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意外と身近なスパイス。シナモンの魅力とデザートの作り方を

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年3月11日

シナモンは、スイーツやパンなどに使われている、茶褐色で甘く、少し辛みのある独特のスパイス。カフェなどにも置いてあるのでふだん口にする機会も多く、身近な存在かもしれない。しかし、その特徴や選び方は、意外と知らないこともありそうだ。シナモンの独特の風味や香りの特徴、使い方について紹介しよう。

1. 意外と知らないシナモンの特徴

シナモンの原料は、クスノキ科の常緑樹である日桂(ニッケイ)。この幹や枝の皮をはぎ取り、乾燥させたものが、香辛料として使われているシナモンスティックやシナモンパウダーになる。シナモンにはさまざまな種類があり、日本に流通しているのはスリランカやインドネシアのスマトラ島などで生産されているものが多い。

スマトラ島のジャングルでは、いまでもナタやナイフなどを使い、ひとつひとつ皮をはいでいく伝統的な方法でシナモンの収穫が行われている。

シナモンの香りや風味は、ニッキと似ている。それもそのはず。どちらも、同じ日桂(ニッケイ)の樹皮だ。海外産がシナモン、日本産をニッキと呼ぶ。日本では漢字で桂皮(ケイヒ)と表記されているものもある。産地が異なると成分も変わり、甘みの素であるオイゲノールは、シナモンにしか含まれていないため、ニッキに比べるとシナモンのほうがよりマイルドな風味になっている。

2. シナモンパウダーの選び方

シナモンパウダーは、大きくはスリランカ産のセイロンシナモン、中国やベトナム産のカシアシナモンという2種類がある。セイロンシナモンは、樹皮のコルク層を抜いて、薄くなった樹皮を重ねて巻いたもの。非常に柔らかく、繊細な味と香りが特徴だ。カシアシナモンはコルク層を残したまま丸めているため、厚みがあって固く、濃厚な味と香りが特徴となっている。どちらも料理や菓子作りに使えるので、味の好みで選べばよいが、クマリンという成分の含有量が大きく異なる。

クマリンを摂りすぎると肝臓障害を引き起こす可能性もある。たまに菓子作りなどで使う分には問題ないが、毎日飲み物などに入れて摂りたいという人は、クマリンの含有量が少ないセイロンシナモンをおすすめする。シナモンは、最近では一般的なスーパー等でも売られており、ネット通販でも手に入る。価格帯はセイロン産のもののほうがカシア産に比べると2~4倍高い。見ためは同じスパイスなので、購入の際は、産地や価格を判断材料のひとつにするといいだろう。

農薬や化学肥料などが気になるときは、有機またはオーガニックのものを選ぶようにしよう。農水省が認めた一定の基準をクリアした製品は、有機JASマークという表示が入っているので、子どもに食べさせる場合など、製品の安全性が気になるときはそれらを目安にして選ぶといいだろう。

3. シナモンパウダーで大人味トーストに

シナモンは、熱によってその効能に変化はないため、食材やほかのスパイスとの組み合わせも選ばず、さまざまな料理や飲み物に使うことができる。

簡単シナモントースト

りんごと食パンで簡単にできるシナモントースト。忙しい朝にもすぐに作れるので、覚えておくと便利だ。コーヒーとの相性も最高。シナモンの量を控えめにすると、子どもも食べやすい。

・りんごを薄切りにして、さらに半分の大きさにカット。ラップをして電子レンジで加熱する。
・パンにバターを塗り、りんごをのせ、砂糖、5mm角にしたバターを散らす。
・シナモンパウダーを全体にふりかけ、余熱したトースターで3~4分焼けばできあがり。

シナモンパウダーをかけるときは、茶こしなどを使うとダマになりにくく、均等にふりかけることができる。

結論

少量入れるだけで、独特の甘みと苦みが加わるシナモン。産地によって成分が多少異なるので、購入の際は確認を。調理法や使い方も選ばないので、菓子作りはもちろん、スープや煮込み料理にもマッチする。煮込み料理にはスティック状のものが使いやすい。漢方薬などにも使われており、健康増進の働きやリラックス効果も注目されている。パウダータイプのシナモンは、コーヒーやチャイなどの飲み物にも手軽に入れることができるので、ぜひ試してみていただきたい。

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