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イワシも実はNG!?痛風になったら控えるべきNG食材とは

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年3月15日

風が吹くだけでも痛いと言われる、痛風。ある日突然、そんな痛みがやってきたら…と考えるだけで恐ろしい。残念なお知らせであるが、痛風の患者は圧倒的に男性が多い。しかも20代以上。このコラムを読んでいる方の、多くの人が該当者であろう。今回は、そんな痛風の基礎知識を学びながら、NG食材と気をつけるべき食生活について見ていきたい。

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1. 痛風の基礎知識

痛風とは血液中の尿酸が増え、体中にたまることで引き起こされる疾患である。尿酸が結晶になり、関節の骨と骨の間に落下すると激しい痛みを伴う。これぞ、風が吹くだけで痛いと言われるゆえんである。医療が進歩したため、現在では投薬などの正しい治療を続けることで緩和は可能だが、高血圧・高脂血症などの生活習慣病との繋がりも深く、幾度となく起こりやすい病気なので侮ってはいけない。

事前症状あり

多くの人が、痛風発作の前に、むずむずするなどの違和感を訴えている。もっとも多い箇所が、足の親指の付け根だと言われている。足首や膝に生じることもあるそうだ。発作の起こる頻度が高くなるにつれ、腎臓の疾患や尿路結石が起こる場合もある。

男性に多い理由

痛風患者は圧倒的に男性が多い。これはそもそも、男性と女性とで尿酸血中濃度に差があるから。女性はホルモンの関係で、腎臓から尿酸を排出する働きがあり、その分濃度が低くなる。ただ、閉経後はだんだんと男女の差が小さくなる。

2. 痛風にNGな食材とは?

痛風と言うと、プリン体という言葉がよく出てくる。これは、食事で摂取したプリン体によっても、尿酸値が変化することが要因である。ただ、プリン体は経口摂取よりも、体内生成の方がはるかに多い。プリン体を制限する必要はもちろんあるが、ゼロにこだわる必要はない。多くの食物に含まれているので、事実上ゼロにすることは難しいとも言える。

プリン体が多いNG食材

プリン体を多く含む食材として知られているのが、あん肝・イワシ・白子・牛ヒレ肉・エビなどであり、動物性のタンパク質に多く見受けられる。このほか、あまり知られていないのが、サプリメントなどの健康食品である。クロレラやビール酵母、ローヤルゼリーなどは注意が必要だ。また水にも溶け出すので、鰹節や煮干し、干し椎茸、鶏ガラなどを使った出汁にも注意が必要である。ちなみに、ちりめんじゃこやオイルサーディンもイワシなので、NG食材に当たる。

控えるべき食材

プリン体の含有がそれほど多くなくても、気をつけなくてはならない食材がある。これがアルコールと果糖である。アルコールは分解の過程でプリン体が発生するので、それ自体に含まれている量以上に摂取することになる。また、果物などに含まれる果糖は、尿酸生産を促進する働きがあると言われている。砂糖も同様なので、注意が必要である。

3. 痛風を抑える食生活

アルコールを控える

アルコールは痛風の天敵。例えば焼酎やウィスキーのように、それ自体にプリン体を含まないものであっても、分解の際に尿酸が発生するので、結果として血中尿酸値は上昇してしまう。ビールのようにプリン体が多いものはもちろん、含まないものであっても、過剰摂取は避ける必要がある。

積極的な水分摂取

水分を多く取ると、体内の巡りがよくなる。また尿の量が増えることで、尿酸の排泄を促進することができる。ただし、ジュースやコーヒー、アルコール、炭酸飲料などは、水分にカウントされないので注意しよう。飲むべきは水やお茶である。

バランスの良い食事

どの病気にも言えることだが、バランスのよい食事は健康の基礎。特に痛風になる人は、動物性タンパク質の摂取が多いと言われている。野菜やきのこ、海藻、豆類などを上手に組み合わせて、栄養バランスのよい食事を心がけたい。

結論

痛風は、現代病とも言える病のひとつ。誰しもに、患う危険性のある病気だ。アルコール摂取やバランスのよい食事など、耳が痛いという人もいるかとは思うが、今一度食生活を見直してみよう。また、NG食材を避けることによるプリン体のコントロールは重要であるが、それだけでは症状の改善は難しい。必ず専門医の指示を仰ぐことが求められる。

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