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関東【メンチカツ】と関西【ミンチカツ】の違いに迫る!その真相とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年3月26日

メンチカツ、またはミンチカツ。どちらもざっくりいえば、ハンバーグの材料にパン粉をつけて揚げた料理だ。その呼び名が関東と関西で違うというだけ。もっと名前が大幅に違えば、方言だといって納得するが、一文字違いというのが逆に気になるだろう。なぜ呼び名が微妙に違うのだろうか。どうやら、どちらかが訛ったわけではないという情報がある。関東と関西、それぞれのメンチカツ/ミンチカツのストーリーをみてみよう。

1. 関東のメンチカツの起源

それではまず、関東のメンチカツがいつどこで生まれたのかをみてみよう。
日本で初めてメンチカツが食べられるようになったのは、明治時代のこと。東京は浅草の洋食屋さんがメンチカツの起源といわれている。ちなみに当時の呼び名は、「ミンスミートカツレツ」だったそうだ。ミンスは、細かく刻むという意味の単語「mince」である。このミンスが、江戸っ子の発音によって訛るか、聞き間違いやいい間違いから「メンチ」に変わったのではと伝わっている。

2. 関西のミンチカツの起源

それでは、関西はどうだろうか。東京のメンチカツがそのまま関西まで届いたわけではないといわれている。
関西で食べられるようになったのは意外にも、関東よりずっとあとのこと。なんと昭和になってからだという。兵庫県神戸市湊川の精肉店が、東京の洋食店の「メンチボール」をもとに考案したスペシャルメニューがミンチカツだったというのだ。ちなみに、メンチボールとは、ミートボールのことである。このように、東京のメンチが訛ってミンチに変わったのではなく、関東・関西でそれぞれに開発されたのに、たまたま同じもので、名前までたまたまそっくりになったという説が濃厚といわれている。また関西では、ひき肉をミンチと呼ぶことから、ミンチカツになったという説も唱えられている。

3. 美味しいメンチカツ/ミンチカツのつくり方

ところで、メンチカツもしくはミンチカツはどうやって作るのだろうか。メンチカツとミンチカツにおける材料の違いや手順の違いは存在しない。呼び名以外は同じものである。
メンチカツ/ミンチカツの基本的な作り方をみてみよう。
  • ひき肉に、みじん切りの玉ねぎを加え、塩コショウをして、ハンバーグをつくる要領でよく練る。
  • 1のタネを等分して1つずつ小判型に成形する。
  • 小麦粉、溶き卵、パン粉をつける。
  • 160~170℃の温度の油で、3~5分揚げる。
ひき肉自体も東西での違いはなく、個人差や好みになるようだ。牛肉だけで作る場合、豚肉だけで作る場合、そして牛と豚の合い挽きで作る場合が、メンチカツでもミンチカツでもどちらでもある。
また、付け合わせではなくタネ自体に、キャベツを入れるといったアレンジも同じだ。
さらに、風味を変えるのであれば、中にベーコンの細切りを混ぜ込む、衣に粉チーズを入れるといったことで変化をつけることができる。
なお、メンチカツ/ミンチカツにかけるソースは、ウスターソース単体か、ソースとトマトケチャップを合わせたものを用意するといいだろう。

結論

メンチカツとミンチカツは、関東と関西で呼び名や由来は違えど、まったく同じものを指すことが分かった。ちなみに、世の中にはメンチカツの日がある。3(み)と7(しち)をミンチと読ませる語呂合わせで、3月7日がメンチカツの日に制定されたという。カツにあやかって、受験などの縁起物にといわれている。いまはこのように庶民的な印象の料理であるが、昔はハイカラな時代があったかと思うと、なんだか襟を正して食べてみようという気になるのではないだろうか。

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