1. カレー粉の正しい保存方法は、密閉容器で冷暗所へ!
カレー粉は保存がきく調味料だ。基本的に、密閉容器に入れて冷暗所に置けば、長期保存できる。特に自家製の場合は、保存しているうちに熟成が進むこともあり、長期保存したからといって味が落ちるとも限らない。したがって、カレー粉は調味料の中でも保存しやすいといえる。ただ、冷やさずに保存するのを不安に思う方もいるかもしれない。冷暗所はたとえば戸棚の奥などがあるが、夏場には温度が高くなりがちだ。暑いからといって傷むことこそ少ないだろうが、風味が落ちるのが早くなるかもしれない。安心のためには、冷蔵庫や冷凍庫で保存をするのも選択肢のひとつだろう。ただし、早く使いきれるなら、保存方法にこだわらなくても問題はなさそうだ。
2. カレー粉を安心して保存するなら冷蔵で!ただし結露に注意
夏場などにカレー粉を保存したい場合には、冷蔵庫に入れるのがよいだろう。密閉容器に詰めてから、冷蔵庫に入れればよい。数ヶ月単位で保存がきくが、定期的に風味を確認しつつ、早めに使うのがよい。特に自家製の場合は熟成などで味が変わっていくが、庫内の環境によっては結露などで風味が損なわれる可能性も否定できない。また、市販のカレー粉であれば、開封後は風味が徐々に飛んでしまう可能性が高い。美味しいうちに使いきれるのなら、それが一番だろう。
3. カレー粉を長期保存したいなら冷凍しよう
特に市販のカレー粉について、香りをある程度保ちながら長期保存したいのなら、冷凍保存するのがよいだろう。ポイントは、空気になるべく触れさせないよう、フリーザーバッグなどに入れて空気をしっかり抜くことだ。その状態で冷凍庫に入れて保存すればよい。自家製のカレー粉の場合も、その時点での風味を保ちたいのであれば、冷凍保存を選択肢に入れてもよいだろう。なお、冷凍しているからといって、いくらでも保存できる訳ではない。ゆっくりではあるが、やはり日が経つとともに風味が落ちる。冷凍したからと安心せずに、時々様子を見つつ、早めに使いきるようにしよう。
4. カレー粉は解凍せずにそのまま使える!
カレー粉の水分が十分に飛んでいれば、冷凍しても固まりにくく、パウダー状あるいはペースト状に保たれているのではないだろうか。そうであれば、解凍を考えず、そのまま料理に使ってしまえばよい。料理に通常使う程度の量であれば、調理の熱で自然と解凍されるはずだ。もしカレー粉が固まっている場合には、なるべく細かく砕いてから料理に入れると、一部が偏って焦げ付くなどのトラブルを防ぐことができるだろう。また、使う量だけ取り出し、残りは再び保存できるのは非常に楽だ。
結論
カレー粉は手軽に保存できることがおわかり頂けただろう。なるべく空気に触れさせないことさえ覚えておけば、風味を落とさず長期間美味しく食べられる。もっとも、風味が落ち始める前に食べきれるのがベストではある。劣化する前に料理に積極的に使い、スパイスの香りや味を存分に楽しもう。