このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
濃厚でとろとろ感たまらない白子!あなたはタラ派?フグ派?

濃厚でとろとろ感たまらない白子!あなたはタラ派?フグ派?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年8月 5日

冬に旬を迎える白子。とろりと甘く、濃厚な味わいは、この季節にしか食べることのできない珍味である。そんな白子の本当の意味を皆さんはご存知であろうか?白子の意味を紐解きながら、食用として用いられる3つの白子の美味しさをリサーチしていこう。

  

1. 白子とは?

白子の基礎知識

白子は魚類の精巣のこと。食用として用いられているものは、タラ、フグ以外にもサケやタイ、イカなどがある。総じて、濃厚な味わいが特徴で、好き嫌いが分かれる食材ともいえる。見た目は白い。

白子の食べ方は?

さっと茹でてポン酢で食べるのが王道。もみじおろしやネギをトッピングすると白に映えて美しい。天ぷらも人気の調理法。外はカリカリ、なかはとろとろで極上の美味しさが味わえる。そのほか、鍋、焼きものなど、さまざまな料理に使われる。

和食だけにあらず

白子は、海外ではあまり食べられていないが、日本においては洋食や中華料理に使われることも多い。たとえば、近頃人気の創作中華料理店では、白子麻婆豆腐なるものが存在する。ビストロでもソテーやフリット、グラタンなどに使われている。ほかにはない濃厚な舌触りと味わいが、ウケている理由かもしれない。

2. タラの白子

タラの白子は、比較的手に入りやすい食材。冬になると大きな鮮魚店やスーパーなどに並ぶことも多い。白さが際立ち、ぷりっとハリのあるものを選ぶといい。白子、全般にいえることではあるが、きちんとした下処理をしてから食さないとせっかくの美味しさが台無しになってしまうので、注意したい。

見た目に特徴あり

タラの白子はトラフグと違い、ひだが寄っているのが特徴。味わいは濃厚でありながらも、くどくないので食べやすい。新鮮なものをぜひ一度味わってみてほしい。シンプルに食べるのがおすすめだ。

3. フグの白子

フグの白子は、高級食材。特に天然物は、出回る量がとても少ないので口にしたことがないという人も多いことだろう。ころんと丸みあるフォルムが特徴で、ねっとりとした濃厚な味わいが持ち味。バターのようなコクも感じることができる。こちらも素材そのものの味を堪能するよう、炙りなど、シンプルな調理に徹するのが正解だ。

毒はない?

フグは、毒のある魚としても知られる存在。ただ、広く食べられているトラフグの白子は、毒の心配をする必要がなく、安心して食べることができる。ただ、フグのなかには白子に毒があるものもあるので、注意が必要だ。

4. そのほかの白子

アンコウの白子

アンコウの白子は、あん肝と呼ばれる肝と混同されることが多いが、それとは別である。あん肝より知名度が低いため、注目されることはあまりない。さらに市場で取引されているアンコウのほとんどはメスであるため、出回ることが極端に少ない。というのも、アンコウは、メスに比べるとオスはとても小さく、需要が少ないのだ。

サケの白子

サケの白子は、リーズナブルなので家庭でも食べやすい。味わいがほかのものに比べ、あっさりとしているので、白子初心者にも向いている。煮崩れもしにくいので、味噌漬けや煮込み料理にも向いている。

イカの白子

意外かもしれないが、イカにも白子が存在する。こちらもかなり貴重で出回ることの少ない食材。近頃では、生で食べると危険と話題にもなったアレである。味わいは、他のものに比べるとあっさり。加工品になっていることも多い。

結論

ひとくちに白子といってもさまざまな魚介類のものが食用になっていることがわかる。ややグロテスクな見た目ではあるが、とろけるような味わいは一度食べると病みつきになる人も多いはず。とにかく新鮮なものでないと美味しさは半減。しっかりと目利きしてくれる鮮魚店で購入するか、信頼できる飲食店で食べることをおすすめしたい。

この記事もCheck!

インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2019年2月 5日

  • 更新日:

    2021年8月 5日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧