいらっきょうを手に入れたいなら、選び方のポイントを見極めよう。

大きな丸みとツヤがあるもの

らっきょうはニンニクとよく似た形をしており、根に近づくにつれて太く丸みが出る。ここがより丸く、ふっくらとしたツヤのあるものほど生育がよい証拠であり、高い栄養価が期待できるのだ。

芽の伸びが弱いもの

らっきょうは、じゃがいものように長期間保存しているほど芽が伸びていくため、これによって鮮度を判断しよう。芽の伸びが強いものほど鮮度が低く、皮の中身が小さい・みずみずしさが落ちているといった可能性が高いので、気をつけてほしい。

漬け物用なら不揃いは避けたい

上記2つのポイントに比べると重要度は下がるが、らっきょうを漬け物にする場合は、大きさがバラバラだと容器に並べづらいのが難点。漬けたいときは、なるべく大きさを揃えることを気にしておこう。

泥付きらっきょうは美味しい?

らっきょうは、泥が付いたままで売られていることもあるが、こちらのほうが歯ごたえは強い傾向にあり、好みが分かれるところだ。ただ、泥付きらっきょうは洗う手間がかかり、排水口に泥が詰まり、後片付けも大変など面倒な点も多い。サッと手軽に使いたいのであれば、「洗いらっきょう」という、下処理がすべて済んだらっきょうも販売されているので、こちらもチェックしよう。

3. らっきょうの栄養価

らっきょうは白く小さいことから、栄養価はそれほどなさそうに思えるが、意外にも特徴的な栄養素が揃っている。ただ、先にも説明した通り、らっきょうの食べ過ぎはNG。あくまで栄養の足しとして食べることをおすすめする。

ごぼうよりも豊富な「食物繊維」

らっきょう100gあたり約21g、ごぼうには約5.7gの食物繊維が含まれている。なんとごぼうの4倍近くの食物繊維を含んでいるのだ。とは言え、らっきょうは1コあたりが約6gのため、1日4コ食べたとして摂ることのできる食物繊維量は5g程度。ほかの野菜と一緒に摂ることで、腸内環境を整えるのに役立つだろう。

個性あるにおいのもとなる「アリシン」

にんにくや玉ねぎなど独特な辛味と、においのもととなるアリシン。(正式にはアリインという成分が含まれており、切り刻んだり加熱処理をする際に化学反応を起こし、アリシンとなる)これが、体内でビタミンB1を吸収しやすい形へ変えてくれる。
ビタミンB1といえば、玄米から白米文化に移り変わってきた江戸時代に流行った「脚気」も、ビタミンB1の不足が原因だ。肉を食べる習慣が増えた現代では、ビタミンB1を玄米以外から摂ることが容易にはなったものの、インスタント食品ばかりを食べていると、現代でも脚気に陥ることがあると言う。日頃、そうした生活が多い人のほか、肉をあまり食べない人にもらっきょうはおすすめだ。

結論

献立の中では、脇役といった印象が強いらっきょうだが、以上の通り、実は優れた栄養を持っている。箸休めだけに終わらないその効果・効能はとても魅力的かつ、漬けるという調理法は誰でも手軽にできるので、ぜひ各家庭の常備菜として役立てほしい。

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