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フランスの伝統的なお菓子!ガレットデロワのカロリーは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年3月 4日

ガレットデロワは、簡単に言うとフィユタージュというパイ生地とアーモンドクリームでできたパイ菓子である。フランスでは、新年や特別な日などに食べられて来た伝統的なお菓子だ。まだどちらも使ったことがないという方のために、2つの材料について気になるカロリー面も含めて解説しよう。

1. フィユタージュとは

はじめに断っておくが、この写真のお菓子はガレットデロワではなくミルフィーユだ。ガレットデロワと同じく高カロリーなお菓子だ。「ナポレオン」とも呼ばれる苺のミルフィーユが一番有名だが、写真のようにチョコレートクリームと抹茶クリームがサンドしてあるミルフィーユになど、種類はさまざまある。ところで、ミルフィーユとはフランス語で「千枚の葉」の意味だ。昔、ミル・マスカラスという人気プロレスラーがいたが、こちらは「千の顔を持つ男」と呼ばれていた。この2つの呼び名から分かる通り、「ミル」は「千」を表す。だが、1,000枚のフィユタージュを重ねたら、カロリーが大変なことになる。実際のミルフィーユは、写真のように3枚のフィユタージュの間にクリームなどを挟んで作られる。
ガレットデロワは、このフィユタージュにアーモンドクリームを挟んで作られるのだ。と言っても、同じくフィユタージュを使うとは言え、ミルフィーユとガレットデロワでは見かけも全く違い、この2つのお菓子が似ているとは誰も思わないだろう。これがお菓子の世界の面白いところである。
フィユタージュは日本語で折りパイ、折り込みパイ生地などとも言われるように、薄く伸ばしたパイ生地の間にバターを挟み、幾重にも折り上げて作られる。アメリカンスタイルのアップルパイなどでお馴染みの練りパイに比べると、使うバターの量が多いので、カロリーは高めになる。だが、この生地とバターで作られた何重もの層が、このフィユタージュの美味しさの要。すなわち、ガレットデロワの美味しさの秘密でもあるのだ。

2. アーモンドクリームのカロリー

次に、ガレットデロワの味の決め手である、アーモンドクリームのカロリーについて考えてみよう。フランス語ではクレームダマンドとも呼ばれるアーモンドクリームのカロリーは、レシピによっても当然変わるが、ある市販品のデータによれば100g当たり660kcalである。カスタードクリームは100g当たり187kcal、ホイップクリームは430kcal、バタークリームは554kcalと比べても、アーモンドクリームのカロリーは断トツだ。なぜかと言えば、カスタードクリームは卵が中心、ホイップクリームは生クリーム中心、バタークリームはバターが中心であるのに対し、アーモンドクリームはアーモンドを加えたものだからだ。アーモンドは栄養的にも大変優れたものだが、ナッツと言うだけあって高カロリー・高脂質な食べ物だ。同じくカロリーの高いバターと合わさることで、アーモンドクリームが高カロリーになるのも仕方のないことだろう。
ガレットデロワはアーモンドクリームを使うのが基本だが、中のクリームは好みによって変えとよい。カスタードクリームに変えればカロリーカットが見込めるうえ、味の変化も楽しめる。むしろ子どもには、アーモンドクリームよりもカスタードクリームを使ったガレットデロワの方が、人気が高いかもしれない。さまざまな変化を楽しんでみるのもよいだろう。

3. 総合的なガレットデロワのカロリー

フィユタージュとアーモンドクリームから成るガレットデロワの総カロリーは、かなり高そうであることがわかった。そのカロリーの高さゆえ、フランスでは新年限定のお菓子とされているのだろうか?日本でも昔は新年限定の食べ物だった餅が、今では通年食べられている。ガレットデロワも、好きなときに好きなだけ食べてよいのだろうか?
日本における餅にしても、フランスのガレットデロワにしても、昔は大変な贅沢品であったのかもしれない。年に一度しか食べられないような高価で特別な食べ物なら、少々カロリーオーバーしたところで問題はない。翌日からまた粗食に戻れば、1日のカロリーオーバーはすぐに解消されるだろうから。しかし、今は食べようと思えば食べられる豊かな時代となった。ガレットデロワを主食にして1週間そればかりを食べ続けたとしたら、たちまち体重を増やすことも簡単だろう。豊かな時代、豊かな地域に生まれたことに感謝しつつ、バターとアーモンドクリームたっぷりのお菓子ガレットデロワは、たまに食べるご馳走にとどめておくべきかもしれない。だからこそ、たまに作るガレットデロワは、材料費を惜しむことなく最高級のものを用意したいという気もする。
フィユタージュには市販の冷凍パイシートを応用もできるが、やはり自分で一から作る方が新鮮で美味しいし、カロリーの調整もできる。時間に余裕のある休日に、ぜひ子どもと一緒に手作りしたい、ガレットデロワである。

結論

ガレットデロワはカロリーも最高ランクなら、味も見かけも横綱級の祝い菓子だ。フィユタージュの作り方をマスターすればミルフィーユなど、ほかのお菓子作りへの応用もきくので、ぜひ子どもと一緒に作ってみよう。アーモンドクリームは、市販のものを利用してもよいだろう。

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