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意外と身近なものに使用されている!パーム油のカロリー

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年3月12日

アブラヤシという植物の果肉から搾油されるパーム油。おもにインドネシアやマレーシア、タイで栽培されており、インスタントラーメンの揚げ油・スナック菓子・石けん・冷凍食品など、日本でも身近なところで使われている。私たちが意識せず口にしたり、肌に使用したりすることの多いパーム油のカロリーはどれくらいなのだろう。

1. パーム油のカロリーを知ろう

植物油の中でも世界で最も多く生産されているというパーム油。サラダ油・ゴマ油・オリーブオイルなどに比べると、日本ではなじみが薄い油かもしれない。それは一般向けの食用油として、あまり販売されていないからだ。一般的に販売されているものの多くは、石けん用に使用するものである。

食用としての用途は、アイスクリーム・キャラメル・チョコレートといったお菓子をはじめ、カレー・シチューなどの調味料や、乳幼児向けの粉ミルクまでと幅広い。食用以外では化粧品・洗剤・ろうそく・塗料・バイオディーゼル燃料など、多様なジャンルで使われているのだ。

そんなパーム油のカロリーを食品成分表で調べてみると100gあたり921kcalであった。パーム油は植物性油脂類の一種であり、ゴマ油・大豆油・オリーブオイルなどと同カロリーである。ちなみにバター類は100gあたりおよそ750kcal、マーガリン類は637~778kcalだった。

2. パーム油に含まれる成分

パームの実を収穫し新鮮なうちに高温で蒸してから種を除き、加熱しながら押しつぶして搾るパーム油。含まれる主成分は、脂質。ごく少量ビタミンEやビタミンKが含まれる。脂質はグリセリンと脂肪酸が統合したもので、水に溶けない有機化合物である。体温保持や脂溶性ビタミンの吸収の促進、エネルギー産生などの働きをもつ。

ビタミンEは酸素によって酸化されるのを防ぐ抗酸化作用があり、生体膜や生殖機能、血管を正常に保つ効果などがあるといわれている。パーム油以外では、ナッツ類・うなぎ・かぼちゃ・モロヘイヤなどに多く含まれている。

ビタミンKは体内で骨の健康や血液の凝固に働きかけるといわれている。とくに骨や歯を強くしたい人、授乳中の人におすすめの成分である。パーム油のほかには、納豆・ほうれん草などに多く含まれているという。

3. パーム油をカロリーオフする方法

植物性の油と同じカロリーのパーム油。日本に輸入されるものの8割は食用だという。しかし大手通販サイトをみると、食用として販売されているものは少なく、業務用や学校行事のイベントといった用途で購入されているケースが多い。

とくに外食店やファストフード店の業務用油として使用されているようだ。また先述した食品に加えコーヒーフレッシュやビスケットにも使用されている。しかしパーム油という表記ではなく植物油脂という一般名称で表示されていることが多いため、消費者はパーム油になじみが薄いのだろう。

ダイエット中の人は、カロリーオフして食べるというより、パーム油が含まれるドーナツ、チョコレート、ホイップクリーム、アイスクリームそのものの量を控えて食べるのが、痩せる身体への近道といえるだろう。

ちなみにパーム油のほかにアブラヤシから搾油されるものとしてパーム核油がある。パーム油は果肉から得られるが、パーム核油は種子から得られるため、性質が異なるのが特徴だ。たとえばパーム油が利用されているのは、マーガリン・ココアバター・石けんなど、パーム核油は、アイスクリーム・チョコレート類である。

結論

パーム油のカロリーや特徴について紹介したが、理解を深めてもらえただろうか。年間を通して生産量が多いうえ、リーズナブルでお菓子や食品、塗料やねり歯磨き粉と、さまざまなものに使用できるのが魅力といえる。まさに、私たちの生活にとって欠かせない植物油といっても過言ではないだろう。

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