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【管理栄養士監修】あんまんのカロリーと糖質|栄養図鑑

【管理栄養士監修】あんまんのカロリーと糖質|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2020年1月22日

寒い季節に甘いものを食べたくなった際などに、あんまんを食べたくなる人もいるのではないだろうか。あんまんは、温かい甘みを手軽に食べられるのは嬉しい一方、カロリー面が気になるところだ。ただでさえ甘いあずきに中華まんの生地、高カロリーだと感じてもおかしくない。実際のカロリーや糖質はどのくらいなのか、本記事で詳しく見ていこう。

  

1. あんまんのカロリーは意識していればOK?

あんまんのカロリーは、100gあたり約280kcalだ。一般的に市販されているあんまんはの重量は、1個あたり100g前後であることから、あんまん1個あたりのカロリーはおおむね280kcalと考えてよいだろう。カロリーを意識せずに食べるのはよくないが、自覚しながら気をつけつつ食べる分には問題ない程度だろう。なお、あんまんに含まれる砂糖やあずきの量、および全体の重量により、カロリーが大きく変わる可能性がある。市販のあんまんについては、カロリーの表示を確認することをおすすめする。特にサイズの大きいものは、カロリーが400kcalを超える場合もあるようなので、十分に気をつけるようにしたい。

2. あんまんにはあずき由来の栄養が含まれる!

あんまん100gあたりの主な栄養成分を見ていこう。

たんぱく質:6.1g
脂質:5.1g
ナトリウム:11mg
カリウム:64mg
カルシウム:52mg
マグネシウム:24mg
リン:58mg
鉄:1.1mg
亜鉛:0.6mg
銅:0.14mg
マンガン:0.22mg
食物繊維:2.6g

あんまんには、あずき由来のたんぱく質が含まれるが、全卵100gあたりのたんぱく質量の半分程度だ。高い値とは言えないが、ちょっとした足しくらいと考えることもできる。ほかにも、同じくあずき由来の無機質が多少含まれている。とは言え、量としては生クリームなどを使う菓子類、たとえば果実なしのショートケーキなどと大差ない。そのため、栄養を過大評価しないよう気をつけよう。

3. あんまんの糖質には要注意!

あんまんの糖質は、特に気になる方が多いかもしれない。あんまん100gあたりの糖質量は、約48.5gだ。総量の半分弱が糖質という計算になる。ここで、1日あたりの糖質量の摂取目安量と照らし合わせてみよう。たとえば30~49歳、運動強度が中程度の成人男性の、1日あたりの糖質摂取量の目安は331〜430gだ。つまり、あんまん100gで1日あたりの摂取量の目安の11.2〜14.6%程度を占めることになる。決して低い値ではない。目安となる1日の糖質量を意識してコントロールしているなら問題ないが、糖質量の多い食事を習慣的にしている場合には、あんまんを食べると糖質過多になる可能性が高い。食生活に心当たりのある方は、十分に気をつけることをおすすめする。もし日頃から食生活に気をつけている方なら、たまに食べる分には問題ないだろう。

結論

あんまんは、菓子類の中で特別にカロリーが高い訳ではない。しかしだからといって注意せずに食べると、カロリー過多や糖質過多につながりやすい。あんまんを食べたいのなら、たとえば夕食の主食を控えめにするなどの調整をすれば、食生活への影響を抑えることができるだろう。食事とのバランスを取りつつ、あんまんをほどほどに楽しむのがよいのではないだろうか。

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  • 公開日:

    2019年3月24日

  • 更新日:

    2020年1月22日

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